めげ猫「タマ」の日記

一寸気になったどうでもいい事を記事に

食品中の放射性セシウム検査のまとめ(7月2週)―福島・エゾボラモドキから13.1ベクレル、福島県検査は122件全数ND―

 食品中の放射性物質の検査結果を厚生労働省は発表しています(1)。また、厚労省以外の発表もあります(2)。7月2週中の食品中の放射性セシウムの検査結果が発表になったので(3)、まとめてみました。お買い物のの参考になればいいかなと思います。先週に続き今週もしっかりセシウム汚染食品が見つかっています(4)。今週は基準超えです。牛肉を除く検査結果の概要は以下の通りです。
  ①検査数1,177件中1件の基準超え(全体の0.1%)
  ②平均は、1キログラム当たり2.4ベクレル、最大240ベクレル(宮城県産タケノコ)。
事故から5年4ヶ月経ても見つかるセシウム汚染食品
   ※1 牛肉を除く
   ※2 単位については(5)を参照
  図―1 食品中の放射性セシウム検査結果のまとめ(2016年7月1週)

  色分けは以下の通りです。
  赤マーケットから基準値(6)超えの食品が見つかった県
  橙出荷制限対象外の地域・品目から基準値超えの食品が見つかった県
  黄基準値超えの食品が見つかった県
 今週のデータを見ると
 ①福島・エゾボラモドキから13.1ベクレル、福島県検査は122件全数ND
 ②福島ではほおずき市、検査結果はありません。
 ③去年より上昇した福島県鮫川村産タケノコのセシウム濃度
等の特徴があります。

1.福島・エゾボラモドキから13.1ベクレル、福島県検査は122件全数ND
 福島県漁連は7月11日に採れたエゾボラモドキから1キログラム当たり13.1ベクレルのセシウムが見つかったと発表しました(7)。福島県の検査が気になります。以下にエゾボラモドキを示します。
福島県全数ND、福島県漁連13.1ベクレルのエゾボラモドキの検査結果
 ※1(1)(7)を集計
 ※2 NDは検出限界未満を示す。
 ※3 福島県漁連は県漁連と略す。
 ※4 日付は捕獲日
 図―2 エゾボラモドキのセシウム濃度

 図に示す通り福島県の検査では3.11以降の全ての検査で検出限界未満(ND)です。件数にすると122件あります。
 先週の記事で宮城産ヒラメからはセシウムが見つかっているのに、福島県が検査した宮城県に隣接する福島県相馬地方(相馬市、南相馬市、新地町、飯舘村(8))のヒラメからはセシウムが見つからない旨を記事にしました(4)。新たな検査結果が出たので以下にしまします。
福島相馬は全数ND、宮城はそこそこセシウム入りのヒラメの検査結果
 ※1(1)を集計
 ※2 NDは検出限界未満を示す。
 ※3 日付は捕獲日ないし購入日
 図-3 ヒラメのセシウム濃度

 図に示す通り宮城県産ヒラメからはそこそこセシウムが見つかっていますが、6月以降に福島県が検査した福島県相馬地方のヒラメは24件全数が検出限界未満(ND)です。汚染源に近い福島県相馬地方の方が低く出ています。おかしな話です。福島県の検査は福島県農林水産部に所属する福島県農業総合センター(9)が全てを実施しています(1)。中立性に疑問があります。福島産は福島県漁連や宮城県よりも低く出る検査で安全されています。
 福島産エゾボラモドキと宮城県産ヒラメの名誉の為に書き加えるなら、この程度のセシウムは問題ないと思いますが、ストロンチウム90は知りません。


2.福島ではホオズキ市、検査結果はありません。
 福島ではほうずき市が開かれたそうです(11)。検査結果が気になるので厚生労働省の発表(1)を見たら、福島産ホオズキの今年の検査結果がありません。特に気になったのが南相馬市産ホウズキです。2013年9月に1回だけ検査していますが、この時は
 1キログラム27ベクレル
のセシウムが見つかっています(12)。ただしこれ以降の検査結果がありません。セシウムが見つかってので「安全」を確認するには検査数を増やす必要がありますが、そのような事はぜず、以後は検査を止めてしまっています。
 福島産は必要な必要な検査が避けられて安全とされています。
 今日(7月12日)に福島県南相馬市の大部分で避難指示が解除されました(13)。
南相馬市避難指示解除を報じる福島県の地方紙・福島民報
 ※(14)を7月12日に閲覧
 図―4 南相馬市の避難指示解除を1面トップで伝える福島県の地方紙・福島民報

 農業も再開できます。大丈夫ですかね?

3.去年より上昇した福島県鮫川村産タケノコのセシウム濃度
 以下に福島県鮫川村産タケノコのセシウム濃度を示します。
2015年より上昇した2016年産鮫川村・タケノコのセシウム濃度
 ※1(1)を集計
 ※2 NDは検出限界未満を示す。
 ※3 日付は収穫日
 図-5 ヒラメのセシウム濃度

 図に示し通り去年よりも上昇しています。1キログラム当たりの数値は
 2015年 平均6.5ベクレル、最大11ベクレル
 2016年 平均8.3ベクレル、最大22ベクレル
です。
 福島産はセシウム濃度が上昇することもあります。



<余談>
図表が小さいとご不満の方はこちら(ブログ図表)を参照ください。
 ・他所より低くでる検査で安全とされる福島産
 ・必要な検査が避けられて安全とされる福島産
 ・セシウム濃度が上昇する事がある福島産
 これでは福島産、食べて応援あの世行です(15)。
福島産を許容する所で増える福島の葬式
 ※(15)を転載
 図-6 福島産を許容する割合と死者数(葬式)の増加率

 福島の方は不安だと思います。
 福島を代表する果物にモモがあります(16)。6月下旬からモモの出荷が始まり(17)、モモの季節を迎えました(18)。甘さも十分だそうです(17)。福島県は福島産モモは「安全」だと主張しています(19)。でも福島県南相馬市スーパーのチラシには福島産「モモ」ありません。
他県産があっても福島産モモが無い福島県南相馬市のスーパーのチラシ
 ※(37)を引用
 図―7 福島産モモが無い福島県南相馬市のスーパーのチラシ

 当然の結果です。(=^・^=)も福島県南相馬市の皆様も見習い「フクシマ産」は食べません。

―参考にさせていただいたサイト様および引用した過去の記事―
(1)報道発表資料 |厚生労働省
(2)モニタリング検査結果【詳細】 - 福島県ホームページ
(3)食品中の放射性物質の検査結果について(第989報) |報道発表資料|厚生労働省
(4)めげ猫「タマ」の日記 食品中の放射性セシウム検査のまとめ(7月1週)―福島・相馬地方のヒラメは18件全てND、宮城は2.7ベクレル―
(5)めげ猫「タマ」の日記 ベクレルとシーベルト
(6)食品中の放射性物質への対応|厚生労働省
(7)福島県における魚介類の試験操業に関するポータルサイトです中の「漁協によるスクリーニング検査結果 」⇒「 相馬双葉地区」(http://www.fsgyoren.jf-net.ne.jp/kensakekka201209.pdf)中の2016/7/11付
(8)相馬地方とは | 相馬広域観光案内
(9)農林水産部 - 福島県ホームページ
(10)めげ猫「タマ」の日記 セシウムは見つからなくと、ストロンチウム90は見つかる福島の食事
(11)夏空に映える朱色の実 若松でほおずき市 | 県内ニュース | 福島民報
(12)食品中の放射性物質の検査結果について(第726報) |報道発表資料|厚生労働省中の「2 緊急時モニタリング又は福島県の検査結果
」⇒「PDF 検査結果(PDF:65KB) 」(http://www.mhlw.go.jp/file/04-Houdouhappyou-11135000-Shokuhinanzenbu-Kanshianzenka/0000022832.pdf)のNo34
(13)南相馬の避難解除 市南部の復興本格化 | 県内ニュース | 福島民報
(14)福島民報
(15)めげ猫「タマ」の日記 福島産食べて応援、あの世行き(2016年1-5月)―福島産を許容する地域では葬式が8.3%増加―
(16)ふくしまイレブンエッセイ - 福島県ホームページ
(17)トピックス | JAふくしま未来
(18)ふくしま 新発売。
(19)安全が確認された農林水産物(公開用簡易資料) - 福島県ホームページ
(20)イオンスーパーセンター | ネットチラシ中の「南相馬店」
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テーマ:どうでもいい報告 - ジャンル:日記

  1. 2016/07/12(火) 19:54:41|
  2. -
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:1
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コメント

ほんとうに福島の検査はおかしい!新潟県の測定ではご存じのとおり宮城産ヒラメからはしょっちゅう数字が出ています。あとご存じと思いますが茨城のれんこんさつまいももしょっちゅう数字が出ているもの流通しています。この事をみんなに情報発信しています。
  1. 2016/07/20(水) 08:10:58 |
  2. URL |
  3. ぶぶ #-
  4. [ 編集 ]

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