めげ猫「タマ」の日記

一寸気になったどうでもいい事を記事に

遺伝子組み換えと福島産大豆、どっちが危険?

 遺伝子組み換え農作物も福島産も安全性については議論があると思います(1)(2)。遺伝子組み換え食品には「遺伝子組換えでない」との表示が認められ(3)、普通に使用されています。一方で「福島産でない」等の表記を使用もなら「風評被害」と批判されます(4)。どう考えても福島産方がリスクが高く「遺伝子組換えでない」との表示を認め「福島産でない」との表示を認めないのはダブルスタンダード(二重規範(5))です。
 もうすぐ節分です(6)。豆まきを楽しみしている方も多いと思います。気になるのが豆菓子(大豆)に含まれるセシウムです。昨年の節分の頃の検査では山形県の菓子メーカーの豆菓子からセシウムが見つかっています。新潟県の検査で見つかっているので(7)、新潟県で販売されてたと思います。ほぼメーカーが想定できるので、それ以降は(=^・^=)は当該メーカーの製品は買わなくなりました。厚生労働省の発表(8)をみると山形県産大豆からは54件全ての検査でセシウムが見つかっていないので、隣県で生産された大豆が使われていると思います。もし、当該メーカーのパッケージに「福島産でない」との表記があれば、買ったはずです。
 同じ大豆製品でも輸入大豆を使用した製品には「遺伝子組換えでない」との表示が認められ(3)を良くみかけます。作物などの品種改良は従来から行われていますが、実態は遺伝子操作です。
偶然に良い遺伝子同士が組み合わさるのを待つ従来の品種改良
※(1)を抜粋
 図-1 従前から行われている品種改良

 図-1に示すように良い性質をもつ品種を交配させさらに良い性質がもつ品種が偶然にできるまで繰り返す作業です(1)。何度も交配し、良い性質を持つ遺伝子が偶然に組み合わさるのを待つ作業です。場合によっては放射線を照射することもあります(11)。
 以下に遺伝子操作での品種改良の方法を示します。
人工的に良い遺伝子同士を組み合わせる遺伝子組み換え
 ※(1)を抜粋
 図-2 遺伝子組み換えで行われている品種改良

 性質良い遺伝子を人工的に取り出し、別の良い性質をもつ品種にに人工的に入れ込みさらに良い品種を作ります。品種改良の根本は「遺伝子操作」であり、従前と遺伝子組み換えの違いは
  従前の品種改良:偶然によい性質を持つ遺伝子が組合さるまで交配を繰り返す。
  遺伝子組み換えの品種改良:人工的に良い性質を持つ遺伝子が組合わせる。
です。従前と遺伝子組み換えによる品種改良の差は「偶然」か「人工的」かを除けば本質的な違いはありません。それでも「遺伝子組換えでない」との表示が認められ(3)、使われています。遺伝子組み換え大豆を作る生産者にしてみれば、とんでんもない風評被害だと思います(12)。ただ新しい技術であり、漠然とした不安があります(9)。また新しい技術なので何が起こるか分からないとの意見もあると思います。事故らないはずの原発が大事故を起こしたのは事実です。個人の判断に任せる為に「遺伝子組換えでない」との表示を認めるのは妥当な事だと思います。
 原発事故から5年を経ても福島産大豆からはセシウムが見つかっています。
基準値に近いセシウムが見つかる福島産大豆
 ※(13)を集計
 図-3 福島産大豆のセシウム濃度

 以下に福島県産野菜を避ける割合と2015年3-11月の原発事故前年の2011年3-11月に対する死者数の増減を示します。
福島産野菜を避けない地域で増えていて、避ける地域では増えていない死者数
 ※(14)を転載
 図ー4 福島産野菜を避ける割合と死者数の増加率

 福島産を避ける割合が少ない地域では葬式が増えています。福島産について言えば危険性を示唆するデータがあると思います。一方で、遺伝子組み換え大豆については漠然とした不安はあるにしても危険性を示唆するようなデータを(=^・^=)は知りません。それでも「遺伝子組換えでない」との表示を認められているのに、「福島産でない」との表示は許容されません。あからさまなダブルスタンダードです。

<余談>
図表が小さいとご不満の方はこちら(ブログ図表)を参照ください。
福島はリスクがあっても「安全」とされ「風評被害」が叫ばれています。福島産は危険とされ一時的にですが輸入が止められたアメリカ産BSE牛より7倍危険です(15)。普天間は危険とされていますが、福島は普天間に比べればはるかに危険です(16)。福島は危険なので、修学旅行は福島以外にとのニュース(17)はたまに見ますが、沖縄は基地があって危険なので沖縄の修学旅行が減ったなんてニュース(18)を(=^・^=)は知りません。学校関係者(含む保護者)から見ても福島は普天間に比べ危険です。
 福島には他では危険とされているもに比べ「危険」な物がたくさんあるのに、「安全」されるダブルスタンダードがはびこるかといえば、(=^・^=)は東京電力救済のためだと思います。以下に東京電力が「出荷制限指示等による損害及び風評被害」として支払った賠償額を示します。
順調に増える福島第一風評被害賠償額
 ※(19)(過去分を含む)を集計
 図―5 「出荷制限指示等による損害及び風評被害」による東京電力の賠償支払い額

 図に示す通り順調に増え続けています。東京電力を救済するためにはこの額を減らす必要があります。そのためには他では危険されるものより危険でも、これを「安全」とし「風評被害」と叫ばなくてはなりません。東京電力救済の為に福島の方は危険にさらされていると思います。これでは福島の方は不安だと思います。
 福島県いわき市にはブランド米「Iwaki Laiki」があるそうです(20)。福島県は福島産米は全数検査されており「安全」だと主張しています(21)。テレビCMも流しています(22)。でも福島県いわき市のスーパーのチラシには福島産米がありません。
他県産はあっても福島産米が無い福島県いわき市のスーパーのチラシ
 ※(23)を引用
 図―6 福島産米が無い福島県いわき市のスーパーのチラシ

 当然の結果です。(=^・^=)も福島県いわき市の皆様も見習い「フクシマ産」は食べません。

―参考にしたサイト様および引用した過去の記事―
(1)遺伝子組換え食品 |厚生労働省
(2)福島県産の食品の安全性について -首相官邸ホームページ-
(3)農林水産省/遺伝子組換え食品の表示
(4)香港吉野家「福島産問題」本社に直接聞きました:日経ビジネスオンライン
(5)二重規範 - Wikipedia
(6)節分 - Wikipedia
(7)食品中の放射性物質の検査結果について(第915報) |報道発表資料|厚生労働省⇒「1 自治体の検査結果」⇒「 検査結果(PDF:859KB) (http://www.mhlw.go.jp/file/04-Houdouhappyou-11135000-Shokuhinanzenbu-Kanshianzenka/0000047121_1_1_1_1_1_1_1_1_1_1_1_1_1_1_35.pdf)中のNo1932」
(8)報道発表資料 |厚生労働省
(9)遺伝子組み換えの何が問題? | Alter Trade Japan
(10)品種改良 - Wikipedia
(11)放射線育種の利用例 (08-03-01-09) - ATOMICA -
(12)遺伝子組み換え作物は身体に悪いのか 大豆高騰とTPPで考える
(13)報道発表資料 |厚生労働省
(14)めげ猫「タマ」の日記 福島値下がり、全国値上がり、12月のネギ価格、当然の結果です
(15)めげ猫「タマ」の日記 福島産はアメリカBSE牛より7倍危険
(16)めげ猫「タマ」の日記 普天間と福島、どっちが危険
(17)福島)教育旅行の客足、依然厳しく 県がバス代補助制度:朝日新聞デジタル
(18)沖縄修学旅行2555校45万人 2年連続増 - 琉球新報 - 沖縄の新聞、地域のニュース
(19)賠償金のお支払い状況|東京電力
(20)水田畑作課 - 福島県ホームページ
(21)TVCM ふくしまプライド。 「天のつぶ」 篇 | ふくしま 新発売。
(22)平尼子店 | マルト - 店舗情報
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  1. 2016/01/29(金) 19:40:54|
  2. -
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