めげ猫「タマ」の日記

一寸気になったどうでもいい事を記事に

福島・大雪、柏崎刈羽は雪が降らず―原発止まれば「豪雪」止まる―

 1月18日は福島を始め各地で大雪が降ったとのニュースが流れました(1)(2)。でも雪があまり降らない場所もあります。柏崎市や刈羽村です。何故か柏崎刈羽原発が停止して以来、雪が降っていません。(=^・^=)は原発止がまれば「豪雪」は止まります。
福島の大雪を報じる福島県の地方紙・福島民報
 ※(3)の1月19日に閲覧
 図―1 大雪を報じる福島県の地方紙・福島民報

 でも柏崎市や刈羽村では雪が降った様子がありません。
ほとんど雪が無い柏崎刈羽原発周辺
 ※(4)を1月18日にキャプチャー後に編集・加筆
 図―2 雪がほとんどない柏崎刈羽原発付近

以下に年度(4月から翌年3月)の柏崎刈羽原子力発電所の発電量を示します。
2012年以降は発電していない柏崎刈羽原発
※(6)を集計
 図ー3 各年度毎別の柏崎刈羽原子力発電所の発電量

 図に示す通り2011年度(2012年3月(7))を最後に発電していません。
 
 以下にアメダス観測点の柏崎と福島の年度毎の最大深雪を示します。
2012年度以降は雪が降らなくなった柏崎、増えた福島
 ※1(8)(9)を集計
 ※2 2015年度は1月19日まで集計
 図-4 アメダス観測点、柏崎と福島の年度別最大深雪

 2011年度までは福島に比べ柏崎で圧倒的に雪が降っていました。2012年度以降は柏崎が減り、福島で増えました。このような事が偶然に起こる確率を2015年度が終わっていないので、2014年度までのデータを使いt検定と呼ばれる方法(10)で計算すると柏崎で1.4%、福島で0.4%でおよそ偶然とはおもえません。
 柏崎刈羽原子力発電所が停止した2012年度以降に柏崎では豪雪が止まり、福島市の雪が増えたのは明確な事実です。以下に偶然に起こる確率の計算結果を示します。

 表―1 t検定表
 ※1 両側、等分散で計算
 ※2 危険率とは「偶然に起こる確率」のことである(11)。
 (a)柏崎
t検定表(柏崎)

(b)福島
t検定表(福島)
<余談>
図表が小さいとご不満の方はこちら(ブログ図表)を参照ください。
どうしてこんな事が起こるか(=^・^=)なりに考えてみました。原子力発電所が出したエネルギーの大部分は熱として海に捨てられます。柏崎刈羽原子力発電所の場合は、フル出力で
  ①発生するエネルギー  2431.7万kW(7機合計)
  ②電気出力        821.2万kW(7機合計)
  ③捨てられるエネルギー 1610.5万kW(②-①)
です(12)。1年に直すと
捨てられるエネルギーの総量は1411億kWh(③×24時間×365日)
です。一方
  関西電力の1年間電力販売量は1344億kWh(13)
です。殆ど変りません。これだけのエネルギーが捨てられたらなにが起きても不思議はないと思います。
 冬になると、ユーラシア大陸から冷たい北風が吹いています。風に比べ海は温かいので、海の水は蒸発し、氷の「粒」となり空中に浮かびます。これが山に当たると、雪になるそうです(14)。
brg140217d.gif
※(14)より引用
図ー5 雪の降るメカニズム

 原発が動いていれば沿岸部に大量の「熱」が捨てられます。沿岸部で大量の湯気がでて、氷の「粒」は重くなり、空に浮かぶ事が出来ず地上に落下します。これが冬なら豪雪です。
brg140217e.gif    brg140217f.gif
 (a)原発稼働時                     (b)原発停止時
 ※ (=^・^=)の想像 
 図ー5 原発の稼働時の雪の降り方

今世紀に入ってから2004年(15)と11年(16)に柏崎刈羽原発がある新潟県中越地方や隣接する福島県西部地位で200年に一度とも言われる豪雨(17)が起こりました。この時、柏崎刈羽原子力発電所は稼働していました(19)。でも、柏崎刈羽原子力発電所が停止した2012年以降はあのような大規模な豪雨は柏崎刈羽原発が立地する新潟県中越地方では起こっていません。
レーダー・ナウキャスト(降水)7月29日   衛星画像7月29日
 (a)レーダキャスト画像(降水)       (b)衛星画像
 ※(18)より転載
 図―6 2011年の豪雨時のレーダキャスト画像と衛星画像

 東京電力は柏崎刈羽原子力発電所は「安全」だと主張しています。東京電力が新潟限定で流しているCM(19)には万が一に事故っても福島ようにはならと主張しています。でも雪の中での訓練の様子がありません。柏崎刈羽原子力発電所が再開したらまた大雪になりそうな気がします。これではどこまで実効性があるか疑問です。同じように福島第一原発では色々とトラブルが起こっていますが、東京電力は環境には影響がないと主張しています(20)。これでは福島の方は不安だと思います。
 福島県喜多方市は福島県第二位のお米の産地です(21)。福島県は福島産米のテレビCMを流しています(22)。喜多方市あたりのお米は良食味で高品質だそうです(23)。でも福島県喜多方市のスーパーのチラシには福島産米はありません。
他県産はあっても福島産米が無い福島県喜多方市のスーパーのチラシ
 ※(24)を引用
 図―7 福島産米が無い福島県喜多方市のスーパーのチラシ

 当然の結果です。(=^・^=)も福島県喜多方市の皆様も見習い「フクシマ産」は食べません。

―参考にしたサイト様および引用した過去の記事―
(1)福島県、中通り中心に「大雪」 交通網混乱、8人けが:福島民友ニュース:福島民友新聞社 みんゆうNet
(2)東日本大雪、100人けが | 国内外ニュース | 福島民報
(3)福島民報
(4)ちょーこくライブカメラ道路情報|長岡国道事務所
(5)発電所データ集|柏崎刈羽原子力発電所|東京電力
(6)(5)中の各年度の「発電電力量と設備利用率」
(7)(5)中の「定期検査実績」
(8)気象庁|過去の気象データ検索
(9)気象庁 | アメダス
(10)t検定 - Wikipedia
(11)仮説検定 - Wikipedia
(12)発電所の概要|原子力|東京電力
(13)平成27年3月期決算短信 [関西電力]
(14)雪を降らせる気圧配置(その1)・・・冬型の気圧配置とは?
(15)平成16年7月新潟・福島豪雨 - Wikipedia
(16)平成23年7月新潟・福島豪雨 - Wikipedia
(17)みちプラザ(001 岡野行秀)
(18)めげ猫「タマ」の日記 今日(7月29日)の洪水は柏崎刈羽原子力から始まっていいる。
(19)TVCM・新聞・雑誌広告
(20)めげ猫「タマ」の日記 トラブルいっぱい福島原発(1月3週)―汚染水タンク工事で下請けさんが骨折―
(21)めげ猫「タマ」の日記 福島県郡山市の死者数10.4%増、原発事故5年目の3-12月、いわき市は別
(22)TVCM ふくしまプライド。 「天のつぶ」 篇 | ふくしま 新発売。
(23)ヨークベニマル/お店ガイド
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  1. 2016/01/19(火) 19:48:23|
  2. -
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:1
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コメント

ダメじゃん。原発。
放射能がダメなだけだと思ったら、海を温めすぎて、天候にも悪い影響ですか!?!
昔の鉛をつかったお白粉みたい。
害が大きいと分かったんだから、もう止めようよ。経産省さん、安倍さん。
  1. 2016/01/19(火) 21:42:48 |
  2. URL |
  3. きなこ #-
  4. [ 編集 ]

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