めげ猫「タマ」の日記

一寸気になったどうでもいい事を記事に

1平方メートル当たり10万ベクレルを超えた土壌が広がる福島

 航空機モニタリングの結果(1)からセシウムの土壌汚染を見積もったら福島では1平方メートル当たり10万ベクレルをけおる地域が広く広がっていました。
 航空機で地上の放射線量分布を測定する航空機モニタリングは従前は文部科学省が実施していました(2)。その後に原子力規制庁に所管が移りました(3)。そしたら文部科学省が実施してた時には発表されていた「土壌汚染」分布図が無くなってしまいますた。そこで最新の航空機モニタリング(2016年11時点)データ(4)を元に(=^・^=)なりに見積もってみました。
事故から6年近くなっても汚染されたままの福島
 ※1(4)にて自作のアプリケーションで作成
 ※2 避難区域は(5)による。
 図―1 福島県の土壌汚染分布(2016年11時点)

 図に示す様に1平方メートル10万ベクレルのセシウムで汚染された地域が広がっています。以下に広域の分布を示します。
殆んど福島に集まる汚染地帯
 ※(4)にて自作のアプリケーションで作成
 図―2 広域の土壌汚染分布(2016年11月時点)

 図に示すようにやはり福島で顕著です。
 計算方法は以下の通りです。仮にセシウムが134と137の合計で1平方メートル当たり100万ベクレルあったとします。以下に食品中のセシウム137と134の相関を示します。
セシウム137に対して減ったセシウム134
 ※(6)を集計
 図-3 セシウム137に対するセシウム134の割合

 福島原発事故直後の2011年4月時点ではほぼ同じでしたが、半減期が早いセシウム134は減っていくのですが、半減期が30年と長いセシウム137(7)は無くならずしつこく残った結果、セシウム137に対するセシウム134の割合は17%程度まで低下しました。この割合で100万ベクレルのセシウムをセシウム137と134に分けると
 セシウム134 14.3万ベクレル(100万×0.16747÷81+0.1474)
 セシウム137 85.6万ベクレル(100万×1÷81+0.1474)
になります。1平方メートル当たり100万ベクレルのセシウム134があると1時間当たり5.4マイクロシーベルトの放射線量に、同じくセシウム137では2.1マイクロシーベルトです。1平方メートル当たり100万ベクレルのセシウムがる場所では、1時間当たりで
  セシウム134由来の放射線 0.77マイクロシーベルト(13.3÷100×5.1)
  セシウム137由来の放射線 1.80マイクロシーベルト(85.6÷100×2.1)
  合計            2.57マイクロシーベルト
になります。1平方メートル当たり100万ベクレルで毎時2.57マイクロシーベルトですから、毎時2.57マイクロシーベルトですから毎時1マイクロシーベルトは
   1平方メートル当たり38.9万ベクレルのセシウム(100÷2.57)
に相当します。観測される放射線量にこの値を掛ければ土壌のセシウムの量が分かります。

<余談>
 図表が小さいとご不満の方はこちら、図表をクリックしてください。
 以下に2012年12月に1平方メートル当たり10万ベクレル以上だった範囲を示します。
殆んど縮小しない10万(Bq/㎡)の範囲
 ※ 図-1と(3)で作成
 図―4 2012年12月に1平方メートル当たり10万ベクレル以上だった範囲との比較

 図に示す通り殆ど縮小していません。これはセシウム137の半減期が長いためです。一方で放射線量が下がったことは喧伝されています(9)。土壌汚染の分布図を止めた意図を想像したくなります。そしてこれからは放射線量は下がりません(10)。これでは福島の皆様は不安だと思います。
 福島県いわき市のイチゴのおいしさを発信する「いわきいちごフェスティバル2017」が2月26日、いわき市小名浜の小名浜潮目交流館で開かれたそうです(11)。福島県いわき市はイチゴの季節です。福島県いわき市のイチゴは甘くてジューシーだそうです(12)。福島県は福島産イチゴは「安全」だと主張しています(13)。でも、福島県いわき市のスーパーのチラシには福島産イチゴはありません。
他県産はあっても福島産イチゴが無い福島県いわき市のスーパーのチラシ
 ※(14)を引用
 図―4 福島産イチゴが無い福島県いわき市のスーパーのチラシ

 当然の結果です。(=^・^=)も福島県いわき市の皆様を見習い「フクシマ産」は食べません。

―参考にしたサイト様および引用した過去の記事―
(1)航空機モニタリングによる空間線量率の測定結果 | 原子力規制委員会
(2)(1)中の第6次航空機モニタリング及び福島第一原子力発電所から80km圏外の航空機モニタリング (平成24年10月31日~11月16日測定) 平成25年03月01日 (KMZ, CSV)
(3)(1)中の第7次航空機モニタリング(平成25年8月27日~9月28日測定) 平成25年12月25日 (KMZ, CSV)
(4)(1)中の「福島県及びその近隣県における航空機モニタリング(平成28年9月14日~11月18日測定) 平成29年02月13日 (KMZ, CSV)」
(5)区域見直し等について - 福島県ホームページ
(6)報道発表資料 |厚生労働省
(7)半減期 - Wikipedia
(8)空間線量率の計算
(9)(1)中の福島県及びその近隣県における航空機モニタリング(平成28年9月14日~11月18日測定) 平成29年02月13日
(10)めげ猫「タマ」の日記 半減期でしか下がらない福島の放射線(2016年)
(11)甘~いイチゴいかが いわきでフェス | 県内ニュース | 福島民報
(12)暖かい温室でいちご狩りを楽しもう!2015-16 | いわき市 観光情報サイト
(13)安全が確認された農林水産物(公開用簡易資料) - 福島県ホームページ
(14)平尼子店 | マルト - 店舗情報
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  1. 2017/03/01(水) 19:43:00|
  2. -
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