めげ猫「タマ」の日記

一寸気になったどうでもいい事を記事に

福島産を許容する郡山市の葬式は10.4%増、相馬・南相馬は別(事故6年目)

 福島県のひらた中央病院が発表したアンケート結果(1)を(=^・^=)なりに集計すると、福島産米や野菜を共に許容する割合は
  福島県郡山市  46%
  福島県相馬市・南相馬市 7%
で、郡山市が断然に多くなっています。郡山市の2016年中の人口動態(2)が全て発表になったので(=^・^=)なりに集計してみました。郡山市の事故6年目の葬式(死者数)は
 事故前年(2010年3月~11年2月) 2,940人
 事故6年目(2016年3月~17年2月)3,245人
で、事故前に比べ10.4%増えています。このような事が偶然に起こる確率を計算したら0.01%です。
一方で福島県が発表している相馬市・南相馬市の各年3月から翌年1月の人口動態(3)を集計したら
 事故前年(2010年3月~11年1月) 1,178人
 事故6年目(2016年3月~17年1月)1,174人
で少し減っていますが、統計的な差はありません。
 原発事故で福島は汚染されました。
事故から6年を経て、汚染されたままの福島
 ※1 (4)のデータを(5)に示す手法で1月1日に換算
 ※2 避難区域は(6)による
 図-1 郡山市・相馬市・南相馬市といわき市

 事故から6年経ちましたが、図に示す通り福島では 国が除染が必要だとする毎時0.23マイクロシーベルトを超える(7)地域が広がっています。事故から6年、福島は汚染されたままです。それでも安倍出戻り総理、福島県、東京電力は「福島産」は「安全」であり(8)(9)(10)、これを避ける行為は「風評被害」だと主張しています(11)。でもこの方達は事故前には原発は「安全」であると主張していました(12)(13)(14)。
 安倍出戻り総理は事故前に
「(原発の安全について)御指摘のような事態が生じないように安全の確保に万全を期しているところである。」と言っています(12)。でもその後の事故報告書で万全期していない事が明らかになりました(15)(16)。
 福島県は2011年1月に、福島第一原発3号で進められているプルサーマル計画について「安全」だと発表しました(9)。でも2にヶ月後には「大爆発」です。
 この方達の言い分を信じて良いか疑問です。そこで(=^・^=)なりに調べて見ることにしました。福島産を避けている地域とあまり避けていない地域を比較し、両者に差が無ければ福島産は「安全」、避けていない地域に「異常」あるのに、避けている地域では「異常」がなければ安全とは言えないです。
 福島県内でも福島産に対しては温度差がるようです。福島県郡山市は事故があった2011年度産米すら「安全」だとして学校給食に使い(17)、子供達に強制的に食べさせました。一方で福島県南相馬市では事故から6年近くが過ぎましたが、地元産や近隣の米を使っていません(18)。
 福島県のひらた中央病院が福島産米や野菜を避けるか、避けないかのアンケート結果を発表しています(1)。以下に結果を示します。

 表ー1 福島産米や野菜を許容すかのアンケート結果
 ※ (1)を集計
福島産許容する割合が多い郡山市、少ない相馬・南相馬市

 表に示す通り、地域によって大きな差があります。相馬市・南相馬市では福島産米と野菜を共に許容する方は7%ですが、郡山市では46%の方が共に許容しています。いわき市はその中間です。そこで郡山市と相馬・南相馬市の葬式(死者)数を比較してみました。
 各年3月から翌年2月の福島県郡山市の葬式数を示します。
事故後に葬式が増えた福島県郡山市
 ※1(2)を各年3月~翌年2月について集計
 ※2 震災犠牲者は(19)により、行方不明者を含み関連死を含まず
 図―2 福島県郡山市の各年3月から翌年2月の葬式(死者)数

郡山市の事故6年目の葬式(死者数)は
 事故前年(2010年3月~11年2月) 2,940人
 事故6年目(2016年3月~17年2月)3,245人
で、事故前に比べ10.4%増えています。このような事が偶然に起こる確率を計算したら0.01%です。
 以下に相馬・南相馬市の各年3月~翌年1月までの葬式数を示します。
事故後も葬式が増えていない福島県相馬・南相馬市
 ※1 (3)を各年1月~翌年1月で集計
 ※2 震災犠牲者は(19)により、行方不明者を含み関連死を含まず
 ※3 相馬市・南相馬市の合計
 図―3 福島県相馬市・南相馬市の各年3月~翌年1月の葬式(死者)数

 この集計は福島県発表のデータ(3)を元にしていますが、今の所(3月14日時点)で今年2月中の発表がないので1月までとしました。相馬市・南相馬市の各年3月から翌年1月の人口動態(3)を集計したら
 事故前年(2010年3月~11年1月) 1,178人
 事故6年目(2016年3月~17年1月)1,174人
で少し減っていますが、統計的な差はありません。
 各年3月から翌年2月の福島県いわき市の葬式数を示します。
事故後にそこそこ葬式が増えた福島県いわき市
 ※1(20)を各年3月~翌年1月について集計
 ※2 震災犠牲者は(19)により、行方不明者を含み関連死を含まず
 図―4 福島県いわき市の各年3月から翌年1月の葬式(死者)数

 いわき市の事故6年目の3月から翌年2月の葬式(死者数)は
 事故前年(2010年3月~11年2月) 3,896人
 事故6年目(2016年3月~17年2月)4,242人
で8.9%増えています。表―1とこれらの結果をまとめると以下の図ができました。
福島産を許容する地域程、葬式が増えている福島
 ※表―1と本文で作成
 図―5 葬式(死亡)増加率と福島産を許容する割合

 図に示すように福島産を許容する地域程、葬式が増えています。以下に相関図を示します。
直線的に並ぶ葬式増加率と福島産許容割合
 ※表―1と本文で作成
 図―6 葬式(死亡)増加率と福島産を許容する割合の相関

 綺麗に直線状に並んでいます。なんか
  福島産、食べて応援、あの世行
って感じです。
 以下に郡山市について偶然に起こる確率の計算結果をしめします。
 
 表―2 偶然に起こる確率の計算結果
 ※ 計算方法は(=^・^=)の過去の記事(21)による。
有意差検定表

<余談>
 図表が小さいとご不満の方はこちら、図表をクリックしてください。
 この記事に対し反論があるとしすれば「福島産」は確り検査されている(9)。福島産の野菜・果物は2,998件、福島産米は890万件の検査をして1件も基準超は見つかっていない(22)だと思います。でも(=^・^=)には疑問があります。
 福島県を代表する農産物にキュウリがあります(23)。須賀川市が有名です。同市のキュウリは夏場の露地栽培が中心です(24)。ところが厚生労働省の発表(25)を見ると昨年(2016年)に福島県が実施した同市産のキュウリは全て「施設栽培」で、露地栽培はありません。同市産キュウリは事実上は無検査のまま出荷されています。福島産米の検査は概ね簡易検査ですが、検査精度に疑義があります(26)。
 よしんば検査されていてもおよそ「安全」は担保されません。以下にスズキの検査結果を示します。
他県産では見つかっても福島産スズキから見つからないセシウム 
 ※1(27)を転載
 ※2 日付けは捕獲日
 ※3 NDは検出限外未満(見つからない事)を示す。
 ※4 淡水性の物を除く
 図―7 スズキの検査結果

 茨城、宮城、千葉産のスズキからもそこそこセシウムが見つかっています。一方で、福島産スズキは63件連続で検出限界未満(ND)です(27)。海は繋がっているのに汚染源がある福島産が宮城、茨城、千葉より低くでるなどおかしな話です。スズキを含め福島産の農水産物を検査しているのは福島県農林水産部に所属する「福島県農業総合センター」です(28)。中立性に疑問があります。
 福島県が力をいれている農畜産物に鶏肉(軍鶏等)があります(23)。4月には福島県福島市でシャモまつりが開かれます(29)。福島県は福島産鶏肉は「安全」だと主張しています(30)。でも、福島県福島市のスーパーのチラシには福島産鶏肉はありません。
他県産はあっても福島産鶏肉が無い福島県福島市のスーパーのチラシ
 ※(31)を引用
 図―8 福島産鶏肉が無い福島県福島市のスーパーのチラシ

 当然の結果です。(=^・^=)も福島県福島市の皆様を見習い「フクシマ産」は食べません。

―参考にしたサイト様および引用した過去の記事―
(1)研究報告|ひらた中央病院 | 医療法人 誠励会 | 福島県 医療 介護 リハビリ
(2)郡山市の現住人口/郡山市
(3)福島県の推計人口(平成29年2月1日現在)を掲載しました。 - 福島県ホームページ
(4)航空機モニタリングによる空間線量率の測定結果 | 原子力規制委員会中の「福島県及びその近隣県における航空機モニタリング(平成28年9月14日~11月18日測定) 平成29年02月13日 (KMZ, CSV)」
(5)めげ猫「タマ」の日記 半減期でしか下がらない福島の放射線(2016年)
(6)区域見直し等について - 福島県ホームページ
(7)国(環境省)が示す毎時0.23マイクロシーベルトの算出根拠|東京都環境局 その他について
(8)安倍内閣総理大臣 東日本大震災三周年記者会見 | 首相官邸ホームページ
(9)農林水産物 - ふくしま復興ステーション - 福島県ホームページ
(10)2015年1月16日(いわき市漁協組合員説明会資料)風評被害対策について(PDF 325KB)
(11)福島県風評・風化対策強化戦略について - 福島県ホームページ
(12)衆議院議員吉井英勝君提出巨大地震の発生に伴う安全機能の喪失など原発の危険から国民の安全を守ることに関する質問に対する答弁書
(13)福島第一原子力発電所3号機におけるプルサーマル実施に係る安全確認 - 福島県ホームページ
(14)原子力安全・品質保証会議|東京電力
(15)日本政府、事故調、東京電力発表報告書
(16)国会事故調 | 東京電力福島原子力発電所事故調査委員会のホームページ
(17)JA郡山市|事業PR
(18)学校給食食材等放射能分析結果(平成28年12月) - 南相馬市中の•学校給食食材等放射能分析結果 グループD [36KB pdfファイル]No2
(19)平成23年東北地方太平洋沖地震による被害状況即報(週1回更新) - 福島県ホームページ
(20)地区別世帯数・男女別人口 | いわき市役所
(21)めげ猫「タマ」の日記 偶然に起こる確率の計算方法について
(22)「ふくしま復興のあゆみ」を更新しました。 - 福島県ホームページ中の「・第18版 平成28年12月5日発行
(23)ふくしまイレブンエッセイ - 福島県ホームページ
(24)福島県 すかがわ岩瀬農業協同組合 (きゅうり)~「パリッと新鮮でおいしい 岩瀬きゅうり」~ 月報 野菜情報-産地紹介-2010年9月
(25)報道発表資料 |厚生労働省
(26)めげ猫「タマ」の日記 福島産米全数・全袋検査の測定誤差は75ベクレル以上
(27)めげ猫「タマ」の日記 食品中の放射性セシウム検査のまとめ(3月1週)―青森産マダラからセシウム、福島産は68件全数ND―
(28)農林水産部 - 福島県ホームページ
(29)第13回川俣シャモまつりin四季の里開催 - 川俣町公式ホームページ
(30)安全が確認された農林水産物(公開用簡易資料) - 福島県ホームページ
(31)イオン福島店
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  1. 2017/03/14(火) 19:41:49|
  2. -
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