めげ猫「タマ」の日記

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食品中の放射性セシウム検査のまとめ(1月4週)―福島県楢葉町の原乳出荷再開、検査結果がありません―

 食品中の放射性物質の検査結果を厚生労働省は発表しています(1)。また、厚労省以外の発表もあります(2)。1月4中の食品中の放射性セシウムの検査結果が発表になったので(3)、まとめてみました。お買い物のの参考になればいいかなと思います。先週に続き今週もしっかりセシウム入り汚染食品が見つかっています(4)。牛肉を除く検査結果の概要は以下の通りです。
  ①検査数741件中7件の基準超え(全体の1%)
  ②平均は、1キログラム当たり6.2ベクレル、最大2,200ベクレル(福島県産イノシシ)。
 事故から6年近く経って見つかり続けるセシウム汚染食品
  ※1 牛肉を除く
   ※2 単位については(5)を参照
  図―1 食品中の放射性セシウム検査結果のまとめ(2017年1月4週)

  色分けは以下の通りです。
  マーケットから基準値(6)超えの食品が見つかった県
  出荷制限対象外の地域・品目から基準値超えの食品が見つかった県
  基準値超えの食品が見つかった県

今週のデータを解析すると以下の特徴が見えてきます。
 ①福島産スズキの検査結果は42件連続ND、宮城、茨城、千葉産からはセシウムが見つかっている。
 ②福島県楢葉町の原乳出荷再開、検査結果がありません。
 ③上昇を続ける福島県二本松市産イノシシのセシウム濃度
とても安心などできません。
  
1.福島産スズキの検査結果は42件連続ND、宮城、茨城、千葉産からはセシウムが見つかっている。
 先週の記事でスズキについて書きましたが、データが追加になったので以下に示します。
 宮城・茨城・千葉産からは見つかっても福島産からはセシウムが見つからないスズキの検査結果
 ※1(1)を集計
 ※2 NDは検出限界未満(見つからないと)を示す
 ※3 日付けは捕獲日
 ※4 淡水は除く
 図―2 スズキの検査結果

 図に示す様に宮城、茨城、千葉産スズキからセシウムが見つかっています。福島産は42件全数で検出限界未満(ND)です。
同じくサメについて書きましたが、データが追加になったので以下に示します。
宮城・静岡産から見つかっても福島産サメからはセシウムが見つからない検査結果
 ※1(1)を集計
 ※2 NDは検出限界未満(見つからないと)を示す
 ※3 日付けは捕獲日
 図―3 サメの検査結果

 図に示す通り宮城、静岡のサメはセシウム入りです。一方で福島産は22件全数で検出限界未満(ND)です。
 スズキにしてもサメにしても福島以外でセシウムが見つかるのに、汚染源のある福島で見つからいのは奇妙な話です。福島産農水産物の産地での検査は福島県農林水産部に属する福島県農業総合センター(7)が実施しています。中立性に疑問があります。
 福島産は他所より低い検査で「安全」され販売されます。

2.福島県楢葉町の原乳出荷再開、検査結果がありません。
 福島県楢葉町は概ね福島第一原発から20km圏内にある町で、福島原発事故によってほぼ全域が避難区域に指定されました。それでも安全とされ2015年9月に避難指示が解除されました(8)。同町では福島第一原発事故によって飛散したと思われる放射能に酷く汚染された物体が過去に7個見つかっています(9)。当然ながら氷山の一角で、見つからない物も多くあるはずです。こんなところで牧草が育ったら局所的に高濃度の汚染牧草ができる可能性もあると思います。
 それでも復興は進み今日(1月24日)から楢葉町産原乳の出荷が再開されます(10)。検査されているか心配です。福島県は毎週月曜日に原乳の検査を実施しています(2)。福島県の原乳の検査は乳業工場や中間の集積地であるクラーステーション(11)に集められた原乳を検査しています。但し各乳業工場やクラーステーションが何処の市町村の原乳を扱ったかを記載しています。昨日(1月23日月曜日)の検査結果をみたら「楢葉町」の記載がありません(12)。楢葉町産原乳は無検査のまま出荷されるようです。それでも福島県は福島産原乳は検査されていて「安全」が確認されたと主張しています(13)。
 福島産は検査されていなくても検査で「安全」が確認されたとされ出荷されます。

3.上昇を続ける福島県二本松市産イノシシのセシウム濃度
 福島県二本松市のスキー場で、今年から6年ぶりに埼玉県越谷市のスキー教室が再開されました(14)。以下に福島県二本松市産イノシシのセシウム濃度を示します。
昨シーズンに比べ汚染がひどくなった福島県二本松市産イノシシ
 ※1(1)を集計
 ※2 NDは検出限界未満(見つからないと)を示す
 ※3 日付けは捕獲日
 図―4 福島県二本松市産イノシシの検査結果

 図に示す通り昨シーズンに比べセシウム汚染は酷くなっています。福島県二本松市の汚染は酷くなっているようです。スキー教室を再開して大丈夫ですかね?
 福島産はセシウム濃度が上昇する事があります。


<余談>
 図表が小さいとご不満の方はこちら、図表をクリックしてください。
 ・他所より低くでる検査で安全とされる福島産
 ・検査されていなくても検査で「安全」が確認されたとされる福島産
 ・セシウム濃度が上昇する事がある福島産
 福島県知事が大相撲初場所の優勝力士に福島産イチゴなどの目録を送ったそうです(15)。福島はイチゴの季節です。福島県会津若松市ではイチゴ狩りが楽しめます(16)。同市辺りのイチゴは身の詰まったしっかりした食感で、食べると果汁が溢れるそうです(17)。福島県は福島産イチゴは「安全」だと主張しています(13)。でも福島県会津若松市のスーパーのチラシには福島産イチゴがありません。
他県産はあっても福島産イチゴが無い福島県会津若松市のスーパーのチラシ
 ※(18)を引用
 図―5 福島産イチゴが無い福島県会津若松市のスーパーのチラシ

 当然の結果です。(=^・^=)も福島県会津若松市の皆様を見習い「フクシマ産」は食べません。



―参考にさせていただいたサイト様および引用した過去の記事―
(1)報道発表資料 |厚生労働省
(2)モニタリング検査結果【詳細】 - 福島県ホームページ
(3)食品中の放射性物質の検査結果について(第1017報) |報道発表資料|厚生労働省
(4)めげ猫「タマ」の日記 食品中の放射性セシウム検査のまとめ(1月2週)―新年早々セシウム入り食品―
(5)めげ猫「タマ」の日記 ベクレルとシーベルト
(6)食品中の放射性物質への対応|厚生労働省
(7)農林水産部 - 福島県ホームページ
(8)楢葉町 - Wikipedia
(9)めげ猫「タマ」の日記 トラブルいっぱい福島原発(10月4週)―福島第一汚染水100万トン突破―
(10)旧避難区域の福島・楢葉町、原乳出荷24日再開  :日本経済新聞
(11)クーラーステーションとは - 酪農用語 Weblio辞書
(12)(2)中の「平成29年1月23日公表:原乳(H29.1.23採取分) [PDFファイル/126KB]
(13)安全が確認された農林水産物(公開用簡易資料) - 福島県ホームページ
(14)6年ぶりスキー教室 埼玉・越谷の中学生 二本松のあだたら高原 | ホッとニュース | 福島民報
(15)稀勢の里に赤べこトロフィー贈る 内堀知事、県産米や野菜なども | 県内ニュース | 福島民報
(16)フルーツランド北会津
(17)いちご | JA会津よつば
(18)アピタ会津若松店│「イイこと、プラス。」 アピタ・ピアゴ
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  1. 2017/01/24(火) 19:45:44|
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