環境省のホームページに「除染の工程表」を見つけました。その目標は

図―1 環境省の除染工程表の目標
です。
(=^・^=)なりに解釈すると
来年の8月には、空間放射線量を去年の8月の50%(半分)にする
ことが目標だと思います。そこで、除染をしないとして、来年8月の空間放射線量がどれくらになるか、(=^・^=)なりに計算してみました。計算方法は、過去の記事(2)を見てください。なお、1月の放射線量のデータ(3)の実績に合わせる修正をしています。福島市と郡山市について計算して見ました。こんな結果になりました。

図―2 福島市の空間放射線量率の実績と見込み

図―3 郡山市の空間放射線量率の実績と見込み
福島市 1.12μSv/h(去年8月)→0.58μSv/h(来年8月)・・・52%
郡山市 0.97μSv/h(去年8月)→0.49μSv/h(来年8月)・・・51%
殆んど、半分です。(=^・^=)の計算、放射性物質が雨なんどで流されるとこは考慮していません。これを考慮すでば、なにもしなくても、ぎりぎりですが50%以下になると思います。
(=^・^=)の結論
環境省の除染工程表の目標は、なにもしなくても達成できます。
<余談>
環境省はうらやましいと思います。なにもしなくても実現できる目標を掲げて、税金を使うなんて!環境省は効果のある除染対策はできないと思っていたりして・・。でも税金が使われます。
でも、その後が大変です。今は二年で、半分になるのは半減期2年のセシウム134の影響が大きいからだと思います。でも、そのあとは大変です。半減期が30年のセシウム137が主役になり、福島市が安心できるるようになるのに30年かかると思います(4)。
-参考にしたサイト様および引用した過去の記事―
(1)
「除染特別地域における除染の方針(除染ロードマップ)」の公表について (2)
長期の空間放射線量の計算方法(3)
福島県ホー
ムページ - 組織別 - 環境放射能測定結果・検査結果関連情報(国、県、市町村調査)(4)
福島市が放射線を気にしなくなるには30年以上は必要だ!
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- 2012/01/27(金) 21:52:49|
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