福島県県北および県南浄化センターから6月28日にそれぞれ1キログラム当たりで
県北浄化センター 21.3ベクレル
県中浄化センター 42ベクレル
のヨウ素131が見つかりました。ヨウ素131は医療用にも使われていますが、核分裂反応によっても生成されます(2)。2カ所同時で見つかっているので、医療用とは考え難く、福島第一が再臨界を起こした可能性があると思います。
(=^・^=)は福島第一は時間共に核分裂の連鎖反応が再発する「再臨界」を起こしやすくなっていると考えています。それなりに調べると離れた2カ所でヨウ素131が見つかれば、「再臨界」の可能性が濃厚になると思います。福島県は県北浄化センターと県南浄化センターの汚泥中のヨウ素131の濃度を毎日測定し、公表しています。以下に県北およおび県南浄化センターの位置を示します。

※1(3)の数値データを元に(4)に示す手法で7月1日時点に換算
※2 避難区域は(5)による
※3 各浄化センターのサービス範囲は(6)による
図-1 県北および県中浄化センターの位置とサービス範囲
図に示し通り両者は離れておりサービス範囲も重複していません。心配なので6月中の汚泥の検査結果がを見たら両者同時にヨウ素131が見つかっていました。

※1(1)を集計
※2 NDは検出限界未満を示す。
図-2 県北および県中浄化センターの汚泥中のヨウ素131濃度
図に示す様に6月末に同時にヨウ素131が見つかっています。
県北浄化センター 21.3ベクレル
県中浄化センター 42ベクレル
のヨウ素131が見つかりました。ヨウ素131は医療用にも使われていますが、核分裂反応によっても生成されます(2)。2カ所同時で見つかっているので、医療用とは考え難く、福島第一が再臨界を起こした可能性があると思います。
<余談>
図表が小さいとご不満の方はこちら、図表をクリックしてください。
図表が小さいとご不満の方はこちら、図表をクリックしてください。
東京電力は福島第一原発2号機につて溶け落ちた核燃料の大部分が原子炉圧力容器の底に集まっている可能性を発表しました(7)(8)。

※(9)を引用
図―3 原子炉格納容器底部に溶け落ちた核燃料(デブリ)が溜まっていると報じる福島県の地方紙・福島民友
核燃料が集まっていれば再臨界は起きやすくなります。福島第一では再臨界が起こっているようです。これでは福島の皆様は不安だと思います。
福島県は福島産野菜のテレビCMを流しています(10)。このCMにはトマトが登場します。福島県いわき市ではトマト狩りもスタートしました(11)。福島はトマトの季節です。福島県いわき市のトマトは美味しいそうです。福島県は福島産トマトは「安全」だと主張しています(12)。でも、福島県いわき市のスーパーのチラシには福島産トマトはありません。。

※(13)を引用
図―4 福島産トマトが無い福島県いわき市のスーパーのチラシ
当然の結果です。(=^・^=)も福島県いわき市の皆様も見習い「フクシマ産」は食べません。
―参考にしたサイト様および引用した過去の記事―
(1)
流域下水道終末処理場における下水汚泥等の放射性物質濃度・空間線量結果について(6月末現在) - 福島県ホームページ(2)
めげ猫「タマ」の日記 再臨界について(3)
航空機モニタリングによる空間線量率の測定結果 | 原子力規制委員会中の「福島県及びその近隣県における航空機モニタリング(平成27年9月12日~11月4日測定) 平成28年02月02日 (KMZ, CSV」
(4)
めげ猫「タマ」の日記 半減期でしか下がらない福島の放射線(5)
区域見直し等について - 福島県ホームページ(6)
公益財団法人福島県下水道公社・各センターのご案内(7)
東京電力ホールディングス 写真・動画集| 福島第一原子力発電所2号機ミュオン測定による炉内燃料デブリ位置把握について(8)
大部分は圧力容器底に 第一原発2号機の溶融燃料 | 県内ニュース | 福島民報(9)
福島民友新聞社 みんゆうNet -福島県のニュース・スポーツ-(10)
TVCM(ふくしまプライド。「野菜」篇) | ふくしま 新発売。(11)
ワンダーファーム - 農と食の体験ファーム - 福島県いわき市(12)
安全が確認された農林水産物(公開用簡易資料) - 福島県ホームページ(13)
イトーヨーカドー 平店
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- 2016/07/29(金) 19:42:06|
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