めげ猫「タマ」の日記

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食品中の放射性セシウム検査のまとめ(12月1週)―福島産サトイモから15ベクレル、福島県検査は68件全数ND―

 食品中の放射性物質の検査結果を厚生労働省は発表しています(1)。また、厚労省以外の発表もあります(2)。12月1週中の食品中の放射性セシウムの検査結果が発表になったので(3)、まとめてみました。お買い物のの参考になればいいかなと思います。先週に続き今週もしっかりセシウム汚染食品が見つかっています(4)。
  ①検査数1,306件中4件の基準値超え(全体の0.3%)
  ②平均は、1キログラム当たり2ベクレル、最大170ベクレル(群馬県産シカ)。
  ③基準超の食品が群馬県で見つかっています。
原発事故から4年9ヶ月過ぎても見つかるセシウム汚染食品
   ※1 牛肉を除く
   ※2 単位については(5)を参照
  図―1 食品中の放射性セシウム検査結果のまとめ(2015年12月1週)

  色分けは以下の通りです。
  マーケットから基準値(6)超えの食品が見つかった県
  出荷制限対象外の地域・品目から基準値超えの食品が見つかった県
  基準値超えの食品が見つかった県


1.福島産サトイモから15ベクレル、福島県検査は68件全数ND
 国立医薬品食品衛生研究所の検査で福島産サトイモから1キログラム15ベクレルのセシウムが見つかりました(3)。過去1年間の精密検査を集計すると
 福島県(農業総合センタ) 検査68件で全数が検出限界未満(ND)
 国立医薬品食品衛生研究所 検査 3件で1件で1キログラム当たり15ベクレル
です。福島県が検査した福島産スズキのセシウム濃度は宮城県が検査した宮城県亘理町産スズキや茨城県が検査した茨城産スズキより低くでてることが既に記事した通りです(4)(7)。汚染源は福島にあるので福島産が高くならくてはならなおですが!福島県の検査は他より低くでる検査です。福島産は他よりも低くでる検査で安全とされ出荷されます。

2.福島市産リンゴからセシウム!5年連続
 福島市は福島県最大のリンゴの産地で、収穫量は14、700トンで、福島市の花になっており福島市を代表する果物であるモモ(8)の11,500トンを超えています(9)。以下に福島県福島市と南会津町等の位置を示します。
避難地域を除くと福島県内でも汚染が酷い福島市と本宮市、両市よりはマシな南会津町
 ※1(10)の数値データを元に(11)に示す手法で12月1日時点に換算
 ※2 避難区域は(12)による
 図―2 福島県福島市、南会津町および本宮市

 福島県福島市は原発事故から4年9ヶ月過ぎた今も国の除染基準の毎時0.23マイクロシーベルトを超えた地域が広く広がっています。福島市のリンゴが心配です。ことしの厚生労働省の発表を集計したら
 検査5件でうち1件からセシウムが見つかっています。
 基準値以下ですが僅か5件の検査では心配です。
 福島県南会津町は福島県最大のトマト産地ですが、生産量は2,370トンと福島市産リンゴの6分の1です。図に示す様に福島市に比べれば放射能汚染が少なくっています。南会津町産トマトは福島市産リンゴに比べ汚染リスクは小さいはずです。でも検査数は福島産リンゴの4倍の20件です(1)。
 福島産は汚染リスクが高く、生産量の多い産地の検査は避けられた検査で安全とされ出荷されます。

3.本宮市のシイタケ(原木)から31ベクレル
 福島県本宮市は図―2に示す様に、ほぼ全域で国の除染基準の毎時0.23マイクロシーベルトを超えています。本宮市産のシイタケ(原木・施設)から1キログラム当たり31ベクレルのセシウムが見つかりました。以下に推移をしめします。
上昇を続ける本宮市産シイタケのセシウム濃度
※(1)集計
 図―3 本宮市産のシイタケ(原木・施設)のセシウム濃度

 図に示す様に今年(2015年)に入り、上昇傾向を示すようになりました。福島産は上昇傾向を示す物もあるので、過去のデータが低くても「安全」とは言えません。



<余談>
図表が小さいとご不満の方はこちら(ブログ図表)を参照ください。
 ・他所より低くでる検査で安全とされる福島産
 ・セシウム汚染が酷い産地を避けた検査で安全とされる福島産
 ・セシウム濃度が上昇する事もある福島産
 これでは福島の方は心配だと思います。まして福島産米を避ける人が多い相馬や南相馬市では葬式(死者数)が増えていないのに、避ける人が半数以下の郡山市・三春町では増えています(15)。福島のリンゴはまだシーズンです(16)。福島のリンゴは甘みが強く、密入りが良いと言われています(17)。福島県は「安全」だと主張しています(18)。でも福島県会津若松市のスーパーのチラシには福島産リンゴはありません。
他県産はあっても福島産リンゴが無い福島県会津若松市のスーパーのチラシ
 ※(19)を引用
 図―4 福島産リンゴが無い福島県会津若松市のスーパーのチラシ

 当然の結果です。(=^・^=)も福島県会津若松市の皆さまを見習い「フクシマ産」は食べません。


―参考にさせていただいたサイト様および引用した過去の記事―
(1)報道発表資料 |厚生労働省
(2)モニタリング検査結果【詳細】 - 福島県ホームページ
(3)食品中の放射性物質の検査結果について(第958報) |報道発表資料|厚生労働省
(4)めげ猫「タマ」の日記 食品中の放射性セシウム検査のまとめ(11月4週)―宮城・亘理のスズキは23ベクレル、福島・相馬は8件全数ND―
(5)めげ猫「タマ」の日記 ベクレルとシーベルト
(6)食品中の放射性物質への対応|厚生労働省
(7)めげ猫「タマ」の日記 食品中の放射性セシウム検査のまとめ(11月3週)―茨城のスズキは34ベクレル、福島は13件全てND―
(8)市の木・花・鳥、市民憲章について - 福島市ホームページ
(9)統計データ
(10)航空機モニタリングによる空間線量率の測定結果 | 原子力規制委員会中の「福島県及びその近隣県における航空機モニタリング(平成26年9月1日~11月7日測定) 平成27年02月13日 (CSV)」
(11)めげ猫「タマ」の日記 福島避難区域再編3年目―放射線量はこれからどうなる―
(12)区域見直し等について - 福島県ホームページ
(13)国(環境省)が示す毎時0.23マイクロシーベルトの算出根拠|東京都環境局 その他について
(14)統計表一覧 政府統計の総合窓口 GL08020103中の「6-3 野菜(果菜類) ⇒福島県」
(15)めげ猫「タマ」の日記 「福島米」避けていないと所では葬式が9%増、避けた所は増えていない。―原発事故5年目―
(16)フルーツを食す - 福島市ホームページ
(17)りんご - 福島のくだもの
(18)安全が確認された農林水産物(公開用簡易資料) - 福島県ホームページ
(19)アピタ会津若松店│「イイこと、プラス。」 アピタ・ピアゴ
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  1. 2015/12/01(火) 19:43:15|
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