めげ猫「タマ」の日記

一寸気になったどうでもいい事を記事に

福島・飯舘村の児童生徒数は113人、教育予算は71億円

 3月31日に避難指示が解除された福島県飯舘村(1)の今年の児童・生徒数は113人ですが(2)、教育予算は71億円です(3)。一人当たり6,000万を超えておりあまりに非効率だと思います。
 福島県飯館村は福島県北部の山村です。福島原発事故によって全村が避難区域になりました(1)(4)。
避難指示解除も汚染されたままの福島県飯舘村
 ※1(5)の数値データを元に(6)に示す手法で4月1日時点に換算
 ※2 避難区域は(7)による
 図-1 福島県飯舘村

図に示す通り広い範囲で国が除染を必要とする毎時0.23マイクロシーベルト(8)を大きく超えています。それでも「安全」され避難指示が3月31日に解除されました(1)(4)。
 福島原発事故直後は「積算線量」が重要だと喧伝されました(9)。100ミリシーベルト以下では健康影響が認められないそうです(10)。逆に言えば100ミリシーベルトを超える場合は、健康影響が懸念されます。以下に避難指示が解除された翌日の2017年4月1日から30年間の飯舘村の積算線量の見積もりを示します。
帰還したら30年で100mSv以上の被ばくをする福島県飯舘村
 ※(5)の数値データを元に(6)に示す手法で計算
 図-2 福島県飯舘村の積算線量

図に示す通り30年間で100ミリシーベルトを超えています。安全を考えるなら50ミリシーベルト以下にしたいと思います。長期的に見れば飯舘村を「安全」を主張が無理があります。特に帰還後に長期に居住する可能性が子供達が心配です。
 多くの飯舘村民が帰還をためらう方が多いと思います。以下に飯舘村民の避難先の居住形態の推移を示します。
自宅などの自力手配が増える飯舘村避難者の居住形態
 ※(11)を集計
 図―3 飯舘村村民の避難先居住形態

 図に示すように持家などの自己手配が増えて行き半数近くに達しています。増加傾向は止まる気配がないので、今後も増えて行きます。避難指示は解除されましたが、飯舘村に戻る村民はそれ程には多くないと思います。
 現在は村外に設置されていますが、飯舘村では避難指示解除後の来年4月からの村内での学校再開を目指しています(12)。子供達が住まない村は正常な街とは言えません。飯舘村は子供達の帰村に期待を込めているようです。飯舘村の今年の教育予算は約71億円です(3)。一方で村立の学校に通う児童・生徒数は小学生51人、中学生62人の合計113人です(2)。一人当たり7,000万円の超高額です。来年度の学校再開に合わせ超豪華な学校を作ろうとしているようです。
飯舘村の豪華な学校
 ※(3)を引用
 図―4 飯舘村の超豪華な学校

 社会教育施設と兼用ですが、野球場・陸上競技場・テニスコート・屋内運動場そして駐車場を併設した学校を作ろうとしています(3)。ただし、村民への意識調査では帰還する場合に希望する事項ととして「村内での学校や教育施設の再開や新設」をあげた人は全体の3.3%で村民の要望が強いわけではありません。豪華な学校を作り一人でも多くの子供達を村に呼び込み、村を引き継ぐ次世代を確保したいとの行政の思惑を感じます。


<余談>
 図表が小さいとご不満の方はこちら、図表をクリックしてください。
 福島の復興は福島の皆様の為になされるべきものだと思います。でも、実際には福島県域の復興が優先されている気がいます。(=^・^=)の住む街の自主避難者の家賃補助が打ち切られました。自己責任だそうです(13)。福島では若い女性が逃げ出しています(14)。県外への自主避難者を無理やり呼び戻し「穴埋め」にでもするつもりでしょうか?一方で、殆ど児童・生徒のいない学校の整備に71億円です。飯舘村の存続の為に必要なだとの理屈でしょうか?(=^・^=)の気持ちではそのようなお金があるなら、福島から(=^・^=)の街に来て頂い方を助けて欲しいと思います。福島県民でなく福島県域の復興を優先する姿勢は福島の皆さんを不安にすると思います。
 福島県が力を入れいている農畜産物に鶏肉(地鶏)があります(15)。この月末には福島市で軍鶏祭も開かれます(16)。福島県は福島産鶏肉は「安全」だと主張しています(17)。でも、福島県福島市のスーパーのチラシには福島産鶏肉はありません。
他県産はあっても福島産鶏肉が無い福島県福島市のスーパーのチラシ
 ※(18)を引用
 図―5 福島産鶏肉が無い福島県福島市のスーパーのチラシ

 当然の結果です。(=^・^=)も福島県福島市の皆様を見習い「フクシマ産」は食べません。

―参考にしたサイト様および引用した過去の記事―
(1)避難指示区域の状況 - ふくしま復興ステーション - 福島県ホームページ
(2)<避難解除>楢葉、南相馬で学校再開4月6日 河北新報
(3)広報いいたて 平成29年4月号 - 飯舘村ホームページ
(4)飯舘村 - Wikipedia
(5)航空機モニタリングによる空間線量率の測定結果 | 原子力規制委員会中の「福島県及びその近隣県における航空機モニタリング(平成28年9月14日~11月18日測定) 平成29年02月13日 (KMZ, CSV)」
(6)めげ猫「タマ」の日記 半減期でしか下がらない福島の放射線(2016年)
(7)区域見直し等について - 福島県ホームページ
(8)除染の目標・計画などについて | 除染・放射線Q&A | 除染情報プラザ:環境省
(9)放射線の健康への影響は積算線量が決める
(10)PDF]1年間に受ける線量と 生涯にわたって受ける線量の解釈 について
(11)平成29年3月1日現在の村民の避難状況について - 飯舘村ホームページ
(12)飯舘村避難指示来年3月末解除 学校再開は30年4月 | 東日本大震災 | 福島民報
(13)今村復興相が特別委で謝罪 辞任は否定4月7日 河北新報
(14)めげ猫「タマ」の日記 若い女性が逃げて行く事故6年目の福島
(15)ふくしまイレブンエッセイ - 福島県ホームページ(*)ふくしまイレブンエッセイ - 福島県ホームページ
(16)第13回川俣シャモまつりin四季の里開催 - 川俣町公式ホームページ
(17)安全が確認された農林水産物(公開用簡易資料) - 福島県ホームページ
(18)チラシ情報 イオン福島店
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  1. 2017/04/16(日) 19:42:07|
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