めげ猫「タマ」の日記

一寸気になったどうでもいい事を記事に

北海道新幹線開業まであと10日、JR北海道は安全投資を出来る体質に変われ!

 北海道新幹線が10日後の3月26日に開業します(1)。運営するJR北海道は不祥事続きです(2)(3)。JR北海道は大変な赤字を流しています(4)。これでは必要な安全投資ができません。このままでは新幹線も在来線と同様に安全管理が行き届かず、新幹線初の人身事故なんてことになりかねません。
 北海道新幹線は新青森―札幌間の360.3kmを結ぶ新幹線です。3月26日にこのうち新青森―新函館北斗間の101.6kmが開通します。これで北海道から九州まで新幹線で繋がりますが、北海道から九州まで新幹線で行く人はごく一部のマニア以外はいないでしょう。精々、福島などの東北各地と函館近辺を行くに少し時間が短くなるだけです(6)。函館と東北各地の航空路線は皆無に近いので(7)、いまでも東北新幹線⇒海峡線利用が便利です。北海道新幹線が開通しても利用者の伸びは見込めず大赤字になりそうです。JR北海道の試算によると、北海道新幹線の収支は年間で
  収入 111億円
  支出 160億円
  赤字 △48億円
との予測が出ています(8)。北海道新幹線の収入では北海道新幹線は維持できませ。
 北海道新幹線を運営するJR北海道も大赤字です。2014年度の収支は
  収入   827億円
  支出 1、200億円
  赤字  △372億円
です(9)。JR北海道本体も大赤字です。これでは安全投資に回すお金がありません。JR北海道は不祥事続きです(2)(3)。最近ではガス欠で列車が止まる不祥事や(9)、北海道新幹線の試験運転中にいきなり停電(10)なんて事を起こしています。
 (=^・^=)はJR北海道の皆様も他の運輸業者の皆様と同様に「安全第一」だと信じています。それでもこの不祥事です。(=^・^=)はJR北海道にはお金が無いので「安全投資」ができなのが最大の原因と考えています。
 東海道新幹線では、1964年の開業以来48年間「乗車中の旅客の死亡事故ゼロ」を続けてきているそうです(11)(ただし犯罪等は除く)。安全を担保するのは莫大な安全投資だと思います。東海道新幹線を運営するJR東海では毎年1000億円以上の安全投資を実施しています(12)。これが新幹線の「安全神話」が崩壊しない一つの要因だと思います。
 お金が無いJR北海道が必要な安全投資が出来るか(=^・^=)は不安です。このままでは新幹線初の人身事故なんてことがあるかも知れません。不祥事を新幹線で起こさないようにするためには、JR北海道は「安全投資」が出来るような経営体質に改善する必要があります。
 JR北海道は鉄道14路線2,457.7 kmを保有しています(2)。JR九州は鉄道21路線2、273kmですので(13)JR九州より多くの路線です。北海道の人口は約540万人(14)で、九州の人口約1,300万人(15)の半分以下です。人口が少ない北海道が九州より多くの鉄道路線を有していては赤字になるのは当然です。以下にJR北海道の輸送密度(1日当たりの平均の乗客数)と貨物取扱駅を示します。
JR北海道内の輸送密度と貨物駅
  ※1(4)(16)にて作成
  ※2 kは千人を示し1kは1日当たり1000人
  ※3 貨物取扱駅ではトラックで中継するORSは除く
 図-1 JR北海道の輸送密度と貨物駅

 多くの路線で1日当たり4000人以下です。貨物取扱駅も北見駅や富良野駅を除けば北海道の中では人口の多い所に集中しています。
 北海道の鉄道の役割は
  ①地域間の人員の輸送
  ②本州方面との貨物輸送(北海道と本州の間に道路は無い)
だと思います。だとすればどちらの役割をはたさい鉄道は廃止すべきです。鉄道以外にも多様な交通手段(自動車、飛行機、船舶)があります。
 北海道稚内市は人口約3万6000人の市ですが(17)、同市にある稚内空港は年間約18万人の利用者がいます(18)。一方、同市と旭川を結ぶ宗谷本線の1日当たりの平均の利用者(輸送密度)は405人で(4)、年間に直すと約15万人で稚内空港より少なくなっています。稚内では鉄道より航空が選ばれており、図―1に示すように貨物駅も無く貨物輸送もありません。このような鉄道を社会的存続させる意義はないと思います。
 以下にJR北海道における輸送密度と経費のうち収入で補える割合を示します。
輸送密度に比例する収入で賄える割合
 ※(19)を集計
 図-2 輸送密度と経費のうち収入で補える割合(JR北海道)

 ほぼ輸送密度に比例しています。輸送密度405人の宗谷本線、名寄―稚内の場合は費用として26億4900万円かかっていますが、収入は20%弱の4億8700万円です(19)。このままいけば輸送密度を2000人未満の路線は鉄道としては採算がとれず他の交通手段が有利です。輸送密度を2000人未満で、貨物輸送に必要の無い路線は廃止して浮いた費用を北海道新幹線などの安全投資に回すべきです。
 以下に(=^・^=)が廃止を勧告する路線を示します。
(=^・^=)の廃止勧告路線
 図-3 (=^・^=)が廃止を勧告する北海道の鉄道路線

 そうしないと新幹線の安全が守れなくなります。
 廃止すべきと考える路線は以下の通りです。
 ①函館本線 長万部―小樽      140.2km
 ②根室本線 滝川―上落合信号場   112.2km
 ③室蘭本線 沼ノ端―岩見沢      67km
 ④夕張線  夕張―新夕張       16.1km
 ⑤富良野線 富良野―旭川(全線)   54.8km
 ⑥留萌本線 深川―増毛(全線)    66.8km
 ⑦宗谷本線 旭川―稚内(全線)   259.4km
 ⑧釧網本線 東釧路―網走(全線)  166.2km
 ⑨石北本線 北見―網走        53km
 ⑩札沼線 北海道医療大学前―新十津川 47.6km
 ⑪日高本線 苫小牧―様似(全線)   146.5km

 このうち富良野線富良野駅は貨物取扱い駅ですが、通常はトラック輸送で繁盛期のみ臨時の貨物列車が運行されるようなので、廃止すべき線にしました。室蘭本線 沼ノ端―岩見沢は貨物輸送を実施していますが、途中に貨物駅がないので廃止で問題ないと思います。室蘭線の室蘭―東室蘭間は輸送密度が1日2000人以下ですが、近くにフェリーターミナル復活の動きがあり(21)、乗客の増加を期待すこと。室蘭と札幌を結ぶ特急列車が走っており(22)、この区間を廃止すると先の路線(室蘭―札幌間)の乗客減につながる可能性が高いので残すことにしました。

<余談>
  図表が小さいとご不満の方はこちら(ブログ図表)を参照ください。
つい最近まで北海道新幹線は黒字が喧伝されていたように思います(23)。でも開業直前になって「大赤字」の発表です(8)。最初から「赤字」が分かっていたら建設中止になったかもしれません。冷静に考えれば着工した2005年時点(1)で分かっていたはずです。でも「黒字」と「嘘」をついた方はだれも責任を取りません。原発を安全だと言っていた人がいます(24)(25)(26)(27)。この方達の中で個人として責任を取った方はいません。それどころかフクシマは安全だとし、「風評被害」を言い立てています(28)(29)(30)。これでは福島の方は不安だと思います。
 福島県いわき市の特産物にイチゴがあります(31)。いわき市のイチゴはたわわに実っっており甘くてジューシーだそうです。今はいわき市でもイチゴ狩りが楽しめます(32)。福島県いわき市はイチゴのシーズンです。福島県は福島産について「食の安全・安心を確保するため、生産、製造・加工、流通、消費の各段階において、食品中の放射性物質検査を実施しています。 」と主張してます(33)。でも、福島県いわき市のスーパーのチラシには福島産イチゴはありません。
他県産はあっても福島産イチゴが無い福島県いわき市のスーパーのチラシ
 ※(34)を引用
 図―4 福島産イチゴが無い福島県いわき市のスーパーのチラシ

 当然の結果です。(=^・^=)も福島県いわき市の皆様も見習い「フクシマ産」は食べません。

―参考にしたサイト様および引用した過去の記事―
(1)北海道新幹線 - Wikipedia
(2)北海道旅客鉄道 - Wikipedia
(3)JR北海道に関するトピックス:朝日新聞デジタル
(4)2015.05.08平成26年度決算について【PDF/257KB】
(5)北海道新幹線 - Wikipedia
(6)めげ猫「タマ」の日記 北海道新幹線開業まで半年、誰が乗るの?
(7)公式ホームページ/北海道エアシステム:運航時刻表
(8)2015.12.09北海道新幹線の収支想定【PDF/137KB】
(9)列車停止、理由はまさかの「燃料切れ」…JR北海道 - 産経ニュース
(10)北海道新幹線:避難訓練のはずが…停電300人一時缶詰め - 毎日新聞
(11)niponica NO.10
(12)安全対策の実施状況|JR東海
(13)九州旅客鉄道 - Wikipedia
(14)北海道 - Wikipedia
(15)九州 - Wikipedia
(16)エリア別サービス案内 | 鉄道貨物輸送サービスのご案内 | JR貨物 日本貨物鉄道株式会社
(17)稚内市 - Wikipedia
(18)稚内空港 - Wikipedia
(19)2015.11.06平成27年度第2四半期決算について【PDF/246KB】
(20)富良野駅 - Wikipedia
(21)室蘭フェリーターミナル - 室蘭 - LocalWiki
(22)すずらん (列車) - Wikipedia
(23)北海道新幹線の良くある誤解
(24)福島第一原子力発電所事故 - Wikipedia
(25)安倍晋三 - Wikipedia
(26)福島第一原子力発電所3号機におけるプルサーマル実施に係る安全確認 - 福島県ホームページ
(27)福島第一原子力発電所および福島第二原子力発電所の耐震安全性評価結果中間報告書(改訂版)等の一部修正ならびに修正版の経済産業省原子力安|TEPCOニュース|東京電力
(28)安倍内閣総理大臣 東日本大震災三周年記者会見 | 首相官邸ホームページ
(29)「おいしい ふくしま いただきます!」キャンペーン - 福島県ホームページ
(30)風評被害対策について - 東京電力
(31)いわき市 - Wikipedia
(32)暖かい温室でいちご狩りを楽しもう!2015-16 | いわき市 観光情報サイト
(33)農林水産物 - ふくしま復興ステーション - 福島県ホームページ
(34)平尼子店 | マルト - 店舗情報
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