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めげ猫「タマ」の日記

一寸気になったどうでもいい事を記事に

放射性物質汚染食品―食べただけは被ばくする―

 ニュースで、福島県相馬市の内部被ばくの平均値(体重1kg当たり9ベクレル)を見つけたので、福島県県民はどうしも福島産品を多く食べると思い、福島県産品を食べた時の内部被ばく量を計算してみました。1キログラム当たり12.5ベクレルでほぼ同じ値になりました。
 福島南相馬市で、内部被ばくは「昨年9月から12月までの高校生以上4800人の検査<略>平均は1キログラムあたり9ベクレル」だったそうです(1)。文部科学省の資料には、1日にどの種類の食品をどれだけ食べるかのデータが載っています。文部科学省の資料に、平均的な大人が1日どれくらい食べるかデータがありました。そこで、厚生労働省が発表している食品中の放射性セシウム濃度から(3)、福島県の平均値を求め福島県産品を食べたらどれだけ被ばくするか計算してみました。なお、調査が9月から始まったとのことなので、7月~9月の平均で計算しました。
 
 表―1 食品の放射性セシウム濃度からの内部被ばく量の推定(福島県)食品の放射性セシウム濃度からの内部被ばく量の推定(福島県)

★穀類、豆類、いも類は収穫時期前なので、前年のもとを食べたとして0としまました。
★魚類。海藻は、現在、福島県沖の漁が自粛されているみたいなので、他県産を食べるとして0にしました。
★ウメは6月に出荷禁止になっていたので集計から除外しました。

1日当たり、7.5ベクレルになりました。体に取り込んだセシウムは、70日で半分になるそうです(4)。まだ、残りの半分があるので、平均で100日は体に留まるとすると、全部で750ベクレルです。大人の平均体重を60kgとすると、1キログラム当たり12.5ベクレルになります。
 ちょっと大きめですが、(=^・^=)は近い値だと思います。この計算、福島の人は果物や野菜はすべて福島産を食べる前提ですが、輸入のバナナや福島県ではあまりとれないかんきつ類もだべると思います。だから、すこし高めになると思います。
 放射線汚染食品は、食べた分だけ被ばくする。当たり前の話ですがそれが(=^・^=)の結論です。基準値越えが見つかってから少なくとも4日(2月7日現在)も、「安心してとちぎの農産物をお召し上がりください。」なんてホームページに掲載している県もあるみたいです(5)。結局は自分で注意するしかないみたいです。



-参考にさせていただいたサイト様―
(1)被ばく検査、最新情報 南相馬除染研究所の設立記念
(2)緊急時における食品の放射能測定マニュアル
(3)厚生労働省(食品中の放射性物質の検査結果)
(4)重要なのは 生物学的半減期 
(5)放射性セシウム濃度が基準値を超える食品(シイタケ)が、販売された。産地は何も対応していない!




 
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  1. 2012/02/07(火) 20:20:51|
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