福島県県北および県南浄化センターから2016年12月13日にそれぞれ1キログラム当たりで
県北浄化センター 117ベクレル
県中浄化センター 111ベクレル
のヨウ素131が見つかりました(1)。ヨウ素131は医療用にも使われていますが、核分裂反応によっても生成されます(2)。2カ所同時で見つかっているので、医療用とは考え難く、福島第一が再臨界を起こした可能性があると思います。
(=^・^=)は福島第一は時間共に核分裂の連鎖反応が再発する「再臨界」を起こしやすくなっていると考えています。それなりに調べると離れた2カ所でヨウ素131が見つかれば、「再臨界」の可能性が濃厚になると思います。福島県は県北浄化センターと県南浄化センターの汚泥中のヨウ素131の濃度を毎日測定し、公表しています(1)。以下に県北およおび県南浄化センターの位置を示します。

※1(3)の数値データを元に(4)に示す手法で1月1日時点に換算
※2 避難区域は(5)による
※3 各浄化センターのサービス範囲は(6)による
図-1 県北および県中浄化センターの位置とサービス範囲
図に示し通り両者は離れておりサービス範囲も重複していません。心配なので2016年中の汚泥の検査結果がを見たら両者同時にヨウ素131が見つかっていました。

※1(1)を集計
※2 NDは検出限界未満を示す。
図-2 県北および県中浄化センターの汚泥中のヨウ素131濃度
2016年12月13日に同時にヨウ素131が見つかっています。
県北浄化センター 117ベクレル
県中浄化センター 111ベクレル
のヨウ素131が見つかりました(1)。ヨウ素131は医療用にも使われていますが、核分裂反応によっても生成されます(2)。2カ所同時で見つかっているので、医療用とは考え難く、福島第一が再臨界を起こした可能性があると思います。2016年は12月だけでなく図に示す様に1月、3月、6月、8月、12月にと度々、県北・県中浄化センターでヨウ素131が同時に見つかっています。
<余談>
図表が小さいとご不満の方はこちら、図表をクリックしてください。
福島第一原発2号機内で毎時530シーベルトの放射線量が観測されたと東京電力は発表しました(7)。1シーベルトは100万マイクロシーベルトなので(8)、5.3億マイクロシーベルトです。

※(7)を引用
図―3 毎時530シーベルトの放射線量が観測されたと発表する東京電力
このような高線量が何処から来るかは不明ですが、「再臨界」なら容易に説明できます。これでは福島の皆様は不安だと思います。
福島で育てたコメを山口県の酒造メーカーが醸したした純米吟醸酒「精一杯」が2月5日、福島市で開かれた第10回県産酒を楽しむ夕べの席上でお披露目されたそうです(9)。

※(10)をキャプチャー
図―4 福島産米で出来た日本酒を試飲する勇気ある女性
福島県は福島産米の拡販に力をいれているようです。福島県喜多方市産米の全数・全袋検査数は約89万件に達し(11)、郡山市についで福島県二位です。同市は人口5万人弱(12)の小さな市なので、大変に米作りが盛んな市です。同市辺りのお米は「極上」だそうです(13)。今はハッカー攻撃に会い公開が中止されていますが、福島産倒産物をPRする福島県が外部委託して運営するHP「ふくしま新発売」(14)には、福島産米の安全を主張するテレビCMが掲載されていました。そこには同市の小学生も出演しています(15)。

※(16)を転載
図―5 福島産米のテレビCMに登場する福島県喜多方市豊川小学校の皆さん
でも、福島県喜多方市のスーパーのチラシには福島産米はありません。

※(17)を引用
図―6 福島産米が無い福島県喜多方市のスーパーのチラシ
当然の結果です。(=^・^=)も福島県喜多方市の皆様を見習い「フクシマ産」は食べません。
―参考にしたサイト様および引用した過去の記事―
(1)
域下水道終末処理場における下水汚泥等の放射性物質濃度・空間線量結果について(12月末現在) - 福島県ホームページ(2)
めげ猫「タマ」の日記 再臨界について(3)
航空機モニタリングによる空間線量率の測定結果 | 原子力規制委員会中の「福島県及びその近隣県における航空機モニタリング(平成27年9月12日~11月4日測定) 平成28年02月02日 (KMZ, CSV」
(4)
めげ猫「タマ」の日記 半減期でしか下がらない福島の放射線(5)
区域見直し等について - 福島県ホームページ(6)
公益財団法人福島県下水道公社・各センターのご案内(7)
2017年2月6日2号機 原子炉格納容器内部調査について~堆積物除去作業の実施~(PDF 1.00MB)(8)
シーベルト - Wikipedia(9)
福島のコメを山口で醸造 純米吟醸酒味わう 県産酒楽しむ夕べ | 県内ニュース | 福島民報(10)
ダイジェスト動画|ゴジてれ Chu!|福島中央テレビ中の「2017年2月6日(月)放送」
(11)
ふくしまの恵み安全対策協議会 放射性物質検査情報(12)
喜多方市ホームページ(13)
沖縄県へ米のトップセールスを実施 - 喜多方市ホームページ(14)
不正アクセスで福島県のHP「改ざん」被害 ブログを書き換え:福島民友ニュース:福島民友新聞社 みんゆうNet(15)
めげ猫「タマ」の日記 今年活躍した福島の10人の女性(2016)(16)
めげ猫「タマ」の日記 除染が終わっても、除染が必要な福島(2016)(17)
ヨークベニマル/お店ガイド
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- 2017/02/09(木) 20:00:57|
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昨晩のツイッターに興味深い投稿がありました。⬇を見ると、幼稚園児数が3分の1も福島県から消えていなくなりました。幼稚園児の減少は、次の小学生の減少にも繋がります。
福島県の「学校基本調査」を見たら、とんでもないことが判明しちゃった❗
福島県の児童数が激減❗
幼稚園児数で比較すると、震災前の平成22年度の約3万人に対して、平成28年度は約2万人と、1/3もどこかへ消えちゃった。たったの6年で😲
https://t.co/ZdQsLdMluY
- 2017/02/10(金) 05:24:20 |
- URL |
- ふく #2B3L1McM
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