めげ猫「タマ」の日記

一寸気になったどうでもいい事を記事に

若い女性が逃げて行く事故6年目の福島

 事故6年目の2016年3月から1年間の福島県の20代前半の社会増減を集計すると
  男性   △994人減
  女性 △1,962人減
で、多くの若い女性が福島を去っています。
 福島は原発事故によって酷く汚染されました。
事故から6年過ぎて汚染されたままの福島
 ※1(1)の数値データを元に(2)に示す手法で4月1日時点に換算
 ※2 避難区域は(3)による
 図-1 原発事故6年目も汚染されたままの福島

図に示す通り広い範囲で国が除染を必要とする毎時0.23マイクロシーベルト(4)を超えています。事故から6年近くが過ぎましたが福島は汚染されたままです。若い皆様の反応が気になります。
 以下に事故6年目に当たる2016年3月から翌年2月の福島県の社会的増減を示します。
20歳前後の社会減が激しい福島
 ※(5)を集計
 図―2 事故6年目の福島県の社会的増減

図に示す通り10代後半と20代前半で社会減(転出者が転入者を上回る事)が多くなっています。事故6年目の2016年3月から17年2月の福島の15歳から24歳の社会減を合計すると4,549人になります。新たに成人に達した人口(平成29年1月1日現在20歳の人口)は、推計で14,500人です(6)。15歳から24歳の社会減の人数はこの3割を超えます。20歳前後は就職や大学進学といった新たな一歩を踏み出す時期です。福島の方には福島から踏み出すか、福島を出るか選択を迫られる時でもあります。そして3割を超える方が福島県外からのスタートを決断したようです。
 図-2に示すように福島の社会減は20代前半、特に女性に顕著です。以下に20代前半の各年の社会的増減の推移を示します。
若い女性の脱出が増えている福島
 ※1(5)を集計
 ※2 各年3月から翌年2まで集計
 図-3 20代前半のの社会的増減(各年3月から翌年2月まで集計)

 図に示すように20代前半女性の社会減が事故後の6年間、男性の社会減を大きく超えています。改善されるどころか5年目と6年目を比べると悪化しています。20代前半の社会減を見ると
 事故5年目 △1,690人
 事故6年目 △1,962人
で約16%増えています。若い女性の福島から脱出は収まるどころか逆に増えています。
 若い女性が逃げて行けば子供は生まれなくなります。以下に各年3月から翌年2月までの1年間の赤ちゃん誕生数を示します。
赤ちゃんが生まれなくなっている福島
 ※(5)を集計
 図―4 福島県の赤ちゃん誕生数

 図に示す様に減り続けています。赤ちゃん誕生数は
 事故前年  16,172人
 事故4年目 14,511人
 事故5年目 14,215人
 事故6年目 13,769人
で、事故6年目は事故前に対し15%減、事故5年目に対し3%減です。
 若い女性が逃げ出す福島では子供が生まれなくなり、やがて老人と男だけになってしまいます。

<余談>
 図表が小さいとご不満の方はこちら、図表をクリックしてください。
 福島でも女性の活躍が唱えらているようです(6)(7)。今の福島に必要なのは女性が活躍できる福島でなく、女性に選ばれる福島だと思います。でも無理な気がします。(=^・^=)の街のスーパーに出かけると男性に比べ女性が多くなっています。福島でも同じだと思います。
 福島県いわき市では同市産トマトのジュースが発売されているそうです(8)。同市はトマトのシーズンのようです。同市のトマトは美味しいそうです(9)。福島県は福島産トマトは「安全」だと主張しています(10)。でも、福島県いわき市のスーパーのチラシには福島産トマトはありません。
他県産はあっても福島産トマトが無い福島県いわき市のスーパーのチラシ
 ※(11)を引用
 図―5 福島産トマトが無い福島県いわき市のスーパーのチラシ

 当然の結果です。(=^・^=)も福島県いわき市の皆様を見習い「フクシマ産」は食べません。

―参考にしたサイト様および引用した過去の記事―
(1)航空機モニタリングによる空間線量率の測定結果 | 原子力規制委員会中の「福島県及びその近隣県における航空機モニタリング(平成28年9月14日~11月18日測定) 平成29年02月13日 (KMZ, CSV)」
(2)めげ猫「タマ」の日記 半減期でしか下がらない福島の放射線(2016年)
(3)区域見直し等について - 福島県ホームページ
(4)除染の目標・計画などについて | 除染・放射線Q&A | 除染情報プラザ:環境省
(5)福島県の推計人口(平成29年3月1日現在)を掲載しました。 - 福島県ホームページ
(6)【女性新入社員】力発揮できる育成を(4月13日) | 県内ニュース | 福島民報
(7)【4月8日付社説】女性活躍法1年/輝く社会実現へ意識改革を:社説:福島民友新聞社 みんゆうNet
(8)トマトジュース「太陽の紅」販売 いわきのワンダーファーム | おでかけ | 福島民報
(9)とまとランドいわき ~美味しく安全な農産物を食卓へ~
(10)安全が確認された農林水産物(公開用簡易資料) - 福島県ホームページ
(11)平尼子店 | マルト - 店舗情報
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  1. 2017/04/14(金) 19:41:27|
  2. -
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:1
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コメント

いつもありがとうございます。新潟ではご存じとは思いますがまた鱸が2.9ベクレル出のものが流通していますね。スズキは食べることができないという最近の認識です。
  1. 2017/04/14(金) 22:09:44 |
  2. URL |
  3. ぶぶ #-
  4. [ 編集 ]

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