めげ猫「タマ」の日記

一寸気になったどうでもいい事を記事に

小学校1、2,3年生がいない川俣町山木屋小学校、スケートリンクも効果無し

 福島県川俣町の山木屋地区は今は避難区域になっていますが、来年3月末に避難指示解除を(1)、再来年(2018年4月)に学校の再開を目指しています(2)。ただし、小学校1、2、3年生がおらず学校を再開しても4年で廃校になりそうです。
 福島県川俣町は福島県北部の山の中にある町です(3)。福島原発事故によって町は汚染され、町の東部の山木屋地区は避難区域に指定されました(4)。
福島県北部の内陸にある福島県川俣町
 ※1(5)の数値データを元に(6)に示す手法で12月1日時点に換算
 ※2 避難区域は(4)による
 図-1 福島県川俣町

 年間追加被ばく線量を1ミリシーベルト以下(高さ1メートルにおける空間線量率が毎時0.23マイクロシーベルト以下)とすることを長期的な目標とし進められてきた川俣町の除染は今年度(2016年度)で終了するそうです(7)。以下に川俣町の放射線量分布を示します。
事故から5年9ヶ月経てほぼ全域で除染が必要な川俣町
 ※1(5)の数値データを元に(6)に示す手法で12月1日時点に換算
 ※2 避難区域は(4)による
 図-2 福島県川俣町の放射線量分布

 除染は間もなく終了ですが同町の大部分は国が除染が必要だとする毎時0.23マイクロシーベルト(8)を超えています。
 以下に川俣町の赤ちゃん誕生数を示します。
事故後、女も子が特異的に生まれるようになった福島県川俣町
 ※1(9)を集計
 ※2 2016年は10月まで
 図―3 川俣町の赤ちゃん誕生数

 事故前は男の子が多く生まれていたのですが、事故後は6年連続で女の子が多く生まれています。6年連続ですので、このような事が偶然に起こる確率は2(64)分の1の約2%です。偶然に起こる確率(危険率)が5%で統計的な差(有意差)があるとされているので(10)、統計的な差が認定できます。このような事は川俣町と同様に主な避難区域が旧計画的であった飯舘村や葛尾村でも起こっています(11)。通常は男の子が多くうまれるので(12)、異常な事態です。
 それでも「安全」とされ来年3月31日には避難区域である東部の山木屋地区の避難指示の解除が決まり(1)、再来年(2018年)4月からは学校が再開されるそうです(2)。今年の1月末には子供達に楽しんでもらうためでしょうか、それとも子供達の歓心をかうためでしょうか、原発事故後中止していた川俣町山木屋のスケートリンクを再開しました(13)。
福島県川俣町の綺麗な女性
 ※(14)を転載
 図―4 リンク復活を喜ぶ川俣町の女性

どれ程の効果があったか興味があります。以下に川俣町山木屋からの15歳以下の方の推移を示します。
減り続ける川俣町山木屋の子供の人数
 ※(14)を集計
 図―5 15歳以下の川俣町山木屋からの避難者数

 どんどんへっています。今年1月にスケートリンク再開した後も減少は止まりません。図に示す様に川俣町以外に避難されていた子供さんは50人程度で一定していたのですが、今年6月位から減っています。川俣町への帰還を止め、避難先の住民となったようです。川俣町内に避難されている方は減り続けています。
 以下に川俣町山木屋小中学校の生徒数を示します。
1,2年生がいない福島県川俣町山木屋小学校
 ※1 小学校は(15)、中学校は(16)による。
 ※2 2015年度
 図―6 川俣町山木屋小中学校の児童生徒数(2015年度)

2015年度は1、2年がいません。2016年度も新入生が無く、小学校1,2,3年生はいなくなりました。山木屋小学校は2018年度に再開するそうです(2)。でも今の5,6年生は中学生になっているので6年生だけの小学校になります。そして1年で卒業するので、小学校は1年で事実上の廃校です。中学校も今の小学4年生が卒業する2021年度以降は生徒がいなくなり事実上の廃校です。スケートリンクで子供達の歓心を得ることはできなかったようです。原発が事故って避難した地域は子供達は戻りません。

<余談>
 図表が小さいとご不満の方はこちら、図表をクリックしてください。
 川俣町山木屋に子供達が戻らない理由の一つに放射線への不安があると思います。事故から5年9ヶ月が経ちましたが、川俣町は今も除染が必要であり、女の子が特異的に生まれるおかしな現象が継続しています。これでは川俣町の皆さんは不安だと思います。
 福島県川俣町の特産品に鶏肉(軍鶏)があります(18)。福島県は福島産鶏肉は「安全」だと主張しています(19)。でも、福島県川俣町のスーパーのチラシには福島産鶏肉はありません。
他県産はあっても福島産鶏肉が無い福島県川俣町のスーパーのチラシ
 ※(20)を引用
 図―7 福島産鶏肉が無い福島県川俣町のスーパーのチラシ

 当然の結果です。(=^・^=)も福島県川俣町の皆様を見習い「フクシマ産」は食べません。

―参考にしたサイト様および引用した過去の記事―
(1)川俣町における避難指示区域の解除について - 川俣町公式ホームページ
(2)30年4月開校へ 川俣・山木屋小中一貫校 | 県内ニュース | 福島民報
(3)川俣町 - Wikipedia
(4)区域見直し等について - 福島県ホームページ
(5)航空機モニタリングによる空間線量率の測定結果 | 原子力規制委員会中の「福島県及びその近隣県における航空機モニタリング(平成27年9月12日~11月4日測定) 平成28年02月02日 (KMZ, CSV)」
(6)めげ猫「タマ」の日記 半減期でしか下がらない福島の放射線
(7)過去に一度も除染を実施していない一般住宅等の除染に係る最終申し込みの受付について - 川俣町公式ホームページ
(8)国(環境省)が示す毎時0.23マイクロシーベルトの算出根拠|東京都環境局 その他について
(9)福島県の推計人口(平成28年11月1日現在)を掲載しました。 - 福島県ホームページ
(10)有意水準とは - 統計学用語 Weblio辞書
(11)めげ猫「タマ」の日記 女の子が特異的に生まれる全村避難の旧計画的避難区域(2016年10月)
(12)出生性比
(13)田んぼスケート場、5年ぶり再開 福島・川俣町  :日本経済新聞
(14)めげ猫「タマ」の日記 除染が終わっても、除染が必要な福島
(15)川俣町立山木屋小学校 ≫ 児童数生徒数情報|Gaccom[ガッコム]
(16)川俣町立山木屋中学校 ≫ 児童数生徒数情報|Gaccom[ガッコム]
(17)山木屋地区避難住民の今 避難解除は・・(川俣町): 小学生が創作劇 山木屋小学校 (山木屋小の生徒は4、5、6年の17人)
(18)川俣シャモ - 観光・イベント - 川俣町公式ホームページ
(19)安全が確認された農林水産物(公開用簡易資料) - 福島県ホームページ
(20)チラシ情報 | スーパーマーケットいちい
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  1. 2016/12/08(木) 19:45:48|
  2. -
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