めげ猫「タマ」の日記

一寸気になったどうでもいい事を記事に

2015年セシウム汚染食品ランキング―1位は福島産イノシシ30,000ベクレル、2014年の6倍―

食品中の放射性物質の検査結果を厚生労働省は発表しています(1)。(=^・^=)なりに2015年のランキングをまとめてみました。数字は1キログラム当たりの値です。単位の説明は(=^・^=)の過去の記事を見てください(2)。

1.総合部門
  1位 福島県南相馬市産 30,000ベクレル
  2位 福島県富岡町産  15,000ベクレル
  3位 福島県葛尾村産  10,000ベクレル
  4位 福島県富岡町産   3,800ベクレル
  5位 福島県田村市産   3,400ベクレル
  6位 福島県葛尾村産   3,400ベクレル
  7位 福島県須賀川市産  1,700ベクレル
  8位 福島県国見町産   1,700ベクレル
  9位 福島県二本松市産  1,600ベクレル
 10位 福島県本宮市産   1,500ベクレル

 福島産イノシシが独占です。2014年のトップは福島県イノシシの5,000ベクレル(3)でしたが2015年は30,000ベクレルなので、6倍にパワーアップです。ちなみにセシウム137の半減期(半分になるまでの時間)約30年です(4)。トップの相馬市産イノシシのセシウム137の濃度が1キログラム当たり23,500ベクレルです。基準値の1キログラム当たり100ベクレル(5)を下回るのは236年後(23,500×0.5(236÷30)=100)です。すべての福島産を安心して食べらるのは236年後です。

2.一般食品部門
 野生鳥獣がスーパーや直売所で売られていることはまずないので、野生鳥獣を除くランキングを集計してみました。
  1位 長野県佐久市産   チャナメツムタケ 910ベクレル
  2位 茨城県内で流通   サクラシメジ   720ベクレル
  3位 宮城県大崎市産   ワラビ      690ベクレル
  4位 長野県軽井沢町産  コシアブラ    680ベクレル
  5位 長野県佐久市産   チャナメツムタケ 670ベクレル
  6位 長野県軽井沢町産  ゼンマイ     590ベクレル
  7位 山梨県鳴沢村産   ショウゲンジ   590ベクレル
  8位 群馬県内で流通   クリタケ     570ベクレル
  9位 山梨県富士吉田市産 ショウゲンジ   560ベクレル
 10位 長野県軽井沢町産  チャナメツムタケ 560ベクレル

 福島産がありません。ちなみに1キログラム当たりの値で福島産の最高値はワラビ54ベクレル、ゼンマイ200ベクレルです。宮城のワラビ(3位)や長野のゼンマイ(6位)に比べ大幅に低くなっています。厚生労働省の発表(1)を見ると福島県以外の検査は複数の検査機関が実施しているのですが、野生鳥獣を除く福島産の検査は福島県農業総合センターの独占です。ここが検査を間違えたら(意図をもっても含む)福島産は他より低い検査で「安全」とされ出荷されている事になります。

3.流通品部門
 お店で売られていた食材のランキングです。買って食べた人もいると思います。
  1位 茨城県内で流通 サクラシメジ  720ベクレル
  2位 群馬県内で流通 クリタケ    570ベクレル
  3位 栃木県産    チチタケ    450ベクレル
 4位 群馬県産    サクラシメジ  420ベクレル
 5位 群馬県産    フウセンタケ  240ベクレル
 6位 千葉県産    きのこ粉末   190ベクレル
 7位 群馬県産    シシタケ    180ベクレル
 8位 岩手県産    コウタケ    170ベクレル
 9位 栃木県産    クロカワ    130ベクレル
 10位 岩手県産    干しシイタケ  120ベクレル
トップ10全てで基準値超えです。ちなみに2014年の基準超えは8位 茨城県内で流通 チチタケ 110ベクレルまででした。2015年は13位の福島産マイタケパウダーの1キログラム当たり102ベクレルまでが基準値超えです。2014年よりパワーアップしています。ちなみにトップの茨城県内で流通のサクラシメジのセシウム137の濃度が1キログラム当たり580ベクレルです。基準値を下回るのは76年後(580×0.5(76÷30)=100)です。たとえ検査されていて安全と市場に出荷されていても(6)、あと76年、すなわち孫の代までは注意が必要です。

4.牛肉部門
 牛肉は基準値超えはないので、あまり記事することはありせん。
  1位 福島県矢吹町産 45ベクレル
  2位 宮城県登米市産 38ベクレル
  3位 宮城県登米市産 33ベクレル
  4位 宮城県登米市産 32ベクレル
  5位 宮城県大崎市産 32ベクレル
  6位 岩手県一関市産 32ベクレル
  7位 宮城県登米市産 32ベクレル
  8位 宮城県栗原市産 31ベクレル
  9位 岩手県盛岡市産 31ベクレル
 10位 宮城県登米市産 31ベクレル
2015年も2014年に続きトップは福島産でした。ご参考までに!

<余談>
福島県は福島産は検査されているので「安全」であり、避ける行為は「風評被害」と非難しています(7)2015年にトップを取った福島県南相馬市の皆様のご判断が気になります。福島を代表する冬野菜にニラやネギがあるそうです(8)。福島県は福島産ニラもネギも安全だと主張しています(9)。でも福島県南相馬市のスーパーチラシには福島産ニラもネギもありません。
他県産はあっても福島産ニラ・ネギが無い福島県南相馬市のスーパーのチラシ
 ※(10)を引用
 図―1 福島産ニラとネギが無い福島県南相馬市のスーパーのチラシ

 当然の結果です。(=^・^=)も福島県南相馬市の皆さまを見習い「フクシマ産」は食べません。


―参考にさせていただいたサイト様および引用した過去の記事―
(1)報道発表資料 |厚生労働省
(2)めげ猫「タマ」の日記 ベクレルとシーベルト
(3)めげ猫「タマ」の日記 2014年セシウム汚染食品ランキング―1位は福島産イノシシ5000ベクレル―
(4)セシウム137 - Wikipedia
(5)食品中の放射性物質への対応|厚生労働省
(6)主要農畜産物の検査結果について【産地振興課・畜産課】/茨城県
(7)「おいしい ふくしま いただきます!」キャンペーン - 福島県ホームページ
(8)栄養と美味しさ満点!ふくしまの冬野菜たち! | ふくしま 新発売。
(9)安全が確認された農林水産物(公開用簡易資料) - 福島県ホームページ
(10)Webチラシ情報 | フレスコキクチ中の「鹿島店」
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  1. 2016/01/06(水) 19:41:26|
  2. -
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:3
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コメント

キノコのパウダーはレトルト食品など全般に使われています。
  1. 2016/01/07(木) 07:07:56 |
  2. URL |
  3. 武尊43 #-
  4. [ 編集 ]

まとめありがとうごさいます。食事の参考になります。前者のコメントのとうり警戒しています。例えばコーンスープのもとなどに粉末キノコ入っていたらアウトです。北海道産100%のコーンフレークに個人測定で不検出の牛乳使用しコーンスープにして飲んでいます。既製品を食べる勇気が出ません。知っていて危険回避できるのでありがたいです。
  1. 2016/01/07(木) 08:46:16 |
  2. URL |
  3. ぶぶ #-
  4. [ 編集 ]

ありがたいまとめです。

福島に福島産が流通しないのに、全国にばら撒くとか...
笑えないギャグですね...
そういうことをするのなら、福島で農作物や漁業するのはやめて欲しい。
地産地消()していればいいのに。
  1. 2016/01/07(木) 10:20:22 |
  2. URL |
  3. こう #iL.3UmOo
  4. [ 編集 ]

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