めげ猫「タマ」の日記

一寸気になったどうでもいい事を記事に

福島県郡山市の事故6年目(3-9月)の葬式は9.5%増(対原発事故前)―いわき市は別―

 福島県郡山市の9月中の人口動態が発表されました(1)。そこで各年3-9月の葬式(死者数)を集計してみました。
 原発事故前年(2010年)3-9月 1,639人
 事故6年目(2016年)3-9月  1,794人
で9.5%増えています。このような事が偶然に起こる確率を計算したら0.8%なので偶然とは言えません。一方、同じ福島県内でもいわき市は
 原発事故前年(2010年)3-9月 2,232人
 事故6年目(2016年)3-9月  2,272人
で(2)1.7%増えていますが、偶然に起こる確率を計算したら56%のので統計的な差はありません。(=^・^=)なりに違いを調べたたら、農業です。福島県郡山市もいわき市も人口が30万人規模の(1)(2)の大きな市ですが、2015年の福島産米の全数・全袋検査数を見ると
 郡山市  約137万件(福島県内1位)
 いわき市  約34万件(福島県内6位)
でした(3)。これでは「福島産、食べて応援 あの世行」です。
 福島県には人口が30万人を超える市が2つあります。郡山市といわき市です(1)(2)(4)。福島県郡山市は福島県の内陸・中央に、いわき市は沿岸部の南部にある市です。以下に位置を示します。
除染が必要な地域が広がる福島県郡山市
 ※1(5)の数値データを元に(6)に示す手法で10月1日時点に換算
 ※2 避難区域は(7)による
 図-1 福島県郡山市といわき市

 図に示す通り福島県郡山市は事故から5年7ヶ月以上が過ぎましたが、国が除染が必要だとする毎時0.23マイクロシーベルトを超えた(8)地域が広く広がっています。
 以下に福島産米の全数・全袋検査数を示します。
郡山市が最大の福島県の米生産
 ※(3)の2015年度を集計
 図―2 福島産米全袋検査数(2015年度)

 図に示す通り郡山市は福島県随一です。一方でいわき市はそれほど多くありせん。図-1に示す通り原発事故から5年7ヶ月を経た今も除染が必要な地域が広がり汚染されています。それでも郡山市は同市産を「安全」とし、「風評被害」払拭のため学校給食を通じ郡山市の子供達に強制的に食べさせ続けました(9)。
 福島は「安全」、福島を避ける事は「風評被害」と主張しているのは安倍出戻り内閣、福島県、東京電力等です(10)(11)(12)。この方達は原発事故前は原子力は「安全」だと主張していた方達です(13)(14)(15)。でも原発事故が起きました。およそ信用できません。福島原発事故後も「安全」とされた福島産牛肉から福島県外の検査で基準値を大幅に超えるセシウムが見つかった(16)のは記憶に残るところです。福島県郡山市の皆様の健康が心配です。郡山市の4月中の人口動態が発表(1)になったので、各年1月から翌年8月までの葬式(死者)数を纏めて見ました。
事後に葬式が増えた福島県郡山市
 ※1 (1)を集計
 ※2 集計期間は各年3月から9月
 図-3 各年3月から9月の福島県郡山市の葬式(葬式)数

 福島第一原発事故後に増えその水準が続いています。事故前の2010年と今年(2016年)を比較すると
 原発事故前年(2010年)3-9月 1,639人
 事故6年目(2016年)3-9月  1,794人
で9.5%増えています。このような事が偶然に起こる確率を計算したら0.8%なので偶然とは言えません。。福島県郡山市では鼻血は知りませんが(17)、葬式は確実に増えています。以下に偶然に起こる確率の計算結果を示します。

 表―1 偶然に起こる確率の計算結果
 ※ 計算方法は(=^・^=)の過去の記事(18)による。
有意差検定表(郡山市)


 以下にいわき市の各年1月から翌年8月までの葬式(死者)数を示します。
事故後も葬式が増えていない福島県いわき市
 ※1 (2)を集計
 ※2 集計期間は各年1月から8月
 図-3 各年1月から8月の福島県郡山市の葬式(葬式)数

図に示す通り
 原発事故前年(2010年)3-9月 2,232人
 事故6年目(2016年)3-9月  2,272人
で(2)1.7%増えていますが、が、偶然に起こる確率を計算したら56%のので統計的な差はありません。以下に偶然に起こる確率の計算結果を示します。

 表―2 偶然に起こる確率の計算結果
 ※ 計算方法は(=^・^=)の過去の記事(18)による。
有意差検定表(いわき市)

 米作りが盛んな福島県郡山市では葬式(死者数)が増えていますが、そうではないいわき市では増えていません。なんか、福島産 食べて応援 あの世行って感じです。


<余談>
 図表が小さいとご不満の方はこちら、図表をクリックしてください。
 福島からの報道によると福島の温泉の若女将の皆さんが稲刈りをしたそうです。福島は新米の季節です。彼女達の主張によれば福島産米は安心、安全だそうです。
福島産米は安心、安全だと主張する福島の温泉の若女将
 ※(19)をキャプチャー
 図―4 福島産米は安心、安全と主張する温泉の若女将

 福島の温泉に行くとおもてなしに使われるそうです。
福島の宿では福島産米が出されると報じる福島のローカルTV局・FCT
 ※(19)をキャプチャー
 図-5 朝食に福島産米が出ると報じる福島のローカルTV局(FCT)

 福島県は福島産米は全数・全袋検査で「安全」を主張しているようですが、検査の精度を担保するものが無く(20)、(=^・^=)は単なるおまじないだと思います。(=^・^=)は怖くて福島には行けません。
 この思いは福島県いわき市の皆様も同じだと思います。福島県いわき市には「Iwaki Laiki」なるブランド米があるそうです(21)。いわき市の今年の新米の全数・全袋検査数が14万件を超えました(22)。いわき市民の皆様が食べるには十分な量です。でも福島県いわき市のスーパーのチラシには福島産米はありません。
他県産はあっても福島産米が無い福島県いわき市のスーパーのチラシ
 ※(23)を引用
 図―6 福島産米が無い福島県いわき市のスーパーのチラシ

 当然の結果です。(=^・^=)も福島県いわき市の皆さんを見習い「フクシマ」産は食べません。


―参考にしたサイト様および引用した過去の記事―
(1)郡山市の現住人口/郡山市
(2)地区別世帯数・男女別人口 | いわき市役所
(3)ふくしまの恵み安全対策協議会 放射性物質検査情報
(4)平成27年国勢調査速報(福島県の人口・世帯数) - 福島県ホームページ
(5)航空機モニタリングによる空間線量率の測定結果 | 原子力規制委員会中の「福島県及びその近隣県における航空機モニタリング(平成27年9月12日~11月4日測定) 平成28年02月02日 (KMZ, CSV)」
(6)めげ猫「タマ」の日記 半減期でしか下がらない福島の放射線
(7)区域見直し等について - 福島県ホームページ
(8)国(環境省)が示す毎時0.23マイクロシーベルトの算出根拠|東京都環境局 その他について
(9)JA郡山市|事業PR
(10)安倍内閣総理大臣 東日本大震災三周年記者会見 | 首相官邸ホームページ
(11)「おいしい ふくしま いただきます!」キャンペーン - 福島県ホームページ
(12)風評被害対策について - 東京電力
(13)衆議院議員吉井英勝君提出巨大地震の発生に伴う安全機能の喪失など原発の危険から国民の安全を守ることに関する質問に対する答弁書
(14)福島第一原子力発電所3号機におけるプルサーマル実施に係る安全確認 - 福島県ホームページ
(15)福島第一原子力発電所および福島第二原子力発電所の耐震安全性評価結果中間報告書(改訂版)等の一部修正ならびに修正版の経済産業省原子力安|TEPCOニュース|東京電力
(16)放射性セシウムを含む稲わらを与えた肉用牛について - 埼玉県
(17)めげ猫「タマ」の日記 非科学的な「美味しんぼ」に対する福島県の見解
(18)めげ猫「タマ」の日記 偶然に起こる確率の計算方法について
(19)ダイジェスト動画|ゴジてれ Chu!|福島中央テレビ中の「2016年10月11日(火)放送」
(20)めげ猫「タマ」の日記 福島産米業務用に好評、TPP早期導入で駆除を!
(21)いわき市産ブランド米「Iwaki Laiki」好評販売中 | いわき市 観光情報サイト
(22)ふくしまの恵み安全対策協議会 放射性物質検査情報
(23)イトーヨーカドー 平店
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  1. 2016/10/12(水) 19:51:16|
  2. -
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