めげ猫「タマ」の日記

一寸気になったどうでもいい事を記事に

福島市の死者数7.2%増(対2010年3-11月)、会津は別 

 福島県福島市の11月中の人口動態が発表になりました(1)。3-11月の死者数を集計したら
 原発事故前年(2010年) 2,066名
 原発事故5年目(2015年)2,215名
で7.2%増えています。このような事が偶然に起こる確率を計算したら2.3%なので、偶然とは思えません。
 同じ福島県内でも会津地方の3-10月の死者数を集計したら
 原発事故前年(2010年) 2,623名
 原発事故5年目(2015年)2,672名
ほとんど変わりません。
 福島県福島市では鼻血は知りませんが(2)、葬式(死者数)は確実に増えています。
福島県福島市は福島県内陸の北部にある市です。
原発事故から4年9ヶ月経っても除染が必要な福島県福島市
 ※1(3)の数値データを元に(4)に示す手法で12月1日時点に換算
 ※2 避難区域は(5)による
 ※3 会津地方は(6)にいる。
 図―1 福島県福島市と会津地方

 図に示す通り原発事故から4年9ヶ月以上過ぎた今も国が除染が必要とする毎時0.23マイクロシーベルト(7)を広い地域で超えています。
 果物作りが盛んな市で、もも、りんご、なし、さくらんぼ、ぶどう等で福島県随一の生産量を誇ります(8)。でも検査が十分に実施されているかと言えば(=^・^=)は疑問に思っています。今がシーズンの洋ナシ(9)の検査はたった2件ですが(10)(11)、それでも福島県は「検査されていて安全」だと主張しています(12)。しかも福島県の検査そのもに(=^・^=)は疑義をもっています。以下に宮城県・亘理町、茨城県および福島県の10,11月のスズキの検査結果を示します。
茨城や宮城・渡里町に比べて低いおかしな福島のスズキの検査結果
 ※1(10)を集計
 ※2 NDは検出限界未満(セシウムが見つからない事)を示す。
 ※3 日付は捕獲日
 図-2 スズキの検査結果

 福島県の検査が茨城県や福島県境に近い宮城県亘理町の値より低く出ています。常識で考えれば汚染源がある福島が逆に高くなくてはいけません。福島原発事故直後に福島県の検査では暫定基準値以下なのに、消費地で検査すると暫定基準値を大幅に超えるセシウムが見つかる稲わら牛問題がありました(13)。これについて福島県の検査で何故にセシウム汚染牛が見つからなかったか、明確な説明が無かった気がしますが、福島県の検査は他に比べ低く出る検査だとすれば容易に説明がつきます。
 これでは何か異常が起きないか気になります。11月中の福島市の人口動態が発表になったので、各年3-11月の死者数を纏めてみました。
原発事故後に増えた福島市の死者(葬式)数
 ※(1)を集計
 図―3 福島市の死者数

 福島原発事故以降に死者数が増えています。3-11月の死者数を集計したら
 原発事故前年(2010年) 2,066名
 原発事故5年目(2015年)2,215名
で7.2%増えています。このような事が偶然に起こる確率を計算したら2.3%なので、偶然とは思えません。
 同じ福島県内でも福島市にくらべれば放射能汚染が少ない会津地方の3-9月の死者数を福島県の発表(14)を元に集計したら
 原発事故前年(2010年) 2,623名
 原発事故5年目(2015年)2,672名
ほとんど変わりません。
 福島県福島市では鼻血は知りませんが(2)、葬式(死者数)は確実に増えています。以下に偶然に起こる確率の計算結果を示します。

 表ー1 偶然に起こる確率の計算結果
 ※計算方法は(=^・^=)の過去の記事(15)による。
有意差検定表

<余談>
図表が小さいとご不満の方はこちら(ブログ図表)を参照ください。
このようなデータが出てくると、福島の方は不安だと思います。12月に入り福島も冬野菜のシーズンだと思います。福島を代表する冬野菜にネギがあるそうです(16)。福島県は福島産ネギは「安全」だと主張しています(17)。でも、福島県相馬市のスーパーのチラシには福島産ネギはありません。
他県産はあっても福島産ネギが無い福島県相馬市のスーパーのチラシ
 ※(18)を引用
 図―4 福島産ネギが無い福島県相馬市のスーパーのチラシ

 当然の結果です。(=^・^=)も福島県相馬市の皆様も見習い「フクシマ産」は食べません。

―参考にしたサイト様および引用した過去の記事―
(1)推計人口 - 福島市ホームページ
(2)神戸新聞NEXT|医療ニュース|福島の鼻血「内部被ばくか ...2014/07/14
(3)航空機モニタリングによる空間線量率の測定結果 | 原子力規制委員会中の「福島県及びその近隣県における航空機モニタリング(平成26年9月1日~11月7日測定) 平成27年02月13日 (CSV)」
(4)めげ猫「タマ」の日記 福島避難区域再編3年目―放射線量はこれからどうなる―
(5)区域見直し等について - 福島県ホームページ
(6)福島県 - Wikipedia
(7)国(環境省)が示す毎時0.23マイクロシーベルトの算出根拠|東京都環境局 その他について
(8)くだものづくりがさかんな福島盆地
(9)「フルーティアふくしま」旅満喫 洋ナシのスイーツ堪能:福島民友ニュース:福島民友新聞社 みんゆうNet
(10)報道発表資料 |厚生労働省
(11)農林水産物モニタリング情報 - ふくしま新発売。
(12)「おいしい ふくしま いただきます!」キャンペーン - 福島県ホームページ
(13)農林水産省/東日本大震災について~牛肉・稲わらからのセシウム検出に対する新たな対策について~
(14)福島県の推計人口(平成27年10月1日現在)を掲載しました。 - 福島県ホームページ
(15)めげ猫「タマ」の日記 偶然に起こる確率の計算方法について
(16)栄養と美味しさ満点!ふくしまの冬野菜たち! | ふくしま 新発売。
(17)安全が確認された農林水産物(公開用簡易資料) - 福島県ホームページ
(18)Webチラシ情報 | フレスコキクチ
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  1. 2015/12/11(金) 19:40:36|
  2. -
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