福島第一原発の作業されているかたの、被爆線量の集計結果を東京電力は発表しています。11月の発表までは積算の線量でした(1)。12月発表分からは月毎に変わっていました(2)。簡単に言えば、これまでは福島原発に入いいた時期で、3月に入いいた方はxxmSv、4月のかたはxxmSvなんて形でした。それが12月の発表分からは、3月はxxmSv、4月はxxmSv被爆した形での発表に変化しました。それが12月の発表からは、10月にはxxmSv、11月にはxxmSv被爆したに変わりました。目的(福島第一原発で頑張っている方々の健康が大丈夫か?)を考えるにはその月にどれだけ被爆したかより、トータルでどれだけ被爆したかが大事だと(=‘x‘=)は思うからです。
でも面白いデータが得られました。3月から、これまでに福島第一原発に行った方で、どれだけの人が福島第一原発で働かせてもらっているかです。以下に(1)と(2)から集計した、下請けさんの雇い入れ人数と、10月まで働いている方の推移のグラフを示します。

図 福島第一原発の下請け累計雇用数と就業者数の推移
10月時点で下請けの方を、14、566人雇っていますが、10月に働いているのはその3分の1程度のたった5832人です。(=‘x‘=)は思います。被爆を少なくするため、作業員を下請けにいっぱい雇わせ、散々危険に晒したあと、積算の被爆線量が大きくならないうちに入れ替える。図を見ると、6月からは下請けさんの人数は大きくは変わっていません。平均すると5832人です。でも6月から10月まで、平均すると月当たり1355人を雇っています。平均の勤務期間は5932÷1355≒4ヶ月です。
福島第一原発の下請けさんは4ヶ月の使い捨て
です。
-参考にさせていただいたサイト様―
(1)
緊急時作業者の被ばく線量の評価状況等について(11月発表分)(2)
緊急時作業者の被ばく線量の評価状況等について(12月発表分
スポンサーサイト
- 2011/12/28(水) 20:33:42|
- -
-
| トラックバック:0
-
| コメント:0