柏崎刈羽原子力発電所のストレステストの報告書(1)は、1号機と7号機を合わせると1000ページを超えます。さっと目を通すにも時間がかかります(「(=^・^=)の言い訳)。今日、やっと想定した津波の高さを見つけました。その部分を図にまとめました。

図 柏崎刈羽原子力発電所のストレステストの想定津波高さと結論
想定の津波の高さは3.3mで、敷地はそれより高いので、大丈夫だそうです。地震には、プレート型と断層型があるみたいです(2)。近々に日本海では、日本海中部地震と北海道南西沖地震がプレート境界で起こっています(3)。どちらも、15m以上の津波が起こっています。柏崎刈羽原子力の近くにはプレート境界があります(3)。それでも、想定する津波の高さは3.3mです。
それは、津波シュミレーションで、どうやってもこれ以上高い値がでなかったみたいです。そして、シュミレーションは正確(土木学会の基準を満たしている)といっています。どの程度正しいか、たとえば日本海中部地震とと比較を示しています。実測値が非常に見難くなっていたので、(=^・^=)的に実測値に線を引いてみました。そしたら、こんな感じになりました。

かなり正確なシュミレーションだと思います、ただし、津波が高く出た場所を除けば・・・。でも、ストレステストに必要なのは津波高さが高いところが正確に出ないと意味ないと思います。津波が高いと所は10m近い誤差があります。3.3m+10mで13.3mぼ想定する必要があるのでは・・・
もっと、不安になったことがあります。ストレステストには、プレート境界型の地震想定はありませんでした。また。地震は過去(東京電力が調べた範囲?)に起こった地震を想定し、それを計算しただけで。空白域に対する検討はありませんでした(1)。
<余談>
(=^・^=)はとっても、不安です。空白域で地震が起きたら、柏崎刈羽原子力発電所が「福島」に!
では、ありません。福島より1桁程度大きいことが起こるような気がします。
(1/25追加)
一桁大きくなる理由を
「
柏崎刈羽原子力発電所で福島と同じ事故が起きたら、一桁(10倍)大きいことになる。(4)
に書きました。
―参考にしたサイトおよび引用した過去のURL-
(1)
柏崎刈羽原子力発電所1、7号機の安全性に関する総合評価(一次評価)結果の経済産業省原子力安全・保安院への報告について(2)
地震の型(3)
柏崎刈羽原発沖でプレート地震が起こったら津波は?(4)
崎刈羽原子力発電所で福島と同じ事故が起きたら、一桁(10倍)大きいことになる。
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- 2012/01/19(木) 20:54:34|
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