めげ猫「タマ」の日記

一寸気になったどうでもいい事を記事に

福島県郡山市の2015年度の死者数は16%増(対2009年度)、相馬・南相馬は別

福島県郡山市が3月中の人口動態を発表しました(1)。各年度(4月から翌年3月)の死者数は
  2009年度(原発事故前年度) 2,776人
  2015年度(原発事故6年度目)3,212人
で16%増えています。偶然に起こる確率を計算したら5,700万分の1なので偶然とは思えません。同じ福島県内でも相馬市・南相馬市の死者数の合計を福島県の発表から(2)集計すると
  2009年度(3月を除く)(原発事故前年度) 1,216人
  2015年度(3月を除く)(原発事故6年度目)1,144人
で少し減っていますが、統計的な差はありません。なお相馬・南相馬市は福島県から3月中の人口動態の発表が無いので(2)、3月を除き4月から翌年2月までの集計としました。
 福島県郡山市は福島県の中央部に位置する人口335,657人(1)の市です。
原発事故から5年1ヶ月過ぎても除染が必要な福島
 ※1(3)の数値データを元に(4)に示す手法で3月1日時点に換算
 ※2 避難区域は(5)による
 図-1 福島県郡山市と相馬市、南相馬市

 図に示す通り国が除染が必要だとする毎時0.23マイクロシーベルト(6)を広い範囲で超えています。同市の米の全袋検査数は約137万袋で(7)、福島県随一です。郡山市は同市産のお米に「あさか舞」と名付け(8)、転入者に配布したり(9)、学校給食で子供達に強制的に食べさせたりと(10)普及活動をしています。その成果でしょうか、ひらた中央病院の発表を(11)を(=^・^=)なりに集計すると、約46%の方が福島産米も福島産野菜も拒否しないとしています(12)。郡山市民の健康が心配です。以下に郡山市の各年度(4月から翌年3月)の死者数(葬式)を示します。
原発事故後に増えた郡山市の死者数
 ※(1)を集計
 図-2 郡山市の各年度別死者数

 図に示す通り福島原発事故後に増えています。
  2009年度(原発事故前年度) 2,776人
  2015年度(原発事故6年度目)3,212人
で16%増えています。偶然に起こる確率を計算したら5,700万分の1なので偶然とは思えません。原発事故が起こったのは2010年度です。
 気になるのが福島産をあまり好まない地域の様子です。相馬市と南相馬市は福島県沿岸部北部に位置し隣り合っています。両市の人口の合計は95,986人(相馬市38,534人、南相馬市57,452人)(2)で郡山市の3割程度です。お米の全袋検査数は両市合計で約16万袋(相馬市約14万袋、南相馬市2万袋)(7)で郡山市の1割程度です。人口は3割ですが、全袋検査数は1割なので郡山市に比べ米作りは盛んではありません。両市の学校給食の食材を見ると南相馬市には「福島産」が見当たりません(13)。相馬市は僅かに同市産のもやし・豆腐がある程度ですが(14)、福島県は大豆の生産が盛んではないので(15)、元の大豆は福島産ではなさそうです。福島産「なると」もありましたが(14)漁業が復興していない(16)ので原材料は福島産ではありません。相馬市も南相馬市も学校給食に福島産を使う事には熱心ではなさそうです。
 同じくひらた中央病院の発表を(11)を(=^・^=)なりに集計すると、約7.1%の方が福島産米も福島産野菜も拒否しないとしています(12)。郡山市に比べ大幅に少なくなっています。
 市独自の発表がないにで福島県の発表から(2)、各年3月から翌年1月までの両市の死者数の合計を示します。  
 福島県内でも相馬市・南相馬市の死者数の合計を福島県の発表から(2)各年度中の3月を除く(4月から翌年2月)死者数を集計すると
  2009年度(3月を除く)(原発事故前年度) 1,216人
  2015年度(3月を除く)(原発事故6年度目)1,144人
で少し減っていますが、統計的な差はありません。

<余談>
  図表が小さいとご不満の方はこちら(ブログ図表)を参照ください。
 こんなデータが出てくると、福島産食べて応援、あの世行て感じになります。福島の方は不安だと思います。
 福島県が力を入れている野菜にアスパラガスがあります(17)。福島県では4月から福島産アスパラガスをテーマにした「食の陣」と呼ぶ福島産のPRイベントが行われています(18) 4月に入り福島はアスパラガスのシーズンです(19)。福島産アスパラガスは美味しいそうです(20)。福島県は福島産アスパラガスの安全を「宣言」しました(21)。でも、福島県相馬市のスーパーのチラシには福島産アスパラガスはありません。
他県産はあっても福島産アスパラガスが無い福島県相馬市のスーパーのチラシ
 ※(22)を引用
 図―3 福島産アスパラガスが無い福島県相馬市のスーパーのチラシ

 当然の結果です。(=^・^=)も福島県相馬市の皆様も見習い「フクシマ産」は食べません。
以下に偶然に起こる確率の計算結果を示します。

 表-1 偶然に起こる確率の計算結果
 ※計算方法は(=^・^=)の過去の記事(23)による。
有意差検定表


―参考にしたサイト様および引用した過去の記事―
(1)郡山市の現住人口/郡山市
(2)福島県の推計人口(平成28年3月1日現在)を掲載しました。 - 福島県ホームページ
(3)航空機モニタリングによる空間線量率の測定結果 | 原子力規制委員会中の「福島県及びその近隣県における航空機モニタリング(平成27年9月12日~11月4日測定) 平成28年02月02日 (KMZ, CSV)」
(4)めげ猫「タマ」の日記 半減期でしか下がらない福島の放射線
(5)区域見直し等について - 福島県ホームページ
(6)国(環境省)が示す毎時0.23マイクロシーベルトの算出根拠|東京都環境局 その他について
(7)ふくしまの恵み安全対策協議会 放射性物質検査情報を3月10日に閲覧
(8)郡山の味自慢「あさか舞」/郡山市
(9)[PDF]「あさか舞」転入者プレゼント【園芸畜産振興課】(PDF
(10)学校給食のご飯は、郡山産米の「あさか舞」を使用いています
(11)研究報告|ひらた中央病院 | 医療法人 誠励会 | 福島県 医療 介護 リハビリ
(12)めげ猫「タマ」の日記 福島産食べて応援、あの世行き(2015)―福島産を許容する地域では葬式が10.5%増加―
(13)学校給食食材等放射能分析結果(平成28年3月) - 南相馬市
(14)福島県相馬市教育委員会
(15)都道府県別 大豆の収穫量ランキング 2014 (25年産の収穫量と作付面積): 教えて!全国ランキング 2016  ~都道府県ランキング 日本の統計~
(16)福島県における魚介類の試験操業に関するポータルサイトです
(17)ふくしまイレブンエッセイ - 福島県ホームページ
(18)【会津若松】『食の陣』春のテーマは「会津産アスパラ」、各店舗で魅力発信:会津地区:福島民友新聞社 みんゆうNet
(19)JAあいづ管内の生産品 ? アスパラガス | JAあいづ
(20)3色のアスパラガスを食べくらべ!(南会津町) | ふくしま 新発売。
(21)安全が確認された農林水産物(公開用簡易資料) - 福島県ホームページ中の「やさい編 [PDFファイル/180KB] 」
(22)Webチラシ情報 | フレスコキクチ中の「相馬店」
(23)めげ猫「タマ」の日記 偶然に起こる確率の計算方法について
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  1. 2016/04/12(火) 19:45:28|
  2. -
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