めげ猫「タマ」の日記

一寸気になったどうでもいい事を記事に

お葬式、農業生産額4%増の福島安達の11%増、半減の相馬は減(2016年1-9月、対事故前)

 2016年1-10月の福島県の人口動態を集計したら(1)、農業生産を4%増やした阿安達地区では葬式が事故前の同時期に比べ11%増えていましたが、農業生産が半減した相馬地区では減っていました。
 福島産食品の検査データの分析から(=^・^=)は福島産について
 ①福島産のセシウム検査は他より低い値が出る。
 ②福島産のセシウム検査は汚染が酷い場所が避けられている。
 ③福島産はストロンチウム90の検査も必要であるが、検査されていない。
 ④福島産は栽培中や飼育中の放射線照射がなされるが安全性は確認されていない。
 ⑤福島産には基準超が見つかっても出荷制限されないもがある
との特徴を見出しています(2)(3)。それでも安倍出戻り総理、福島県、東京電力等は福島産は安全であり、福島産を避ける行為は風評被害だとしています(4)(5)(6)。でもこの方達は福島原発事故前には原発は安全だと言っていた方々です(7)(8)(9)。およそ信じる事が出来ません。
 以下に福島県安達地区と相馬地区を示します。 
避難区域を挟み東西に位置する相馬と安達
 ※1(10)の数値データを元に(11)に示す手法で9月1日時点に換算
 ※2 避難区域は(12)による
 ※3 相馬地方の範囲は(13)、安達地区の範囲は(14)による。
 図-1 相馬地方と安達地区
 
 図に示す通り、どちらも避難区域に隣接し、事故から5年9ヶ月が経ちましたがどちらも国が除染が必要だとする毎時0.23マイクロシーベルト(15)を超えた地域が広がっています。福島の安達も相馬も汚染されたままです。両者には大きな違いもあります。以下に安達地区(二本松市、本宮市、大玉村)と避難地域となっている飯館村を除く相馬地区(南相馬市、相馬市、新地町)の農業生産額を示します。
事故前に比べ農業生産を増やした安達、半減した相馬
 ※(15)を集計
 図―2 福島安達と相馬(飯舘村を除く)の農業生産額

図に示す様に事故前の2010年と13年の農業生産額を比べると
 安達地区 2010年91.7億円⇒2013年95.3億円、4%増
 相馬地区 2010年82.3億円⇒2013年42.9億円、ほぼ半減
です。
 安達地方では福島産米を事故のあと早めに学校給食に使いだしましたが(16)(17)、相馬地方の南相馬市は事故から6年目の今も学校給食に福島産米を使っていません(18)。こうした福島産に対する温度差も農業生産額に影響してると思います。安倍出戻り総理等が主張する「福島産は安全」が事実か嘘かは安達と相馬を比較すれば分かります。
 以下に各年1月から10月の福島県安達地方の葬式数を示します。
葬式が11%増えたままの福島・安達
 ※1(1)集計
 ※2 震災犠牲者は(19)により、死者・行方不明者を含み関連死を含まず
 図―3 福島安達の葬式数

図に示す通り、事故後に葬式が増え今も元に戻っていません。事故前と6年目の今年を比較すると
 事故前(2010年1-10月) 844人
 6年目(2016年1-10月) 981人
で、11%増えています。偶然に起こる確率を計算したら2.5%で、5%以下の統計的な差(有意差)がある(20)と言えます
 以下に各年1月から10月の福島県相馬地方の葬式数を示します。
葬式が増えていない福島・相馬
 ※1(1)集計
 ※2 震災犠牲者は(19)により、死者・行方不明者を含み関連死を含まず
 ※3 飯舘村を含まず
 図―4 福島相馬の葬式数

図に示す通り、震災によって大変な犠牲者がでましたが、その後、葬式は増えていません。事故前と6年目の今年を比較すると
 事故前(2010年1-10月)1,162人
 6年目(2016年1-10月)1,143人
で、少し減っていますが統計的な差あるとまでは言えません。
 事故後に農業生産を増やした福島・安達では葬式が増え、回復していない福島・相馬では葬式は増えていません。安倍出戻り総理、福島県、東京電力等は事故前は原発は「安全」と嘘を言っていたと同様に、事故後は「福島産」は安全と嘘を言っているようです。
 以下に偶然に起こる確率(危険率)の計算結果を示します。

 表―1  偶然に起こる確率(危険率)の計算結果
 ※ 計算方法は(=^・^=)の過去の記事(21)による。
有意差検定表
 
<余談>
 図表が小さいとご不満の方はこちら、図表をクリックしてください。
 こんな結果では福島の皆様は不安だと思います。
 12月に入り、寒い日が続きすき焼きが恋しい季節です。すき焼きに欠かせないのが「牛肉」と「ネギ」と思います(22)。福島県郡山市の肉用牛(和牛、交雑種)(23)の飼育頭数は6,190頭で(24)、福島県最大です。郡山市産等の福島牛は鮮やかな色合いと良質の霜降りをもつ絶品の牛肉だそうです(25)。柔こおりやましには特産品のネギもあります(26)。冬に収穫されるおいしいネギだそうです(27)。福島県郡山市では「牛肉」も「ネギ」も郡山市の特産品です。福島県は福島産牛肉もネギも安全だと主張しています(28)(29)。
 福島県郡山市のスーパーでは昨日・今日(12月3,4日)と「『おいしい ふくしま いただきます!」キャンペーン』が開かれたそうです(30)。でも、キャンペーンが開かれたスーパーのチラシには福島産牛肉もネギもありません。
他県産はあっても福島産牛肉が無い福島県郡山市のスーパーのチラシ他県産はあっても福島産ネギが無い福島県郡山市のスーパーのチラシ
 ※(31)を引用
 図―5 福島産牛肉もネギも無い福島県郡山市のスーパーのチラシ

 当然の結果です。(=^・^=)も福島県郡山市の皆様を見習い「フクシマ産」は食べません。

―参考にしたサイト様および引用した過去の記事―
(1)福島県の推計人口(平成28年11月1日現在)を掲載しました。 - 福島県ホームページ
(2)めげ猫「タマ」の日記 福島産について
(3)めげ猫「タマ」の日記 食品中の放射性セシウム検査のまとめ(11月4週)―基準超も出荷制限されない福島産ナメコ―
(4)福島県風評・風化対策強化戦略について - 福島県ホームページ
(5)2015年1月16日(いわき市漁協組合員説明会資料)風評被害対策について(PDF 325KB)
(6)平成28年6月3日 福島県下訪問 | 平成28年 | 総理の一日 | 総理大臣 | 首相官邸ホームページ
(7)福島第一原子力発電所3号機におけるプルサーマル実施に係る安全確認 - 福島県ホームページ
(8)原子力安全・品質保証会議|東京電力
(9)衆議院議員吉井英勝君提出巨大地震の発生に伴う安全機能の喪失など原発の危険から国民の安全を守ることに関する質問に対する答弁書
(10)航空機モニタリングによる空間線量率の測定結果 | 原子力規制委員会中の「福島県及びその近隣県における航空機モニタリング(平成27年9月12日~11月4日測定) 平成28年02月02日 (KMZ, CSV)」
(11)めげ猫「タマ」の日記 半減期でしか下がらない福島の放射線
(12)区域見直し等について - 福島県ホームページ
(13)相馬地方とは | 相馬広域観光案内
(14)安達地方広域行政組合
(15)国(環境省)が示す毎時0.23マイクロシーベルトの算出根拠|東京都環境局 その他について
(16)学校給食の放射性物質簡易測定の結果(給食用米) - 二本松市ウェブサイト
(17)学校給食における地元産米の検査結果について - 本宮市公式サイト
(18)学校給食食材放射能分析の取り組み - 南相馬市
(19)平成23年東北地方太平洋沖地震による被害状況即報(週1回更新) - 福島県ホームページ
(20)有意水準とは - 統計学用語 Weblio辞書
(21)めげ猫「タマ」の日記 偶然に起こる確率の計算方法について
(22)すき焼き - Wikipedia
(23)肉用牛:農林水産省中の「肉用牛の種類(PDF:315KB)
(24)届出情報の統計-目的別索引-牛の個体識別情報検索サービス中の「【平成28年10月31日公表】  (毎年10月31日頃更新) ⇒飼養頭数 牛の種別 市区町村別 平成28年9月末時点 ⇒Excel」
(25)ふくしまイレブンエッセイ - 福島県ホームページ中の「福島牛
(26)郡山市の伝統野菜「阿久津曲がりねぎ」/郡山市
(27)郡山ブランド野菜、阿久津曲がりねぎ(郡山市) | ふくしま 新発売。
(28)安全が確認された農林水産物(公開用簡易資料) - 福島県ホームページ
(29)(28)中の「やさい編 [PDFファイル/181KB]
(30)「おいしい ふくしま いただきます!」キャンペーンの開催について - 福島県ホームページ
(31)ザ・モール郡山店 - 店舗詳細|SEIYU
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  1. 2016/12/04(日) 19:44:21|
  2. -
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