めげ猫「タマ」の日記

一寸気になったどうでもいい事を記事に

女の子しか生まれない10,11月の避難指示解除の福島県葛尾村

 避難指示が昨年6月に解除された福島県葛尾村(1)の10,11月の中に生まれた赤ちゃんは2人ですが、全員が女の子です。さらに福島原発事故後に生まれた赤ちゃんを集計すると
 男の子 18人
 女の子 41人
で、女の子が圧倒的に多く生まれています。このような確率を計算したら0.3%まので、偶然とは言えません。
 福島原発事故後に福島では二種類の避難区域が設定されました。一つは福島第一原発20km圏内の警戒区域と原発事故後しばらくして放射線量が高い事が判明し、指定された計画的避難区域です。警戒区域は福島原発事故翌日の2011年3月12日に設定されましたが、計画的避難区域が設定されたのは原発事故から1ヶ月以上も後の2011年4月22日です(2)。旧計画的避難区域はいわば「逃げ遅れた」避難区域です。
汚染されたままの福島県葛尾村
 ※1(3)の数値データを元に(4)に示す手法で4月1日時点に換算
 ※2 避難区域は(1)による
 図-1 旧計画的避難区域

 図に示す通り、葛尾村は村のほぼ全域が計画的避難区域でした。原発事故から5年以上が経過した今でもほぼ全域が国が除染が必要だとする毎時0.23マイクロシーベルト(5)を大きく超えています。それでも安倍出戻り内閣は「安全」であるとして昨年(2016年)6月に避難指示を解除しいました。本当に安全なのか心配です。
 福島県が2016年12月中の人口動態を発表したので(6)、赤ちゃん誕生数を調べてみました。2016年10、11月に生まれた赤ちゃん2人全員が女の子です。
 以下に各年3月から1年間の葛尾村の赤ちゃん誕生数を示します。
事故後に女の子が特異的に生まれるようになった福島県葛尾村
 ※(6)を集計
 図―2 各年3月から1年間の葛尾村の赤ちゃん誕生数

 通常は男の子が多く生まれなす(7)。図に示す通り葛尾村でも原発事故前年は男の子が多く生まれていたのですが、原発事故後は女の子が多く生まれるようになりました。原発事故(2011年3月)以降の赤ちゃん誕生数を集計すると
 男の子 18人
 女の子 41人
で女の子が多く生まれています。このような事が偶然に起こる確率を計算したら0.3%なので偶然とは言えません。以下に偶然に起こる確率の計算結果を示します。

 表―1 偶然に起こる確率の計算結果(葛尾村)
 ※計算方法は(=^・^=)の過去の記事による(8)。
有意差検定表(葛尾村)

 このような事は葛尾村だけではありません。図-1に示す様に飯舘村と川俣町の避難区域は全てが旧計画的避難区域です。原発事故以降の赤ちゃん誕生数は
 飯舘村
  男の子 128人
  女の子 172人
川俣町
  男の子 163人
  女の子 203人
 で、どちらも女の子が多くなっています。以下に飯舘村・葛尾村・川俣町の各年3月から1年間の赤ちゃん誕生数を示します。
事故後に女の子が特異的に生まれるようになった計画的避難区域が主な3町村
 ※(6)を集計
 図―3 各年3月から1年間の3町村の赤ちゃん誕生数

 ことらも原発事故前が男の子が多く生まれていたのですが、事故後は6年連続で女の子が多く生まれています。 原発事故後に生まれた赤ちゃんを合計すると
  男の子 309人
  女の子 419人
です。このような事が偶然に起こる確率は約0.005%なので「偶然」とは言えません。以下に偶然に起こる確率の計算結果を示します。

 表―2 偶然に起こる確率の計算結果(3町村)
 ※計算方法は(=^・^=)の過去の記事による(8)。
有意差検定表(3町村)

<余談>
 図表が小さいとご不満の方はこちら、図表をクリックしてください。
 男の子でも女の子で生まれて来れば良いと考える方が多いと思います。まして福島県の女性はお隣の宮城や茨城に比べても大変に綺麗です。
福島の綺麗な女性
 ※(9)をキャプチャー
 図―4 福島県葛尾村の綺麗な女性

 でも喜んでばかりはいられないようです。福島県県民健康管理調査によれば、48.1%の方が放射線は「次世代への(遺伝的)影響の可能性が高い」と回答しています(10)。 福島では遺伝的欠陥で色素が合成できないアルビノ・ヒメマスが見つかりました(11)。
 福島県の県放射線健康リスク管理アドバイザーの高村昇氏は福島県の地方紙の福島民報に、広島や長崎の二世調査の結果から
 「次世代への影響は考えにくいと思われます。」
と寄稿しています(12)。でも遺伝には孫の世代で見える「隔世遺伝」があります(13)。このような遺伝は「二世調査」では分かりません。
 放射性影響研究所は広島や長崎の原爆投下で遺伝的な影響が生じていない根拠として
  ①赤ちゃんの男女比に異常が起きていない。
  ②自然死産の増加が認められない
ことを上げています(14)。赤ちゃんの男女比について本文にある通りです。福島では原発事故後に懐妊してであろう2012年、13年の赤ちゃんの自然死産が増えています(15)。
 福島の皆様の遺伝的影響を心配する声(10)に答えるためでしょうか?福島で遺伝子の異常の有無を調べる福島ゲノム計画が2012年提唱されました。計画でな2013年度から調査を開始し、来年度(2017年度)に終える計画でした(16)。計画が提唱されて4年になりますが、進められているようなニュースを(=^・^=)は知りません。いつの間にかうやむやになった感じです。福島でが怪しげな物は「調査」されません。これでは福島の皆様は不安だと思います。
 福島でもイチゴ栽培が盛んだそうです(17)。福島県の地方紙の福島民友は福島県鏡石町産イチゴのゆうパック販売好調と報じていました(18)。福島県鏡石町はイチゴのシーズンです。同町のイチゴは粒が大きくあまいと評判だそうです(19)。福島県は福島産イチゴは「安全」だと主張しています(20)。でも、福島県鏡石町のスーパーのチラシには福島産イチゴはありません。
他県産はあっても福島産イチゴが無い福島県鏡石町のスーパーのチラシ
 ※(21)を引用
 図―5 福島産イチゴが無い福島県鏡石町のスーパーのチラシ

 当然の結果です。(=^・^=)も福島県鏡石町の皆様を見習い「フクシマ産」は食べません。
―参考にしたサイト様および引用した過去の記事―
(1)葛尾村の避難指示解除について - 葛尾村ホームページ
(2)避難区域見直し等について - 福島県ホームページ
(3)航空機モニタリングによる空間線量率の測定結果 | 原子力規制委員会中の「福島県及びその近隣県における航空機モニタリング(平成27年9月12日~11月4日測定) 平成28年02月02日 (KMZ, CSV)」
(4)めげ猫「タマ」の日記 半減期でしか下がらない福島の放射線
(5)国(環境省)が示す毎時0.23マイクロシーベルトの算出根拠|東京都環境局 その他について
(6)福島県の推計人口(平成28年12月1日現在)を掲載しました。 - 福島県ホームページ
(7)出生性比
(8)めげ猫「タマ」の日記 偶然に起こる確率の計算方法について
(9)福島・葛尾村で成人式 原発事故後6年ぶり|日テレNEWS24
(10)県民健康調査における中間取りまとめ - 福島県ホームページ
(11)めげ猫「タマ」の日記 福島に遺伝的欠陥で色素が合成できないアルビノ・ヒメマス現る。
(12)放射線 放射性物質 Q&A これから生まれる子どもに被ばくの影響は | 東日本大震災 | 福島民報
(13)隔世遺伝 - Wikipedia
(14)原爆被爆者の子供における放射線の遺伝的影響 - 放射線影響研究所
(15)めげ猫「タマ」の日記 福島の自然死産率は全国平均の1.5倍
(16)(新)福島におけるゲノム解析による放射線遺伝影響調査(福島ゲノム調査)
(17)福島県オリジナル品種「ふくはる香」をお見逃し無く! | ふくしま 新発売。
(18)鏡石町特産の「完熟イチゴ」届けます! ゆうパック販売好調:福島民友ニュース:福島民友新聞社 みんゆうNet
(19)農作物紹介 鏡石町[福島県]
(20)安全が確認された農林水産物(公開用簡易資料) - 福島県ホームページ
(21)リオン・ドール スーパーマーケット お得情報満載
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  1. 2017/01/08(日) 19:41:30|
  2. -
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