めげ猫「タマ」の日記

一寸気になったどうでもいい事を記事に

今日は山の日、福島の山の人気は回復せず。当然の結果です。

 今日は山の日です。福島の山々を訪れた方の人数を(=^・^=)なりに集計すると
  原発事故前の2010年  約68万人
  事故後5年目の2015年 約44万人
で、人気は戻っていないようです。福島の山々では放射能に降られるリスクあり、クマさんリスクも高まっているので当然の結果です。
 日本100名山を見ると福島には吾妻山、安達太良山、磐梯山、会津駒ヶ岳などがピックアップされています。この他に県境に飯豊山(新潟.山形県境)、那須岳 (栃木県境)等があります(2)。他に福島の山を対象としたうつしま百名山等があるそうです(4)。以下に福島にある日本百名山の位置を示します。
100名山の周囲は除染が必要な福島
 ※1(5)の数値データを元に(6)に示す手法で8月1日時点に換算
 ※2 避難区域は(7)による
 ※3 百名山は(2)より、位置は地図で調べた
 図-1 福島の日本100名山

 図に示す通り原発事故から5年5ヶ月を経ても、福島では国が除染が必要とする毎時0.23シーベルトを超える(8)地域が広く広がっています。福島は今も汚染されています。福島の山に行くには汚染地帯を通らなくては行けません。
 もっと心配なのが放射性物質に降られないかです。以下に磐梯山付近の2014年11月に対する15年11月の増減を示します。
放射線量が上昇した磐梯山周辺
※(4)(9)にて作成
 図-2 磐梯山付近の2014年11月から1年間の放射線量の増減

以下に安達太良付近の2014年11月に対する15年11月の増減を示します。
放射線量が増大した安達太良山登山道周辺
 ※(4)(9)にて作成
 図-3 安達太良山付近の2014年11月から1年間の放射線量の増減

 以下に会津駒ヶ岳付近の2014年11月に対する15年11月の増減を示します。
放射線量が増大した会津駒ヶ岳の麓
 ※(4)(9)にて作成
 図-4 会津駒ヶ岳付近の2014年11月から1年間の放射線量の増減

 図―2から4に示す様に福島の山の麓や登山道で放射線量の増加がみられます。放射性物質が降ったはずです。福島の山に出かけるときは放射性物質に降られる覚悟が必要です。
 山に出かける場合は「安全第一」だと思います。前日に麓の宿に入り十分に休養をとってから、翌日に十分に時間的余裕を持って出かけるのがベストです。でも麓の宿に泊まれば、福島産が避けらないと(=^・^=)は思います。福島産には
 ①農業が盛んなのは避難区域に隣接し、福島でも避難地域の次に汚染が酷い場所である。
 ②農業が盛んで汚染が酷い場所では葬式が増えているが、そうでない所は増えていない。
 ③福島のセシウム検査は他より低い値が出る。
 ④福島のセシウム検査は汚染が酷い場所が避けられている。
 ⑤福島産はストロンチウム90の検査も必要であるが、検査されていない。
 ⑥福島産は栽培中や飼育中の放射線照射がなされるが安全性は確認されていない。
との特徴があり(10)、「安全」とは言えません。
 福島ではクマが増えているそうです(11)。福島では山菜類の出荷が制限されており(12)、採取する人が原発事故に比べて減ったはずです。クマさんは山菜を食べるそうです(13)。人間が採らなくなった山菜をクマさんが食べることができるので、それだけエサが豊富になったと思います。クマさんの数が増えても不思議はありません。
 以上に記載した通り福島の山は原発事故前に比べリスクが増えました。福島の山に出かける人の反応が気になります。福島県は各観光地の各地点の入場者数を公表しています(14)。このうち山に該当すると思われる吾妻山、安達太良山 霊山、高柴山、片曽根山、東堂山、磐梯山(含む登山口)、尾瀬、水石山の入山者数を集計してみました。
事故後に回復の気配が無い福島の山を訪れる観光客数
 ※(14)を集計
 図―5 福島県の「山」の観光客入り込み数

 図に示す通り原発事故前は約68万人方が行かれたのですが、事故後は低迷し40万人台で推移しています。既に述べた通り福島の「山」は
 ・放射能汚染地帯を抜けて行く覚悟が必要がある。
 ・放射性物質に降られる覚悟が必要である。
 ・「安全」とは言えない福島産を食べる覚悟が必要である。
 ・クマさんのリスク増えている。
などいろいろな覚悟をしないといけない山です。減るのは当然の結果です。


<余談>
 図表が小さいとご不満の方はこちら、図表をクリックしてください。
 福島県の地方紙の福島民友は山の日にちなみ「宝の山」との記事を紹介していました(15)。福島の民謡でそこそこ有名なのが「会津磐梯山」ですが、その歌い出しが「会津磐梯山は宝の山よ、笹に黄金がなりさがる」で始まりますので(16)、 「宝」は笹に関連したもので、綺麗な景色で無い事はあきらかですが、たんか言い換えをしている感じでした。福島では事実を曲解したような報道が平気で行われているようです。これでは福島の皆様も不安だと思います。
 福島県は福島産野菜のテレビCMを流しています。そこには福島産トマトも登場します(17)。磐梯山の麓では図―2に示す様に放射線量が増えおり、放射性物質が降り注いだと解するの自然です。磐梯山の麓ではトマトの出荷が始まりました(18)。福島のトマトは美味しいそうです(19)。福島県は福島産トマトは「安全」であると主張しています(20)。でも安達太良山の麓、福島県二本松市のスーパーのチラシには福島産トマトはありません。
他県産はあっても福島産トマトが無い福島県二本松市のスーパーのチラシ
 ※(21)を引用
 図―6 福島産トマトが無い福島県二本松市のスーパーのチラシ

 当然の結果です。(=^・^=)も福島県二本松市の皆様も見習い「フクシマ産」は食べません。

―参考にしたサイト様および引用した過去の記事―
(1)山の日 - Wikipedia
(2)日本百名山 - Wikipedia
(3)うつくしま百名山 - Wikipedia
(4)航空機モニタリングによる空間線量率の測定結果 | 原子力規制委員会
(5)(4)中の「福島県及びその近隣県における航空機モニタリング(平成27年9月12日~11月4日測定) 平成28年02月02日 (KMZ, CSV)」
(6)めげ猫「タマ」の日記 半減期でしか下がらない福島の放射線
(7)区域見直し等について - 福島県ホームページ
(8)国(環境省)が示す毎時0.23マイクロシーベルトの算出根拠|東京都環境局 その他について
(9)(4)中の「福島県及びその近隣県における航空機モニタリング(平成26年9月1日~11月7日測定) 平成27年02月13日 (KMZ, CSV)」
(10)めげ猫「タマ」の日記 福島産について
(11)前年比、クマ目撃情報が倍増 福島県内で1~7月は287件:福島民友ニュース:福島民友新聞社 みんゆうNet
(12)林野庁/きのこや山菜の出荷制限等の状況(福島県)
(13)クマ
(14)福島県観光ホームページ 統計資料一覧 - 福島県ホームページ
(15)「宝の山」恩恵に感謝、磐梯山の絶景満喫 11日は初の「山の日」:福島民友ニュース:福島民友新聞社 みんゆうNet
(16)会津磐梯山 福島県民謡 歌詞と試聴
(17)TVCM(ふくしまプライド。「野菜」篇) | ふくしま 新発売。
(18)「ばんだいミネラルトマト」出荷開始 福島県猪苗代で共選所稼働:福島民友ニュース:福島民友新聞社 みんゆうNet
(19)今年もおいしい、トマト!トマト!トマト! | ふくしま 新発売。
(20)安全が確認された農林水産物(公開用簡易資料) - 福島県ホームページ
(21)店舗・チラシ検索|ベイシア beisia 豊かな暮らしのパートナー
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  1. 2016/08/11(木) 19:41:32|
  2. -
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