めげ猫「タマ」の日記

一寸気になったどうでもいい事を記事に

農業を守った福島・安達の葬式は15.3%増、守れなかった相馬は減、過去1年、対事故前

 2013年には原発事故前(2010年)より3%一次産業生産を増やした福島県安達地区では過去1年間の葬式(死者数)が事故前に15.3%増えていますが、△67減らしたままの相馬地方では逆に減っています。農業等の1次産業をを守った安達では葬式が増え、守れなかった相馬では葬式が減っています。
 (=^・^=)は検査データの解析から福島産について
 ①福島産のセシウム検査は他より低い値が出る。
 ②福島産のセシウム検査は汚染が酷い場所が避けられている。
 ③福島産はストロンチウム90の検査も必要であるが、検査されていない。
 ④福島産は栽培中や飼育中の放射線照射がなされるが安全性は確認されていない。

との特徴を見出しています(1)(2)。それでも福島県、東京電力、安倍出戻り総理等は福島産は安全であり、福島産を避ける行為は風評被害だとしています(3)(4)(5)。でもこの方達は福島原発事故前には原発は安全だと言っていた方々です(6)(7)(8)。およそ信じる事が出来ません。
 福島は原発事故によって膨大な放射性物質がばら撒かれ事故から5年5ヶ月を経た今も国が除染が必要だとする毎時0.23マイクロシーベルトを超(9)える地域が広がっています。
 事故から5年5ヶ月が過ぎて汚染が広がたままの福島
※1(10)の数値データを元に(11)に示す手法で8月1日時点に換算
 ※2 避難区域は(12)による
 ※3 相馬地方の範囲は(13)、安達地区の範囲は(14)による。
 図-1 相馬地方と安達地区

 図に示す通り福島は原発事故後も汚染されています。以下に安達地区(二本松市、本宮市、大玉村)(14)の各年8月から翌年7月までの葬式(死者)数を示します。
他県産はあっても福島産ナシが無しの福島県相馬地方のスーパーのチラシ
 ※(15)を集計
 図―2 安達地区の各年8月から1年間の葬式の推移

 図に示し通り原発事故前の2009年8月から10年7月の葬式(死者)数は1,064人ですが、それ以降は6年連続で1,200人を超えています。そして2015年8月から16年7月までの死者数は1,227人で15.3%増えています。偶然に起こる確率を(=^・^=)なりに計算すると0.07%で偶然を主張するには無理があります。以下に偶然に起こる確率の計算結果を示します。

 表―1 偶然に起こる確率の計算結果
 ※ 計算方法は(16)による。
有意差検定表
 以下に飯舘村を除く相馬地方(新地町、相馬市、南相馬市(13))の葬式(死者)数、を示します。飯舘村を除いたのは同村が今も避難区域にしていされ(12)、飯舘村村民は村には住んでいなきからです(17)。
原発事故後も葬式が増えていない相馬地方
 ※1 (15)を集計
 ※2 飯舘村を除く
 図―3 飯舘村を除く相馬地方の葬式(死者)数

 2010年8月からの1年間では増加していますが、後はそれ程には増えていません。原発事故前の2009年8月からの葬式(死者)数は1,411人で、最近1年間(2015年8月からの1年間)は1,379人で少し減っていますが、統計的な差はありません。2010年8月からの1年では増えていますが、この間に震災があり飯舘村を除く相馬地方は大変な津波被害にあいました(18)(19)(20)。津波による死者や生活環境の悪化で葬式は増えたと思います。一方で安達地区は図―1に示す通り内陸にあり津波被害はありません。
 同じ福島でも安達地区では増えているのに相馬地方では増えていません。安達と相馬にどんな違いがあるか気になります。以下に安達と相馬の1次産業の生産額の推移をしめします。
福島安達は3%増、相馬地区は67%減の1次産業生産額
 ※1(21)を集計
 ※2 相馬は飯舘村を除く
 図―4 安達地区と飯舘村を除く相馬地方の1次産業生産額

 図に示す通り安達地区でも原発事故のあった2011年は少し落ち込みましたが、その後は徐々に増やし、
 事故前の2010年   94.7億円
 事故後3年目2013年 97.9億円
で事故後3年目で事故前を3%上回っています。
 一方飯舘村除くを相馬地方では
 事故前の2010年  104.8億円
 事故後3年目2013年 45.1億円
で△67%減です。農業等の1次産業をを守った安達では葬式が増え、守れなかった相馬では葬式が減っています。
 
<余談>
 図表が小さいとご不満の方はこちら、図表をクリックしてください。
 福島産を野菜や米を許容する方が45.7%を占める福島県郡山市では14%葬式(死者数)が増えています。相馬地方の人口の大部分を占める相馬市や南相馬市ではこれを許容する割合は7.1%です。福島産、食べて応援 あの世行きって感じです(22)。これでは福島の皆様は不安だと思います。
 福島県が力をいれている果物にナシがあります(23)。8月17日に福島県相馬地方でもナシの収穫が始まりました(24)。そして福島ではナシの「幸水」が収穫のピークを迎えたそうです(25)。福島はナシのシーズンです。福島県相馬地方のナシは風味豊かで甘みたっぷりのジューシーなナシだそうです(26)。福島県は福島産ナシは「安全」だと主張しています。でも福島県相馬地方のスーパーのチラシには福島産ナシはありません。
原発事故後に葬式(死者数)が増えた福島安達地区
 ※(26)を引用
 図―5 福島産乳*が無い福島県*のスーパーのチラシ

 当然の結果です。(=^・^=)も福島県相馬地方の皆様も見習い「フクシマ産」は食べません。

―参考にしたサイト様および引用した過去の記事―
(1)めげ猫「タマ」の日記 福島産について
(2)めげ猫「タマ」の日記 食品中の放射性セシウム検査のまとめ(8月4週)―クロダイは宮城も茨城もセシウム入り、でも福島は全数ND―
(3)福島県風評・風化対策強化戦略について - 福島県ホームページ
(4)2015年1月16日(いわき市漁協組合員説明会資料)風評被害対策について(PDF 325KB)
(5)平成28年6月3日 福島県下訪問 | 平成28年 | 総理の一日 | 総理大臣 | 首相官邸ホームページ
(6)福島第一原子力発電所3号機におけるプルサーマル実施に係る安全確認 - 福島県ホームページ
(7)原子力安全・品質保証会議|東京電力
(8)衆議院議員吉井英勝君提出巨大地震の発生に伴う安全機能の喪失など原発の危険から国民の安全を守ることに関する質問に対する答弁書
(9)国(環境省)が示す毎時0.23マイクロシーベルトの算出根拠|東京都環境局 その他について
(10)航空機モニタリングによる空間線量率の測定結果 | 原子力規制委員会中の「福島県及びその近隣県における航空機モニタリング(平成27年9月12日~11月4日測定) 平成28年02月02日 (KMZ, CSV)」
(11)めげ猫「タマ」の日記 半減期でしか下がらない福島の放射線
(12)区域見直し等について - 福島県ホームページ
(13)相馬地方とは | 相馬広域観光案内
(14)安達地方広域行政組合
(15)福島県の推計人口(平成28年8月1日現在)を掲載しました。 - 福島県ホームページ
(16)めげ猫「タマ」の日記 偶然に起こる確率の計算方法について
(17)平成28年8月1日現在の村民の避難状況について | 飯舘村災害情報サイト
(18)[PDF]新地町 調査総括表(1/14) 1.被害の状況等 2.復興計画の策定状況
(19)相馬市 調査総括表(1/8) 1.被害の状況等 2.復興計画の策定状況
(20)南相馬市 調査総括表(1/8) 1.被害の状況等 2.復興計画の策定状況
(21)福島県市町村民経済計算 報告書 - 福島県ホームページ
(22)めげ猫「タマ」の日記 福島県郡山市の過去1年の葬式は14%増(対原発事故前)―相馬・南相馬は減―
(23)ふくしまイレブンエッセイ - 福島県ホームページ
(24)トピックス | JAふくしま未来
(25)トピックス | JAふくしま未来
(26)特産品情報 | 地区別くらし情報 そうま地区 | JAふくしま未来
(27)安全が確認された農林水産物(公開用簡易資料) - 福島県ホームページ
(28)"https://www.aeonsupercenter.co.jp/shop/netchirashi.php#minamisouma中の「南相馬店」
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