めげ猫「タマ」の日記

一寸気になったどうでもいい事を記事に

茶番、IAEAの福島産魚検査

 日本の検査機関とIAEAが同じ福島産の魚を検査して、福島産の放射能検査が正しいか確認する試みがなされるそうです(1)。ただし日本の検査機関は福島産の殆どを検査してる福島県郡山市にある福島県農業総合センターでなく(2)、千葉県の検査機関です(1)。福島産を殆ど検査しない千葉県の検査機関とIAEAの検査が一致しても、福島産の検査が正しいとの証明になりません。とんだ茶番です。
 福島県のローカルTV局のTUFが報じる所によると、 日本の検査機関とIAEA(国際原子力機関)が同じ福島産の魚を検査して検査結果を照合し、日本の検査の正当性を確認する試みがなされるそうです。
福島産魚を千葉とIAEAで検査すると報じる福島のローカルTV局(TUF)
 ※(1)をキャプチャー
 図―1 福島産魚について、IAEAと日本側の検査機関で検査し結果を照合する試みを報じる福島のローカルTV局(TUF)

 厚生労働省の発表を見ると(3)、福島産の魚の検査は福島県郡山市にある福島県農業総合センター(2)で実施しています。日本側の検査機関は「福島県農業総合センター」でなく、図に示す通り千葉県にある検査機関です。厚生労働省の発表の中で(=^・^=)が気づいた検査機関は千葉市環境保健研究所等の「千葉」の名称が付く検査機関や成田空港検疫所がありますが、ここは千葉県や千葉県内の自治体の依頼でしか検査をしていません。この他に日本分析センター(4)や(財)海洋生物環境研究所(5)があります。ここは手広く検査を実施しているので、日本側の検査機関はどちらかなないしは両方になるとおもいます。ただし厚生労働省の発表をみると日本分析センターは2011年7月以降は福島産の検査を実施していません。(財)海洋生物環境研究所は福島産の検査を実施していません。普段は福島産を検査しない千葉の検査機関とIAEAの検査が一致しても、福島産が正しく検査されている証明にはなりません。とんだ茶番です。それでの水産庁の役人は
「国際機関が評価してくれることで、水産物が安全だということを(消費者に)知ってほしい」
と話しています。
「水産物が安全だということを(消費者に)知ってほしい」話す水産省の役人
 ※(1)をキャプチャー
 図―2 「水産物が安全だということを(消費者に)知ってほしい」話す水産省の役人


<余談>
 図表が小さいとご不満の方はこちら、図表をクリックしてください。
 検査機関同士で測定結果が一致するかしないとう問題はすでにかたずいていると(=^・^=)は思います。以下に群馬県赤城大沼のワカサギの検査結果を示します。
検査機関が違っても連続性がある赤城大沼のワカサギの検査結果
 ※1(3)を集計
 ※2 日付けは検査日
 ※3 NDは検出限外未満(見つからない事)を示す。
 図―3 赤城大沼・ワカサギの検査結果

 複数の検査機関で実施しても、結果は線上にならんでおり一致した測定結果と言えます。以下に岩手県宮古市産マダラの2012年度の検査結果を示します。
検査機関が違ってもそこそこ同じ宮越産マダラの検査結果
 ※1(3)を集計
 ※2 日付けは捕獲日
 ※3 NDは検出限外未満(見つからない事)を示す。
 図―4 岩手県宮古市産マダラの検査結果(2012年度)

 検査機関によらず同じようなデータが出ています。日本分析センターと海洋生物環境研究所の検査結果は一致しています。すくなくとも千葉県の検査機関のデータは他の検査結果と一致しており、IAEAとの比較などしなくても検査結果は正しいと言えます。
 福島はどうでしょうか?福島産は概ね福島県農業総合センターが検査を実施しており、検査機関同士の比較ができません。そこで、海は県境を越えて通じているので、隣県と魚の検査結果を比較することにします。通常であれば汚染源がある福島産魚は隣県より高い値がでるはずです。以下にクロダイの検査結果を示します。
茨城・宮城産ではセシウムが見つかるのに福島産で見つからないクロダイの検査結果
 ※1(3)を集計
 ※2 日付けは捕獲日
 ※3 NDは検出限外未満(見つからない事)を示す。
 図―5 クロダイの検査結果

 厚生労働省の発表(3)を見ると、最大で1キログラム当たりで
  宮城産 50ベクレル
  茨城産 80ベクレル
のセシウムが見つかっていますが、福島産は21件全て検出限界未満(ND)です。
 以下にナガツカ(魚)の検査結果を示します。
宮城産ではセシウムが見つかるのに福島産では見つからないナガツカの検査結果
 ※1(3)を集計
 ※2 日付けは捕獲日
 ※3 NDは検出限外未満(見つからない事)を示す。
 図―6 ナガツカ(魚)の検査結果

 宮城産からは1キログラム当たり4.9ベクレルのセシウムが見つかっていますが、福島産は10件全て検出限界未満(ND)です。IAEAとの検査の比較先に福島でなく千葉の検査機関を選んだ理由は明らかです。
 福島の検査は他より低く出る検査です。これでは福島の皆様はたまりません。
 福島県は福島産米のテレビCMを流していますた。その中で福島産米の安全をPRしていました(6)。でも、福島県が福島産米の根拠としてる福島県産米の全数・全袋検査は(=^・^=)が調べた限りでは精度を担保データがありません(7)。福島市は新米の季節です。福島県郡山市産米の全数・全袋検査数が約 27万件になりました(8)。福島県二本松市の人口は約6万人なので(9)十分な量です。福島県二本松市当たりのお米は良食味・高品質だそうです(10)。でも福島県二本松市のスーパーのチラシには福島産米はありません。
他県産はあっても福島産米が無い福島県二本松市のスーパーのチラシ
 ※(11)を引用
 図―7 福島産米が無い福島県二本松市のスーパーのチラシ

 当然の結果です。(=^・^=)も福島県二本松市の皆様を見習い「フクシマ産」は食べません。


―参考にしたサイト様および引用した過去の記事―
(1)Nスタふくしま20161116 TUFchannel
(2)福島県農業総合センターのトップページ
(3)報道発表資料 |厚生労働省
(4)日本分析センター - Wikipedia
(5)海生研/施設(地図)
(6)TVCM ふくしまプライド。「お米」篇 | ふくしま 新発売。
(7)めげ猫「タマ」の日記 福島産米業務用に好評、TPP早期導入で駆除を!
(8)ふくしまの恵み安全対策協議会 放射性物質検査情報を11月17日に閲覧
(9)二本松市ウェブサイト トップページ
(10)特産品情報 | 地区別くらし情報 安達地区 | JAふくしま未
(11)店舗・チラシ検索|ベイシア beisia 豊かな暮らしのパートナー
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  1. 2016/11/18(金) 19:45:28|
  2. -
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