めげ猫「タマ」の日記

一寸気になったどうでもいい事を記事に

福島・廃炉5年、できたの14件中3件、予定通りは1件

 2011年12月21日に福島第一原発の廃炉工程表が示されました(1)。それから5年、できた事、できていない事、遅れた事などを纏めてみました。基本方針も遵守されていません。 2016年末までに期限を迎える14項目中で実現できたのは3項目で、このうち予定通りできたのは1項目です。()内は(できた項目数/期限を迎えた項目数)です。
①まもられない基本方針
②原子炉の冷却・滞留水処理―期限を迎えたのは5項目、全てでできず(0/5)。
③海洋汚染拡大防止―告示限度以下は実現せず(1/2)
④放射性廃棄物管理等 ―敷地境界・線量 1mSv/年未満を2年遅れで達成(1/1)
⑤使用済み核燃料取り出し―1~3号機の計画は大幅遅れ(1/4)
⑥燃料デブリの取り出し―計画遅れ(0/3)

 そして気になることがあります。福島第一の廃炉は30~40年で実現するとされていました(1)。この計画は今も変わっていません(3)。5年経ったで、廃炉まであと25~35年になっていいはずですが、福島県などは
「廃炉までの期間とその間の取組内容は「3期」に分かれており、廃炉が完了するまでには、30~40年もかかるとされているんだ。」
と記載しています(4)。起点は当初計画であれば最初の廃炉工程表が発表された2011年12月21日のはずですが、いまでは今後30~40年になった気がします。一部には「廃炉」あきらめ「石棺」なんて言葉も出てきています。
石棺」方式について「地元感情よりコスト優先?」と報じる福島県の地方紙・福島民報
 ※1(5)を転載
 ※2 「石棺」の意味ついては(5)を参照ください。
 図―1 「石棺」方式について「地元感情よりコスト優先?」と報じる福島県の地方紙・福島民報

この1年で実現できたのは(=^・^=)なりに見ると、敷地境界の追加的被ばく線量年1ミリシーベルト以下(6)だけな気がします。5年間の廃炉の実績を見ると、以下の状況が見えてきます。


1.まもられない基本方針
 最初の中長期ロードマップでは4つの原則がしめされました。
【原則1】地域の皆さまと作業員の安全確保を大前提に、取組を計画的に実現していく。
【原則2】透明性を確保し、地域や国民の皆さまのご理解をいただきながら進める。
【原則3】今後の現場状況や研究開発成果等を踏まえ、継続的に本ロードマップを見直していく。
【原則4】本計画に示す目標達成に向け、東京電力、資源エネルギー庁、原子力安全・保安院は、各々の役割に基づき、連携を図った取組を進めていく。
守られているか検証してみました。

【原則1】地域の皆さまと作業員の安全確保を大前提に、取組を計画的に実現していく。
 東京電力の発表を見ると、2015年は6人の下請けさんが死亡するトラブルがありました。この他に11件ケガ等のトラブルがあり、下請けさんのトラブルは合計で17件です。でも東電社員様のトラブルは発表がないので無かったようです(8)。
 今年(2016)年は10件の下請けんさのトラブルがあり、労災ではありませんが下請けさんが亡くなっています。4件は汚染水タンクがらみです。無理な汚染水タンク工事をしていなければ良いのですが?(9)。
 2015年のトラブルの詳細は(8)、16年は(9)に記していますので、興味があればご覧ください。
 福島第一、第二原発の設備でで東京電力は「労働安全衛生法」に定められる届出や点検をしていないことが発覚しました(10)(11)。
東京電力の法令違反無届工事3件を報じる福島県の地方紙福島民報
 ※(12)を転載
 図―2 東京電力の法令違反の無届工事を報じる福島県の地方紙・福島民報

【原則2】透明性を確保し、地域や国民の皆さまのご理解をいただきながら進める。
 およそ透明性ないので、少なくとも福島の皆様の理解は得られていません。今年の福島県の地方紙の福島民報が報じる福島十大ニュースのトップは「炉心溶融隠蔽」でした(13)。
福島県十大ニュースを報じる福島民報
 ※(13)を転載
  図―3 福島十大ニュースのトップは「炉心溶融隠蔽」と報じる福島県の地方紙・福島民報
 事件の概要は以下の通りです。
 本記事では、原子炉各部の名称が出てきますので、以下にに記載します。本稿に係らず他項でも使いますので参考にしてください。
原子炉の名称
 ※(14)(15)にて作成
 図―4 原子炉各部の名称

 東京電力は炉心損傷が5%を超えた場合には「炉心溶融」と判断するとの定義していました。事故のさなかに原子炉を見る訳にも行かないので、これに代わるのとして圧力抑制室(S/C)の放射線量が一定の値を超えたら「炉心溶融」と判定するとマニュアルで定めていました。
炉心溶融判定基準
 ※(16)を転載
 図-4 福島第一1号機の炉心溶融基準

 2011年3月14日には炉心溶融の判定基準を超える1時間当たり140シーベルトの放射線量が測定され「炉心溶融」が確定しました。ところが東京電力が炉心溶融を発表したのは2ヵ月後の同年5月です。これについて東京電力は今年2月まで「『炉心溶融』や『メルトダウン』といった用語の定義が定まってなく」と説明してきました(16)。ところが2月にマニュアルに「炉心溶融」の判定基準があり、これを当てはめると2011年3月14日には「炉心溶融」と判定できた発表しました(17)。東京電力は「炉心溶融」について判定基準があるのに無いと5年間も嘘をついていました。
 この問題は東京電力は自らが設置した第三者検証委員会に調査を依頼しました。結果が6月16日に発表になっています(18)。報告者も見て会見も聞いたのですが、「5年間嘘を続けて事」については解明がありません(18)。
 福島県知事は6月17日、「極めて遺憾」と不快感を示し、東電の隠蔽(いんぺい)体質を厳しく批判したとのことです。
炉心溶融隠しに福島県知事の不快感を一面トップで報じる福島民報
 ※(19)を転載
 図―5 福島県知事の不快感を1面トップで報じる福島県の地方紙・福島民報

 新潟県知事は6月16日に「(新潟)県の技術委員会に虚偽の説明をしていたということであり、極めて遺憾」とするコメントを発表したそうです。
 この問題を扱った福島県の地方紙の福島民友は6月17日の社説を
「『炉心溶融という言葉を使うな』
 この発言に原発事故の深刻な事態を隠そうという意図があった、とみられるのも当然だろう。それを隠蔽(いんぺい)というのではないのか。」
と書き出しています。
 同じく福島民報の6月18日の社説は
「検証委には舛添要一東京都知事の政治資金流用問題の調査に携わった『第三者』の弁護士の名前もある。依頼主の言い訳を追認するのが第三者の仕事と世間に示した。」
と論じています。
 新潟県の地方紙の新潟日報は6月18日の社説を
「問われているのは、東電の体質そのものだ。それは原発を再び運転する資格があるのか、という問題にも深く関わってこよう。」
と結んでいます(19)。

 2013年7月22日に東京電力は福島第一原発から海への汚染水漏れがいまもつづいていると発表しましたが、資料を見ると相当以前から分かっていたのに発表が遅れたようです(20)。発表したのは参議院選挙(21)の翌日なので、意図を感じた人も多数いたと思います。
 2015年2月24日に福島第一原発構内K排水路から高濃度の放射性物質に汚染らは排水が海に流れ出た旨を発表しました。発表データを見ると2014年4月からあり(22)、東京電力は10ヶ月以上もこの事実を秘匿していました。
 近々では11月22日の地震で福島第二の核燃料プールから、汚染水が漏れていたのに公表は2日後の11月24日となった(23)問題もあります。
 以上のようにおよそ「透明性」などなく「理解」など得られていません。


【原則3】今後の現場状況や研究開発成果等を踏まえ、継続的に本ロードマップを見直していく。
 1年半前の2015年6月12日に一応の見直し(以下最新の計画とする)が発表されています(24)。適切に見直されているかといえば、そうでもなさそうです。1年半経てば、期限を迎えるものがあります。期限を迎えた物について(=^・^=)なりに評価してみます。
(a)1号機核燃料取り出し
 最新の計画では2016年12月か1月位に瓦礫の撤去が始まる予定でした(25)。しかし現状を見ると、少なくとも来年3月までは前作業に当たるオペフロ(オペフロはレーションアの略語、原子炉建屋の最上階で、こ定期検査時には燃料交換作業など が行われる(15))の調査の予定になっており(26)3ヶ月はおくれそうです。
(b)2号機核燃料取り出し
 最新の計画では2015年度中に「準備工事」を終え、2016年度からは「建屋上部解体・改造等」を実施する計画でした(25)。現状は燃料取り出し用架構構築や燃料取り扱い設備設置に必要となる大型重機等の作業エリアを確保するため、原子炉建屋周辺のヤード整備等の準備工事段階です(27)。
(c)3号機核燃料取り出し
  最新の計画では2016年度から「カバー設置等」に取り掛かる予定でした(25)。東京電力の現行の作業計画では来年1月から開始になっており、現時点でカバー設置工事」は始まっていません。
(d)高濃度汚染水を処理した水の貯水は全て溶接型タンクで実施
 福島第一では原子炉・タービン建屋に汚染水が流れ込み日々、汚染水が増え続けています。放置すると溢れてしまうのでこれを汲みあげ汚染水タンクに保管しています(27)。汚染水タンクには初期に設置されたフランジ型とその後に設置された溶接型があります(28)。フランジ型汚染水タンクの寿命は5年とも言われています(29)。事故から5年以上経過したので、フランジ型タンクを撤去し、溶接型タンクに置き換える必要があります。最新の計画では2016年度の早い時期に置き換えを完了する計画でした(25)。ところが東京電力は10月28日に2018年5月までにかかると原子力規制員会に報告しました(30)。

(e)できたこと
 最新計画でできたのは2点です。
 ・「多核種除去設備等による再度の処理を進め、敷地境界の追加的な実効線量を 1mSv/年まで低減完了」は計画通り2015年中できましたが、当初計画(1)では2012年度中で(3)3年遅れの達成です。
 ・「いずれかのタービン建屋の循環注水ラインから切り離し」は2015年度に実施する予定でした(25)。これについて東京電力は2016年3月30日に1号機タービン建屋の循環注水ラインからの切り離し達成と発表しました(31)。当初の計画でこれに対応するのは「▽目標:原子炉建屋(若しくは格納容器下部)からの取水に切替完了」で、2015年10月位にには達成するはずでしが、これは全号機が対象でいまも他の原子炉についてはてきたと発表はないと思うので、当初計画に比べてば1年以上の遅れです。
(f)まとめ
 以上に記した通り僅か1年半前に策定された計画ですら、現時点で計画通りできたのは6項目中2項目で、しかも当初計画に比べれば大幅な遅れです。

【原則4】本計画に示す目標達成に向け、東京電力、資源エネルギー庁、原子力安全・保安院は、各々の役割に基づき、連携を図った取組を進めていく。
 現状では原子力安全・保安院が廃止され原子力規制員会ができたので(33)、現状では「東京電力、資源エネルギー庁、原子力規制委員会は、各々の役割に基づき、連携を図った取組を進めていく」になると思います。この3者が一堂に会し公開されている会議に「特定原子力施設監視・評価検討会 」があります(34)。この議論を聞いていると少なくとも資源エネルギー庁と原子力規制委員会では目指すものが違うようです。
 資源エネルギー庁(安倍出戻り内閣):経済的な損失の最小化
 原子力規制委員会:環境負荷、下請けさん事故、放射能漏れ事故等のリスクの最小化
との印象を持っています。目指す方向が違えば連携は無理でしょう。

2.原子炉の冷却・滞留水処理―期限を迎えたのは5項目、全てでできず。
福島第一では原発事故で溶け落ちた核燃料があるあたりに水をかけ冷やし続けています(27)。原子炉やタービン建屋に地下水が侵入したり、海岸から汲み上げた汚染水をタービン建屋に戻しています(27)(35)。放置すればあふれるのでタービン建屋から汲み上げ、これをタンクに保管しています(27)。この項目し以下の4つが期限を迎えています。
増え続ける福島第一汚染水
 ※(36)を集計
 図―6 増え続ける福島第一原発汚染水

①格納容器内の部分的観察(当初予定2014年3月末)―先行き見えず
 デブリ(溶け落ちた核燃料(15))の取り出しよりは、「止水」の為に設けられた項目のようです(1)。現状でも観察の努力は続いているいうですが(37)、会見を聞(38)いていると色々とトラブルに見舞われているようです。(=^・^=)が調べた限りデブリも圧力容器に空いているはずの穴(14)も観測されていなので、「部分的観測」は成功していません。いつ終わるか分からない作業として継続中です。

②原子炉建屋(若しくは格納容器下部)からの取水に切替完了(当初予定2015年10月頃)―行先き見えず
 1項【原則3】(e)に記載の通り1号機タービン建屋の循環注水ラインからの切り離しはできましたが、他は未定です。行先が見えません。

③水処理施設の信頼性向上(当初予定2013年3月末)―トラブルが絶えず
 現状ではタービン建屋からくみ上げた汚染水は「水処理設備」を通し1部は原子炉の冷却に使われ、残りは汚染水タンクに送られます。
福島第一汚染水処理の流れ
 ※(39)を転載
 図―7 福島第一原発の汚染水処理の流れ
 
 水処理設備は度々、汚染水漏れなどのトラブルを起こしています。先週にはRO淡水化装置や多核種除去設備(ALPS)が汚染水漏れを起こしています(40)。RO淡水化装置装置は高い圧力を汚染水に加えて汚染水から「淡水」を絞り出す装置ですが(41)、高い圧力を加えるので原理的に汚染水漏れを起こしやすい装置です。原発事故後に大急ぎで作られた装置でもあります(40)。でも見直しが行われた様子はありません。今後もトラブルが続き「信頼性向上」がいつ実現するかは不透明です。

④多核種除去設備(当初予定2012年12月末)―いまだ試運転中―
 多核種除去設備は図―7に示す様ように前段の処理設備にはない放射性物質を汚染水と汚染水から分離した廃棄物に分ける装置ですが(41)、トリチウムとウラン238は対象外です(42)。当初の予定では2012年末には完成するはずでした(1)、3年たった2016年末の現在も「試験運転中」(43)で完成はしてません。

⑤循環ループの縮小(当初予定2013年3月末)―汚染水漏れでとん挫ー
 図-1に示す汚染水処理は1周4km近い配管によってなされています。
brg130328c.gif
 ※(44)にて作成
 図―8 原子炉冷却のための配管引き回し

 これだけ長いとトラブルが心配です。そこでこのループを縮小することが計画されました。当初予定2013年3月末です。今年7月3日から運用を開始したと発表したのですが(45)、新規に設置したRO淡水化装置装置が汚染水漏れをお越し(40)、元の処理系に戻しました(46)。汚染水漏れでとん挫です。

⑥まとめ
 原子炉の冷却・滞留水処理―期限を迎えたのは5項目ですが、全てで出来ていません。

3.海洋汚染拡大防止―告示限度以下は実現せず―
 福島第一原発事故によって、福島の海に大量の放射性物質が流れ込み福島の海を汚染しました。現状も汚染が続いています(47)。
①海側遮水壁―1年遅れ―
 海洋への汚染水流出を抑える為にタービン建屋の海側に海側遮水壁等の「壁」を作り海への汚染水の流れを阻止する試みがなされています(48)。
凍土壁・海側遮水壁・サブドレンピット・地下水ドレンピット
 ※(49)を転載
 図―9 サブドレン、凍土壁、地下水ドレン、海側遮水壁

 海側遮水壁の当初予定は2014年10月頃でしたが、実際に完成したのは1年遅れの2016年10月で1年遅れです。

②港湾内海水を告示濃度限度未満(当初予定2013年3月末)―達成できず―
 告示限度は実質は排水の放射性物質濃度の上限を規定するものです(50)。ストロンチウム90は1リットル当たり30ベクレルと定められています(51)。全ベータ濃度は概ねストロンチウム90濃度の倍になるので(52)、これを全ベータにに当てはめれば1リットル当たり60ベクレルになります。当初の計画では福島第一港湾内海水の濃度を2013年3月末までに「告示限度未満」にするとの目標が定められました。以下に港湾内の1地点の1~4号機取水口内北側海水(東波除堤北側)の放射性物質濃度を示します。
告示限度を超えた汚染海水が見つかる福島第一港湾内
 ※1(53)にて集計
 ※2 NDは検出限界未満(見つからない事)を示す。
 図―10 1~4号機取水口内北側海水(東波除堤北側)の放射性物質濃度

 図に示す通り、今年(2016年)も告示限度を超えており達成できていません。

③まとめ
 海側遮水壁は1年遅れで完成しましたが、当初の目標の「港湾内海水を告示濃度限度未満」は達成できていません

4.放射性廃棄物管理等 ―敷地境界・線量 1mSv/年未満を2年遅れで達成
 福島第一原発内の放射性物質を管理して敷地外に放射線が漏れないようにする計画がたてられました。目標として「敷地境界・線量 1mSv/年未満(当初予定2013年3月末)」です。達成したのは2年遅れの2015年3月です(3)。


5.使用済み核燃料取り出し―1~3号機の計画は大幅遅れ
 福島第一の1から3号機の使用済み核燃料プールには使用済み核燃料1,393本、新燃料(未使用)180本の合計1,573本の核燃料が放置されたままです(54)。核燃料プールの取り出しが計画されていりょうですが(26)、計画は大幅に遅れています。
①1号機、
 当初計画では燃料取り出し準備を2015年3月末位から開始する予定でしたが、現状は前段階の「瓦礫調査」が始まったばかりで(26)大幅に遅れています。
②2号機
 当初計画では2015年末から「核燃料取り出し設備点検・修理」など核燃料の取り出し設備の設置を始める筈でしたが、現状は前段の「 除染・遮へい、設備調査」です(26)
③3号機
 当初計画では2015年1月頃から核燃料の取り出しを開始し2017年3月頃には終える計画でしたが、核燃料の取り出しは始まっていません(26)。
④4号機 核燃料取り出し完了(2014年10月頃)
 当初計画で2014年10月頃に核燃料の取り出しを終える計画です。ほぼ計画通り2014年12月に追えています(54)

6.燃料デブリの取り出し―計画遅れ
福島第一原発の廃炉作業のマイルストーンの一つは溶け落ちた核燃料、すなわち燃料デブリの取り出しです。いまの所は2018年9月までに取り出し方法を決め、2022年から開始する計画です(25)。これについて3つの準備作業が期限が来ています。
①遠隔による除染(当初予定2014年3月末)
 現在も除染が続けられており、終了見込みが明示されていません(37)。
②建屋内アクセス性を確保(当初予定2014年3月末)
 除染が終わらないと実現しないので、見込みは明示されていません(37)。
③原子 炉格納容器漏えい箇所調査(当初予定2014年3月末)
 現状調査が行われているのが原子炉格納容器の側面で(37)、おおきな穴が開いているであろう底(25)の調査計画は明示されていません(37)。いつになったらできるのかは不明だと思います。

<余談>
 長くなってすいません。でも、廃炉が目論見通り30~40年でできるかはそれなりに重要なテーマだと思います。それには「廃炉工程」の5年間を振り返る必要があり、長くなってしまいました。今もデブリ取り出しまで「10年」の工程は変っていません。今日(2016年12月21日)で折り返しです。明日からはデブリ取り出し開始予定まで5年以下になります。本当にできるのでしょうか?廃炉は進んでいません。これでは福島の皆様は不安だと思います。
 もうすぐクリスマスです。イチゴケーキを楽しみにしている方も多いと思います。福島県もイチゴ生産は盛んだそうです(55)。福島県でもイチゴの収穫が始まりました(56)。福島はイチゴののシーズンに入りました。福島市のイチゴは美味しいようです(57)。福島県は福島産イチゴは「安全」だと主張しています(18)。でも、福島県県福島市のスーパーのチラシには福島産イチゴはありません。
他県産はあっても福島産イチゴが無い福島県福島市のスーパーのチラシ
 ※(59)を引用
 図―11 福島産イチゴが無い福島県福島市のスーパーのチラシ

 当然の結果です。(=^・^=)も福島県福島市の皆様を見習い「フクシマ産」は食べません。

―参考にしたサイト様および引用した過去の記事―
(1)東京電力福島第一原子力発電所1?4号機の廃止措置等に向けた中長期ロードマップ|TEPCOニュース|東京電力
(2)中長期ロードマップ|東京電力
(3)(2)中の「2015年6月12日(廃炉・汚染水対策関係閣僚等会議第2回)⇒(資料1)中長期ロードマップ改訂案について(133KB)
(4)福島第一原発の廃炉に向けた取組について - 福島県ホームページ
(5)めげ猫「タマ」の日記 トラブルいっぱい福島原発(7月3週)―福島第一石棺化提案、福島を怒らす―
(6)東京電力福島第一原子力発電所関連 | 原子力規制委員会中の「平成28年12月14日東京電力福島第一原子力発電所の中期的リスクの低減目標マップ(平成28年12月版)【PDF:157KB】
(7)めげ猫「タマ」の日記 トラブルいっぱい福島原発(12月1週)―サブドレン3ヶ月、効果は見えず―
(8)めげ猫「タマ」の日記 勝手に福島原発十大トラブル2015
(9)めげ猫「タマ」の日記 トラブルいっぱい福島原発(9月2週)―下請けさんがケガ、今年は10件目―
(10)新たに法令違反3件 第一原発 東電、点検実施せず | 県内ニュース | 福島民報
(11)2016年12月14日福島第一原子力発電所 労働安全衛生法第88条以外の調査結果について(PDF 27.3KB)
(12)めげ猫「タマ」の日記 トラブルいっぱい福島原発(10月1週)―福島第1・引き留め鉄構 40年間無点検―
(13)めげ猫「タマ」の日記 勝手に福島十大ニュース(2016)
(14)(2)中の「中長期ロードマップの進捗状況⇒2016年11月24日(廃炉・汚染水対策チーム会合 第36回事務局会議)⇒資料2】中長期ロードマップの進捗状況(概要版)(7.20MB)
(15)用語集
(16)めげ猫「タマ」の日記 東京電力第三者報告書―5年間嘘を続けて事は解明されていない―
(17)福島第一原子力発電所事故当時における通報・報告状況について|プレスリリース|東京電力ホールディングス株式会社
(18)福島第一原子力発電所事故に係る通報・報告に関する第三者検証委員会からの「検証結果報告書」の受領について|プレスリリース|東京電力ホールディングス株式会社
(19)めげ猫「タマ」の日記 トラブルいっぱい福島原発(6月3週)―福島・梅雨入り、汚染水タンクは大丈夫?―
(20)2013年7月22日海側地下水および海水中放射性物質濃度上昇問題の現状と対策(PDF 1.43MB)
(21)参議院議員通常選挙 - Wikipedia
(22)2015年2月24日2号機原子炉建屋大物搬入口屋上部の溜まり水調査結果(PDF 960KB)
(23)第2原発建屋に水たまり 福島県沖地震で、東電公表2日遅れ:福島民友ニュース:福島民友新聞社 みんゆうNet
(24)(2)中の「2015年6月12日(廃炉・汚染水対策関係閣僚等会議第2回)」
(25)(2)中の「2015年6月12日(廃炉・汚染水対策関係閣僚等会議第2回)⇒(資料3)東京電力(株)福島第一原子力発電所の廃止措置等に向けた中長期ロードマップ(案)(1.43MB)PDF
(26)(2)中の「中長期ロードマップの進捗状況⇒2016年11月24日(廃炉・汚染水対策チーム会合 第36回事務局会議)⇒資料3-2】使用済燃料プール対策(17.3MB)
(27)原子炉の安定化|東京電力
(28)(2)中の「中長期ロードマップの進捗状況⇒2016年11月24日(廃炉・汚染水対策チーム会合 第36回事務局会議)⇒タンク耐用年数、根拠なし 第一原発 | 東日本大震災 | 福島民報
(30)第46回特定原子力施設監視・評価検討会 | 原子力規制委員会中の「資料1:建屋滞留水処理に向けた取り組み[東京電力]【PDF:3MB】
(31)[PDF]1号機タービン建屋の循環注水ラインからの 切り離し達成について
(32)原子力規制委員会 (日本) - Wikipedia
(33)特定原子力施設監視・評価検討会 | 原子力規制委員会
(34)報道配布資料|東京電力
(35)中の「建屋への地下水ドレン移送量・地下水流入量等の推移 」
(36)プレスリリース|リリース・お知らせ一覧|東京電力ホールディングス株式会社中の「福島第一原子力発電所における高濃度の放射性物質を含むたまり水の貯蔵及び処理の状況について」
(37)(2)中の「中長期ロードマップの進捗状況⇒2016年11月24日(廃炉・汚染水対策チーム会合 第36回事務局会議)⇒【資料3-3】燃料デブリ取り出し準備(3.25MB)
(38)2016/12/19(月) 原子力定例記者会見
(39)めげ猫「タマ」の日記 トラブルいっぱい福島原発(11月3週)―地下水バイパス止まる―
(40)めげ猫「タマ」の日記 トラブルいっぱい福島原発(12月3週)―東電社員様も甲状腺癌―
(41)めげ猫「タマ」の日記 トラブルいっぱい福島原発(8月3週)―作業中止もトラブル―
(41)めげ猫「タマ」の日記 勝手に福島原発十大トラブル
(42)汚染水の浄化処理|東京電力
(43)2016年12月19日福島第一原子力発電所の状況(記者会見資料)(PDF 24.0KB)
(44)福島第一原子力発電所の現況|東京電力中の「滞留水の処理・貯蔵状況」
(45)中長期ロードマップ|東京電力通の「中長期ロードマップの進捗状況⇒2016年9月29日(廃炉・汚染水対策チーム会合 第34回事務局会議)⇒【資料2】中長期ロードマップの進捗状況(概要版)(9.39MB)
(46)2016年12月15日 福島第一原子力発電所の状況について(日報)【午後3時現在】
(47)めげ猫「タマ」の日記 福島第一汚染水(12月3週)―外洋からストロンチウム90等の放射性物質―
(48)海側遮水壁|東京電力
(49)めげ猫「タマ」の日記 凍土壁が失敗した訳
(50)廃液中または排水中の濃度限度 (09-04-02-07) - ATOMICA -
(51)サンプリングによる監視|東京電力
(52)めげ猫「タマ」の日記 全ベータはストロンチウム90由来の放射性物質
(53)報道配布資料|東京電力中の「福島第一港湾内、放水口付近、護岸の詳細分析結果」
(54)福島第一・第二原子力発電所の燃料貯蔵量 - 福島県ホームページ
(55)福島県オリジナル品種「ふくはる香」をお見逃し無く! | ふくしま 新発売。
(56)クリスマスおいしく彩る イチゴ収穫本格化:福島民友ニュース:福島民友新聞社 みんゆうNet
(57)福島 いちご狩り特集 | 一般社団法人 福島市観光コンベンション協会公式ページ こらんしょふくしま
(58)安全が確認された農林水産物(公開用簡易資料) - 福島県ホームページ
(59)チラシ情報 | スーパーマーケットいちい
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