めげ猫「タマ」の日記

一寸気になったどうでもいい事を記事に

福島県郡山市の死者数10.1%増、原発事故5年目の3-11月、相馬・南相馬は別

 福島県郡山市が11月中の人口動態を発表しました(1)。それを集計する3-11月の死者数は
  原発事故前年(2010年3-11月) 2,130人
  原発事故5年目(2015年3-11月)2,345人
で10.1%増えています。偶然に起こる確率を計算したら0.13%なので偶然とは思えません。
 福島県の発表(2)を3-10月まで集計すると相馬市・南相馬市の死者数の合計は
  原発事故前年(2010年3-10月) 806人
  原発事故5年目(2015年3-10月)792人
で増えていません。ひらた中央病院のHP(3)によると、福島米を避ける割合は郡山市では半数以下ですが、相馬・南相馬市では8割近くなっています。鼻血は知りませんが(4)、福島県郡山市では原発事故に葬式(死者数)は確実に増えています。
  福島は福島原発事故によって多くの放射性物質が降り注ぎました。(=^・^=)は広島原爆の30個分と試算しています(5)(6)(7)。以下に航空機モニタリングも元に作成した福島の放射線量分布を示します。
事故から4年9ヶ月、汚染が残ったままの福島
 ※1(8)の数値データを元に(9)に示す手法で12月1日時点に換算
 ※2 避難区域は(10)による
 図―1 福島の放射線量分布

 原発事故から4年9ヶ月が経過しましたが、福島では国が除染を必要とする毎時0.23マイクロシーベルト(11)を超えた地域が広く広がっています。
 福島県郡山市は福島県最大の市(2)であり、図-1に示す通り内陸にあるので津波被害はありません。郡山市の11月中の人口動態が発表になったので各年3-11月の死者数を集計してみました。
原発事故後に死者数(葬式)が増えた福島県郡山市
 ※(1)を集計
 図-2 郡山市の死者数(各年3-11月)

 図に示す通り原発事故に増加しています。3-11月の死者数は
  原発事故前年(2010年3-11月) 2,130人
  原発事故5年目(2015年3-11月)2,345人
で10.1%増えています。偶然に起こる確率を計算したら0.13%なので偶然とは思えません。一方で相馬市・南相馬市の3-10月に死者数を福島県の発表(2)を元に集計すると
  原発事故前年(2010年3-10月) 806人
  原発事故5年目(2015年3-10月)792人
で増えていません。
 ひらた中央病院のHP(3)に福島産米を避けていますかとのアンケート結果が掲載さいていました。以下に結果を示します。

 表―1 福島産米を避けていますかとのアンケート結果
 ※(3)を集計
福島産米を避けるは半数以下の郡山市

 表に示す通り、相馬市・南相馬市では8割近い方が福島産米を避けていますが、郡山市では半分以下です。
 鼻血は知りませんが(4)、福島産米を避けている相馬市・南相馬市では葬式(死者数)は増えていないのに、避けていない郡山市では増えているのは明確な事実です。
以下に偶然に起こる確率の計算結果を示します。計算方法は(=^・^=)の過去の記事(12)によります。

 表―2 偶然に起こる確率の計算結果
有意差検定表

<余談>
図表が小さいとご不満の方はこちら(ブログ図表)を参照ください。
 福島県は福島産は確り検査されており福島産を避ける行為を「風評被害」としているようです(13)。でも(=^・^=)は福島県の検査に疑義をもっています。以下に茨城県、福島県および宮城県・亘理町の10,11月スズキの検査結果を示します。
茨城や宮城・渡里町に比べて低いおかしな福島のスズキの検査結果
 ※1(14)を集計
 ※2 NDは検出限界未満(セシウムが見つからない事)を示す。
 ※3 日付は捕獲日
 図-3 スズキの検査結果

 福島県の検査が茨城県や福島県境に近い宮城県亘理町の値より低く出ています。常識で考えれば汚染源がある福島が逆に高くなくてはいけません。福島原発事故直後に福島県の検査では暫定基準値以下なのに、消費地で検査すると暫定基準値を大幅に超えるセシウムが見つかる稲わら牛問題がありました(15)。これについて福島県の検査で何故にセシウム汚染牛が見つからなかったか、明確な説明が無かった気がしますが、福島県の検査は他に比べ低く出る検査だとすれば容易に説明がつきます。
 図-1に示す様に伊達市は福島県内でも避難地域を除けば放射能汚染が酷い市だと思います。以下に伊達市霊山町を示します。
伊達市の中でも汚染が酷い伊達市霊山町
 ※1 放射線量の算出は図ー1に同じ
 ※2 霊山町の領域は(16)による
 図-4 伊達市霊山町

 図に示す通り伊達市霊山町は汚染の酷い伊達市でも特に汚染が酷い場所です。避難地地域にはなりませんでしたが、放射線量が高い特定避難勧奨地点が指定されました(17)。この伊達市霊山町でいちごの収穫が始まったそうです(18)。検査されているを福島県が運営するサイト(19)で検索したら検査結果が出て来ません。
無検査のまま収穫される伊達市霊山町のイチゴ
※(20)をキャプチャー
 図―5 無検査のまま収穫される伊達市霊山町のイチゴ

 福島県は福島産は検査されていて安全だと主張していますが(13)、検査そのものが他より低い検査で、しかも汚染の酷い場所の産物を検査していません。これでは福島産の「安全」は担保されません。福島の方は不安だと思います。
 福島県小野町ではキャペツが大きく育ったそうです(21)。福島も冬キャベツのシーズンです。福島県は福島産キャペツは安全だと主張しています(22)。でも福島県小野町のスーパーのチラシにはキャベツを含め福島産がありません。
他県産はあっても福島産が無い福島県小野町のスーパーのチラシ
 ※(23)を引用
 図―5 福島産が無い福島県小野町のスーパーのチラシ

 当然の結果です。(=^・^=)も福島県小野町の皆様も見習い「フクシマ産」は食べません。

―参考にしたサイト様および引用した過去の記事―
(1)郡山市の現住人口/郡山市
(2)福島県の推計人口(平成27年11月1日現在)を掲載しました。 - 福島県ホームページ
(3)研究報告|ひらた中央病院 | 医療法人 誠励会 | 福島県 医療 介護 リハビリ
(4)神戸新聞NEXT|医療ニュース|福島の鼻血「内部被ばくか」 神戸の医師、学会で発表
(5)めげ猫「タマ」の日記 福島は広島原爆30個分以上?
(6)めげ猫「タマ」の日記 福島第一原発から広島原爆の30倍のウランもえかすが!
(7)めげ猫「タマ」の日記 1gのセシュウム137の放射能
(8)航空機モニタリングによる空間線量率の測定結果 | 原子力規制委員会中の「福島県及びその近隣県における航空機モニタリング(平成26年9月1日~11月7日測定) 平成27年02月13日 (CSV)」
(9)めげ猫「タマ」の日記 福島避難区域再編3年目―放射線量はこれからどうなる―
(10)区域見直し等について - 福島県ホームページ
(11)国(環境省)が示す毎時0.23マイクロシーベルトの算出根拠|東京都環境局 その他について
(12)めげ猫「タマ」の日記 偶然に起こる確率の計算方法について
(13)「おいしい ふくしま いただきます!」キャンペーン - 福島県ホームページ
(14)報道発表資料 |厚生労働省
(15)農林水産省/東日本大震災について~牛肉・稲わらからのセシウム検出に対する新たな対策について~
(16)伊達市の歴史 - 福島県伊達市ホームページ
(17)みんゆうNet 政府の「特定避難勧奨地点」指定状況
(18)聖夜彩る甘~い香り 霊山でイチゴ収穫本格化 | 県内ニュース | 福島民報
(19)農林水産物モニタリング情報 - ふくしま新発売。を「イチゴ、イチゴ(施設)および伊達市」にチェックをいれ12月10日に検索
(20)スイッチ20151210 TUFchannel
(21)ふくしまフォト便り | ふくしま 新発売。
(22)安全が確認された農林水産物(公開用簡易資料) - 福島県ホームページ
(23)ヨークベニマル/お店ガイド
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  1. 2015/12/10(木) 19:50:26|
  2. -
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