めげ猫「タマ」の日記

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食品中の放射性セシウム検査のまとめ(2017年1月)―千葉産スズキは69ベクレル、茨城産17ベクレル、福島産は45件全数ND―

 食品中の放射性物質の検査結果を厚生労働省は発表しています(1)。また、厚労省以外の発表もあります(2)。2017年1月中の食品中の放射性セシウムの検査結果が発表になったので(3)(4)(5)(6)、まとめてみました。お買い物のの参考になればいいかなと思います。先月に続き今月もしっかりセシウム汚染食品が見つかっています(7)。牛肉を除く検査結果の概要は以下の通りです。
  ①検査数2,888件中47件の基準超え(全体の2%)
  ②平均は、1キログラム当たり10.2ベクレル、最大4,000ベクレル(福島県産イノシシ)。
事故から6年近く経て、見つかり続けるセシウム汚染食品
   ※1 牛肉を除く
   ※2 単位については(8)を参照
  図―1 食品中の放射性セシウム検査結果のまとめ(2017年1月)

  色分けは以下の通りです。
  マーケットから基準値(9)超えの食品が見つかった県
  出荷制限対象外の地域・品目から基準値超えの食品が見つかった県
  基準値超えの食品が見つかった県

今月のデータを解析すると以下の特徴が見えてきます。
 ①千葉産スズキは69ベクレル、茨城産17ベクレル、福島産は45件全数ND
 ②福島ではウドの収穫始まる、検査結果がありません。
 ③突然に上昇した相馬市産マコガレイのセシウム濃度
およそ「安心」などできません。

1.千葉産スズキは69ベクレル、茨城産17ベクレル、福島産は45件全数ND
 厚生労働省は1月31日に1キログラム当たりで
  千葉産スズキ 69ベクレル
  茨城産スズキ 17ベクレル
のセシウムが見つかったと発表しました(11)。福島産が気になります。以下にスズキの昨年(2016年)7月以降のスズキの検査結果を示します。
宮城、茨城、千葉産からは見つかっても福島産からは見つからないスズキのセシウム
 ※1(1)を集計
 ※2 NDは検出限界未満(見つからないと)を示す
 ※3 日付けは捕獲日
 ※4 淡水は除く
 図―2 スズキの検査結果

 図に示す様に宮城、茨城、千葉産スズキからセシウムが見つかっています。図の元にしたデータを数えると福島産は45件全数で検出限界未満(ND)です。
 茨城産マトウダイからもセシウムが見つかったと発表がありました(12)。福島産が気になります。以下にスズキの昨年(2016年)7月以降のマトウダイの検査結果を示します。
茨城産では見つかっても福島産からは見つからないマトウダイのセシウム
 ※1(1)を集計
 ※2 NDは検出限界未満(見つからないと)を示す
 ※3 日付けは捕獲日
 図―3 マトウダイの検査結果

 図に示す様に茨城産ではそこそこセシウムが見つかっていますが、図の元になったデータを数えると福島産マトウダイは119件全数で検出限界未満(ND)です。茨城産マトウダイのセシウムは茨城県の検査(13)だけでなく新潟県の検査でも見つかっています(12)。検査機関が違っても同じ物を測れば同じ結果でるとの当たり前の結果出ています。
 スズキにしてもマトウダイにしても福島以外でセシウムが見つかるのに、汚染源のある福島で見つからいのは奇妙な話です。福島産農水産物の産地での検査は福島県農林水産部に属する福島県農業総合センター(14)が実施しています。中立性に疑問があります。
 福島産は他所より低い検査で「安全」され販売されます。

2.福島ではウドの収穫始まる、検査結果がありません。
 福島県天栄村でウドの収穫が始まったそうです(15)。福島県は福島産について
「安全な農林水産物を提供するため、福島県がモニタリング検査を実施するほか、産地においても、米の全量全袋検査など自主検査を実施しています。」
と主張しています(15)。本当に検査されいるか心配です。なにしろ「ウド」は「地下の室(むろ)で株に土を盛り暗闇の中で栽培」されます(16)。かぶせた土壌の放射性物質が「ウド」に移らないか心配です。そこで福島県が提供する検査結果を検索するサイト(17)で検査状況を調べていました。「ウド、ウド(施設) 」で検索し地域は指定しなかったのですが、検査結果は出て来ませんでした。今シーズン(2016年7月以降)の福島産ウドの検査結果(野生を除く)を厚生労働省の発表(1)で調べたのですが天栄村以外も含め福島産ウドの検査結果はありませんでした。天栄村産「ウド」についていえば事故から6年近くなりますが1件もありません(野生を除く)。
 福島県須賀川市は福島のキュウリの一大産地です(18)。農作物の栽培方法には施設栽培と露地栽培があります(19)。福島県須賀川市は福島のキュウリは露地栽培が中心です(18)。でも厚生労働省の発表(1)を見ると策田に福島県が検査した須賀川市産キュウリは全て「施設栽培」です。
 福島産は検査結果が無くても「検査されていて安全」して出荷されます。

3.突然に上昇した相馬市産マコガレイのセシウム濃度
 厚生労働省は福島県相馬市産マコガレイから1グラム当たり28ベクレルのセシウムが見つかったと発表しました(20)。以下に推移を示します。
突然に上昇した福島県相馬市産マコガレイのセシウム濃度
 ※1(1)を集計
 ※2 NDは検出限界未満(見つからないと)を示す
 ※3 日付けは捕獲日
 図―4 相馬市産マコガレイの検査結果

 図に示す通りこれまでは殆どが検出限界未満(ND)でしたが、突然の上昇です。
 福島産はセシウム濃度が上昇する事があります。

<余談>
 ・他所より低くでる検査で安全とされる福島産
 ・検査結果が無くても「検査されていて安全」して出荷される福島産
 ・セシウム濃度が上昇する事がある福島産
 これでは福島の皆様は不安だと思います。
 福島を代表する冬野菜にネギがあります(21)。福島県相馬市あたりもネギの産地です。この辺りのネギは生で刻んで薬味でも良し、鍋に入れて増した甘みととろける食感を楽しんでも良しだそうです(22)。でも福島県相馬市のスーパーのチラシには福島産ネギはありません。
他県産はあっても福島産ネギが無い福島県相馬市のスーパーのチラシ
 ※(23)を引用
 図-5 福島産ネギが無い福島県相馬市のスーパーのチラシ

 当然の結果です。(=^・^=)も福島県相馬市の皆さまを見習い「フクシマ産」は食べません。


―参考にさせていただいたサイト様および引用した過去の記事―
(1)報道発表資料 |厚生労働省
(2)モニタリング検査結果【詳細】 - 福島県ホームページ
(3)食品中の放射性物質の検査結果について(第1015報) |報道発表資料|厚生労働省
(4)食品中の放射性物質の検査結果について(第1016報) |報道発表資料|厚生労働省
(5)食品中の放射性物質の検査結果について(第1017報) |報道発表資料|厚生労働省
(6)食品中の放射性物質の検査結果について(第1018報) |報道発表資料|厚生労働省
(7)めげ猫「タマ」の日記 食品中の放射性セシウム検査のまとめ(12月)―検査無しでも安全?福島・原乳は出荷制限解除―
(8)めげ猫「タマ」の日記 ベクレルとシーベルト
(9)食品中の放射性物質への対応|厚生労働省
(10)(6)中の「1 自治体の検査結果⇒PDF 検査結果(PDF:765KB)
(11)(10)中のNo1993(千葉産)およびNo2344(茨城産)
(12)(10)中のNo2317
(13)(3)中の「1 自治体の検査結果⇒ 検査結果(PDF:320KB)中のNo309」
(14)農林水産部 - 福島県ホームページ
(15)ハウスに春の息吹 山ウド収穫始まる 天栄 | 県内ニュース | 福島民報
(16)ウド - Wikipedia
(17)農林水産物モニタリング情報 - ふくしま新発売。を「ウド、ウド(施設) 」で2月1日に検索
(18)福島県 すかがわ岩瀬農業協同組合 (きゅうり)~「パリッと新鮮でおいしい 岩瀬きゅうり」~ 月報 野菜情報-産地紹介-2010年9月
(19)露地栽培と施設栽培とは? | さんりはま
(20)(6)中の「2 緊急時モニタリング又は福島県の検査結果⇒検査結果(PDF:107KB) 中のNo99」
(21)栄養と美味しさ満点!ふくしまの冬野菜たち! | ふくしま 新発売。
(22)特産品情報 | 地区別くらし情報 そうま地区 | JAふくしま未来
(23)Webチラシ情報 | フレスコキクチ中の「相馬店」
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  1. 2017/02/01(水) 19:44:18|
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