めげ猫「タマ」の日記

一寸気になったどうでもいい事を記事に

女の子しか生まれない2016年6月の福島県葛尾村

 福島原発事故後に全村避難となった福島県葛尾村(1)の6月中に生まれた赤ちゃんは2人ですが、全員が女の子です。さらに福島原発事故後に生まれた赤ちゃんを集計すると
 男の子 16人
 女の子 39人
で、女の子が圧倒的に多く生まれています。このような確率を計算したら0.2%まので、偶然とは言えません。
 福島原発事故後に福島では二種類の避難区域が設定されました。一つは福島第一原発20km圏内の警戒区域と原発事故後しばらくして放射線量が高い事が判明し、指定された計画的避難区域です。警戒区域は福島原発事故翌日の2011年3月12日に設定されましたが、計画的避難区域が設定されたのは原発事故から1ヶ月以上も後の2011年4月22日です(2)。旧計画的避難区域はいわば「逃げ遅れた」避難区域です。
事故から5年4ヶ月以上が過ぎても除染が必要な福島
 ※1(3)の数値データを元に(4)に示す手法で4月1日時点に換算
 ※2 避難区域は(1)による
 図-1 旧計画的避難区域

 図に示す通り、葛尾村は村のほぼ全域が計画的避難区域でした。原発事故から5年以上が経過した今でもほぼ全域が国が除染が必要だとする毎時0.23マイクロシーベルト(5)を大きく超えています。なにか起こらないか心配です。
 福島県が3月中の人口動態を発表したので(6)、赤ちゃん誕生数を調べてみました。2016年6月に生まれた赤ちゃん2人全員が女の子です。今年の葛尾村は女の子しか生まれない村です。
 以下に各年3月から1年間の葛尾村の赤ちゃん誕生数を示します。
原発事故後に女の子が多く生まれるようになった福島県葛尾村
 ※(6)を集計
 図ー2 各年3月から1年間の葛尾村の赤ちゃん誕生数

 通常は男の子が多く生まれなす(7)。図に示す通り葛尾村でも原発事故前年は男の子が多く生まれていたのですが、原発事故後は女の子が多く生まれるようになりました。原発事故(2011年3月)以降の赤ちゃん誕生数を集計すると
 男の子 16人
 女の子 39人
で女の子が多く生まれています。このような事が偶然に起こる確率を計算したら0.2%なので偶然とは言えません。
 このような事は葛尾村だけではありません。図-1に示す様に飯舘村と川俣町の避難区域は全てが旧計画的避難区域です。原発事故以降の赤ちゃん誕生数は
 飯舘村
  男の子 117人
  女の子 156人
川俣町
  男の子 153人
  女の子 195人
で、どちらも女の子が多くなっています。以下に飯舘村・葛尾村・川俣町の各年3月から1年間の赤ちゃん誕生数を示します。
原発事故後に女の子が多く生まれる避難区域主に旧計画的避難区域である川俣町・葛尾村・飯舘村
 ※(6)を集計
 図ー3 各年3月から1年間の3町村の赤ちゃん誕生数

 ことらも原発事故前が男の子が多く生まれていたのですが、事故後は6年連続で女の子が多く生まれています。 原発事故後に生まれた赤ちゃんを合計すると
  男の子 286人
  女の子 339人
です。このような事が偶然に起こる確率は約0.006%なので「偶然」とは言えません。

  図表が小さいとご不満の方はこちら、図表をクリックしてください。
 男の子でも女の子で生まれて来れば良いと考える方が多いと思います。まして福島県の女性はお隣の宮城や茨城に比べても大変に綺麗です。

<余談>
   図表が小さいとご不満の方はこちら、図表をクリックしてください。ただしグラフはこちら(ブログ図表)を参照ください。
福島の綺麗な女性
 ※(8)を転載
 図―4 福島の綺麗な女性

 福島県県民健康管理調査によれば、48.1%の方が放射線は「次世代への(遺伝的)影響の可能性が高い」と回答しています(8)。 福島では遺伝的欠陥で色素が合成できないアルビノ・ヒメマスが見つかりました(9)。
 福島県の県放射線健康リスク管理アドバイザーの高村昇氏は福島県の地方紙の福島民報に、広島や長崎の二世調査の結果から
 「次世代への影響は考えにくいと思われます。」
と寄稿しています(10)。でも遺伝には孫の世代で見える「隔世遺伝」があります(11)。このような遺伝は「二世調査」では分かりません。
 放射性影響研究所は広島や長崎の原爆投下で遺伝的な影響が生じていない根拠として
  ①赤ちゃんの男女比に異常が起きていない。
  ②自然死産の増加が認められない
ことを上げています(12)。以下に福島県の自然死産率の推移を示します。
原発事故後に増えた福島の自然死産
 放射性影響研究所は広島や長崎の原爆投下で遺伝的な影響が生じていない根拠として
  ①赤ちゃんの男女比に異常が起きていない。
  ②自然死産の増加が認められない
ことを上げています(12)。以下に福島県の自然死産率の推移を示します。
 ※(13)を転載
 図―5 福島県の自然死産率の推移

 赤ちゃんの男女比は本文に書いた通りです。福島では広島や長崎では見つからなかったことが福島では起きています。広島や長崎のデータを元に福島は「安全」と主張しても成立しません。
 福島県葛尾村では明らかに「異常」が起こっています。しかし調査されることもなく、それでも葛尾村は6月の避難指示解除になりました(14)。これでは福島の皆さまは不安だと思います。
 福島ではTOKIOの皆さんが出演するモモのTVCMが始まったそうです(15)。
放射性物質が混入かもしれない福島産モモを食べて見せる勇気あるTOKIOのメンバー
 ※(16)をキャプチャー
 図―6 放射性物質が混入かもしれない福島産モモ(17)を食べて見せる勇気あるTOKIOのメンバー

 今年の福島の糖度も充分で玉肥大も良好だそうです(18)。福島県は福島産モモは「安全」は安全だとも主張しています(19)。でも福島県郡山市のスーパーのチラシには福島産モモはありません。
他県産はあっても福島産モモが無い福島県郡山市のスーパーのチラシ
 ※(20)を引用
 図―7 福島産モモが無い福島県郡山市のスーパーのチラシ

 当然の結果です。(=^・^=)も福島県郡山市の皆様を見習い「フクシマ産」は食べません。

以下に偶然に起こる確率の計算結果を示します。
 
 表―1 偶然に起こる確率の計算結果
 ※計算方法は(=^・^=)の過去の記事(21)による。
有意差検定表

―参考にしたサイト様および引用した過去の記事―
(1)葛尾村からの避難者の状況(6月1日現在) - 葛尾村ホームページ
(2)避難区域見直し等について - 福島県ホームページ
(3)航空機モニタリングによる空間線量率の測定結果 | 原子力規制委員会中の「福島県及びその近隣県における航空機モニタリング(平成27年9月12日~11月4日測定) 平成28年02月02日 (KMZ, CSV)」
(4)めげ猫「タマ」の日記 半減期でしか下がらない福島の放射線
(5)国(環境省)が示す毎時0.23マイクロシーベルトの算出根拠|東京都環境局 その他について
(6)福島県の推計人口(平成28年7月1日現在)を掲載しました。 - 福島県ホームページ
(7)出生性比
(8)めげ猫「タマ」の日記 福島健飯舘村、避難指示解除決定、村の崩壊が始まった
(9)めげ猫「タマ」の日記 福島に遺伝的欠陥で色素が合成できないアルビノ・ヒメマス現る。
(10)放射線 放射性物質 Q&A これから生まれる子どもに被ばくの影響は | 東日本大震災 | 福島民報
(11)隔世遺伝 - Wikipedia
(12)原爆被爆者の子供における放射線の遺伝的影響 - 放射線影響研究所
(13)めげ猫「タマ」の日記 福島の自然死産率は全国平均の1.5倍
(14)福島・葛尾村の避難指示解除 9割の世帯1347人対象:朝日新聞デジタル
(15)県CM 今年もTOKIO 23日から放映 農産物PR | 東日本大震災 | 福島民報
(16)TVCM(ふくしまプライド。「プライドの現場 もも」篇) | ふくしま 新発売。
(17)めげ猫「タマ」の日記 食品中の放射性セシウム検査のまとめ(7月3週)―福島・モモはセシウム入り―
(18)トピックス | JAふくしま未来
(19)安全が確認された農林水産物(公開用簡易資料) - 福島県ホームページ
(20)シミズストア-店舗案内中の「金屋店」(http://www.simizu-store.jp/DL/saisin_kanaya.pdf
(21)めげ猫「タマ」の日記 偶然に起こる確率の計算方法について
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  1. 2016/07/25(月) 19:47:32|
  2. -
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