めげ猫「タマ」の日記

一寸気になったどうでもいい事を記事に

福島・川内村成人式、出席21人中女性は5人、若い女性に見捨てられた村

 福島県川内村の成人式が行われました(1)。集合した映像を見ると(2)、出席者21人中女性は5人で、若い女性に村は見捨てられたようです。このままでは村を次世代に引き渡す事が出来ずやがて滅びます。
福島県では原発事故以降も若い女性を中心に福島脱出が続いています。以下に原発事故6年目(2016年)の3月から6月の年齢別の社会的動態(転入者―転出者)を示します。
20代前半女性の流出が顕著な福島県
 ※(3)集計
 図―1 福島県の年齢別社会的動態(事故6年目3-6月)

 図に示す通り10代後半と20代前半で大きくマイナスになっています。特に20代前半女性のマイナスが顕著です。以下に原発事故以降各年3-6月の社会的動態を示します。
20代前半女性の流出が続く福島県
※(3)を集計
 図―2 福島県の20代前半社会的動態(各年3-6月)

 図に示す通り各年とも女性が男性を大きく上回っています。福島県では18,19歳の50.0%が「放射線を意識している」と回答していますが、20代では71.4%が「放射線を意識していない」と回答してます(4)。18,19歳と20代で逆の結果になっていいます。要するに若い女性を中心に放射線を意識する方は福島から逃げ出しているのです。
 福島県川内村は阿武隈高原の山の中に位置する(4)人口2,020人の村です(3)。
事故から5年5ヶ月以上が過ぎて除染が必要な川内村
 ※1(6)の数値データを元に(7)に示す手法で8月1日時点に換算
 ※2 避難区域は(8)による
 図-3 福島県川内村

 概ね福島第一原発から30km圏内に位置し、原発事故から5年5ヵ月以上が経過しましたが、国が除染が必要だとする毎時0.23マイクロシーベルト(9)を広い地域で超えています。
 川内村は福島原発事故によって屋内退避が指示された後で緊急時避難準備区域に指定されました(8)。これについて村長は
「屋内避難といっても、日常生活の中で食料の確保などで外に出なければならないこと、外部との情報交換に欠かすことが出来ない通信インフラが全く不能(衛生電話が1台のみ)、村内唯一の診療所の閉鎖、移動のための燃料の枯渇、このような状況の中で屋内避難を続けることは不可能と判断した。」
と自身のブログで述べています。結局は全村避難を決断したそうです(10)。緊急時避難準備区域は2011年9月30日に解除され(9)、翌年の12年1月31日に川内村は「帰村宣言」を出し(11)村の「復興」が始まったと思います。
 8月15日に川内村では成人式が取り行われました(1)(12)。集合写真をとったようです。
女性の出席は5人の川内村成人式
 ※(2)をキャプチャー
 図―4 川内村成人式の様子

 男女合わせて21名の方が出席したそうです(2)(12)。図で女性の数を数えると5人ですので、男性16名、女性5名になって、女性がきわめて少数です。川内村の新成人の女性の多くは川内村に見切りを付け、新たな地での再出発を決めたようです。川内村は若い女性に見捨てられました。村長は自身のブログで成人式について
「何を守り後世に伝えていくのか」
と述べていますが(12)、若い女性に見捨てられた村では次世代を担う子供が生まれることもなくやがて崩壊します。

<余談>
 図表が小さいとご不満の方はこちら、図表をクリックしてください。
 福島の女性はお隣の茨城や宮城に比べても大変に綺麗です。
川内村の綺麗な女性③
 ※(2)をキャプチャー
 図-5 川内村の成人式の様子、その1

川内村の綺麗な女性①
 ※(2)をキャプチャー
 図-6 川内村の成人式の様子、その2

川内村の綺麗な女性②
 ※(2)をキャプチャー
 図-7 川内村の成人式の様子、その3

川内村の綺麗な女性④
 ※(2)をキャプチャー
 図-8 川内村の成人式の様子、その4

 図5から8に示すように皆さん大変に綺麗です。5人しか出席していないので、綺麗な方を選んで取材したようではなさそうです。何処へ行っても歓迎されると思います。川内村はかなり露骨な対策を取っているようです。村では村民一人当たり22万円の地域振興券を配るそうです。だたし使えるのは川内村村内限定です(13)。これについて村長は
「仮設住宅のある郡山市やいわき市で利用可能となれば、帰還促進のインセンティブとしての役割を失う恐れがある。 」
と述べています(14)。ここまでの対策を取るのは福島復興の力点が福島県民の復興でなく、福島県域の復興にあることを示していると思います。これでは福島の皆様は福島県域の復興の為に犠牲にされかねません。福島の皆様は不安だと思います。
 福島の果物ではモモが有名ですが、ナシも全国で4位の生産量があります(15)。福島では8月に入りナシの出荷が始まりました(16)(17)。主要な産地は福島県福島市です(15)。福島のナシはサクサクとした歯ごたえとさわやかな甘味がすがすがしいそうです(18)。福島県は福島産ナシは「安全」だと主張しています(19)。でも福島県福島市のスーパーのチラシには福島産ナシはありません。
他県産はあっても福島産ナシが無い福島県福島市のスーパーのチラシ
 ※(20)を引用
 図―9 福島産ナシが無い福島県福島市のスーパーのチラシ

 当然の結果です。(=^・^=)も福島県福島市の皆様も見習い「フクシマ産」は食べません。

―参考にしたサイト様および引用した過去の記事―
(1)「福島県戻り医療貢献」 川内で夏の成人式、古内さん誓いの言葉:福島民友ニュース:福島民友新聞社 みんゆうNet
(2)スイッチ20160815 TUFchannel
(3)福島県の推計人口(平成28年7月1日現在)を掲載しました。 - 福島県ホームページ
(4)放射線を意識44.7% 調査開始以来で最低 本社県民世論調査 | 県内ニュース | 福島民報
(5)川内村 - Wikipedia
(6)航空機モニタリングによる空間線量率の測定結果 | 原子力規制委員会中の「福島県及びその近隣県における航空機モニタリング(平成27年9月12日~11月4日測定) 平成28年02月02日 (KMZ, CSV)」
(7)めげ猫「タマ」の日記 半減期でしか下がらない福島の放射線
(8)区域見直し等について - 福島県ホームページ
(9)国(環境省)が示す毎時0.23マイクロシーベルトの算出根拠|東京都環境局 その他について
(10)「必ず戻る」 : 日々ゆうこう
(11)「戻れる人から戻ろう」 川内が帰村宣言 | 東日本大震災 | 福島民報
(12)「必ず戻る」 : 日々ゆうこう
(13)<原発事故>地域振興券「使い勝手悪い」 | 河北新報オンラインニュース2016/05/26 -
(14)地域振興券で取材 : 日々ゆうこう
(15)ナシ - Wikipedia
(16)サンシャインいわき梨の出荷開始 | 県内ニュース | 福島民報
(17)トピックス | JAふくしま未来
(18)特産品情報 | 地区別くらし情報 福島地区 | JAふくしま未来
(19)安全が確認された農林水産物(公開用簡易資料) - 福島県ホームページ
(20)ヨークベニマル/お店ガイド
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  1. 2016/08/18(木) 19:42:27|
  2. -
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