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めげ猫「タマ」の日記

一寸気になったどうでもいい事を記事に

福島産の「まき」で調理したら、セシウム汚染食品ができた。

 2月7日の厚生労働省の発表によると、
   沖縄県で1キログラム当たり258ベクレルもの放射性セシウムに汚染された食品(沖縄そば)
が見つかったそうです(1)。暫定基準値以下ですが、新基準(100Bq/kg以下)の2.5倍以上です。(=^・^=)なりに調べてみたら、原因は福島の「まき」だったみたいです。

 2月6日ニュースに岐阜県が「本巣市のまき販売業者が、福島県の生産者から仕入れたまきの一部から、国指標値の最大3・7倍に当たる放射性セシウム(1キログラムたり149・6ベクレルと119・6ベクレル)を検出したと発表した」そうです。「まきを調理に使っても、食品には放射性セシウムは2%未満しか移らず、『健康への影響はない』としている。」そうです。そして、「沖縄県から『セシウムに汚染された可能性がある―まき―が見つかった』との通報が岐阜県」あったそうです(2)。2%なら、食品になっても、せいぜい1キログラム当たり3ベクレルだと(=^・^=)はおこもっていました。
 ところが2月7日に、沖縄県の麺類(沖縄そば)から、1キログラム当たり258ベクレルの放射性セシウムが見つかったと厚生労働省から発表がありました(1)。なんで!(=^・^=)はびっくりしました。2%なら3ベクレルです。在沖縄米軍の核兵器から放射性物質が漏れたかと思いました。でも・・、核兵器には放射性セシウムは含まれてないはずです。そこで、(=^・^=)なりに調べてみました。
 ふと思い出しました。灰汁(灰を水にいれたあとの上澄み)は料理に使います。たとえば、山菜をゆでるのに使います(3)。重曹でも代用できますが(=^・^=)の感覚では、灰汁のほうがおいしいと思います。沖縄ソバも灰汁を使うのではと思いしらべら、「つなぎ」に使うみたいです(4)。そして、林野庁のホームページを見ると
林野庁のホームページをみると、
「薪及び木炭での調理加熱より、食品には2%以下しか移動しませんでした。」
と書いてありました(5)。林野庁は、灰汁を料理に使うことを想定していなかった見ないです。ちょっと不安になりました。たしかに、灰汁は重曹なので代用でいますが、灰汁の怖さをしらないおばっちゃんが、(=^・^=)が山で採ってきな山菜を灰汁でゆでたりて・・・・
 でも、やっぱり不思議です。薪の基準値は1キログラム40ベクレルです。そして、疑義があれれば検査しないと出荷できないはずです(5)。
 もう少し、調べてみることにしました。ネット上に
「(沖縄)県は7日、福島県産のまきを本島内の4飲食店がすでに使用し、うち1店舗では未使用のまきからは最大で、国の指標値40ベクレル(1キログラム当たり)の約11倍に当たる468ベクレルの放射性セシウムを検出したと発表した。」
なんて記事を見つけました(6)。その記事によると、セシウムに汚染された薪は、最初は窯焼きピザを提供するレストラン3店舗で調理に使われたそうです。そして、沖縄そばのお店がレストランから、使用後の灰を譲り受け、麺を製造し、放射性セシウムに汚染された沖縄そばが完成しみたいです。その「沖縄そば」は「一部はすでに客へ提供していた。」そうです(6)。
 福島県産の薪からできた灰が、料理に使われ放射性セシウムが乗り移ったみたいです。
薪は、福島から沖縄に直送されたと思いきや「まきを県内に出荷した岐阜県の流通業者代表」(6)にあるとおり、岐阜県の業者さんを経由しています。放射性セシウムは
  福島県の生産者→岐阜県の業者→沖縄のピザ屋さん→(灰)→沖縄そばのお店→お客さんの胃
の順で流れたみたいです。
 
 これは(=^・^=)の想像ですが、「本(岐阜)県は、『岐阜は木の国・山の国』と岐阜県民の歌にうたわわれるように、<略>全国有数の森林県です」と岐阜県の資料にあります(7)。業者さんが岐阜県なら、だれも福島産の薪だとは思わないと思います。だから沖縄県の方は責任はないと思います。
 でも、沖縄県に福島県産の薪を販売した業者さんの薪(福島県産)からその後再検査で、1キログラム当たり440ベクレル(基準値の11倍)の放射性セシウムが見つかったそうです(8)。この程度なら検査すれば確実に見つかったと思います。ひょっとして、検査されていなかったりして・・・。放射性セシウムの検査は1サンプル当たり15,000円程度みたいです(9)。木材の値段を調べたら1m3あたり1万円程度みたいです(10)。1万の商品に1万5千円の検査費用は使えないと思います。灰が調理に使われることは、森林関係者なら知っていると思います。だって、自分でとった山菜を食べるでしょ。
 薪は、沖縄、岐阜分のすべて(合計28トン)を送り返すみたいです。そして、木材が保管してあった本巣市では「本巣市では搬出後の10日まで、1日2回、放射線量測定検査を行い、ホームページで公表する」そうです(11)。岐阜県や沖縄県の動きは早かったと思います。基準値を超えた薪を出荷した福島県の動きを、ニュースや福島県のホームページで探したのですが、放射性セシウム汚染まき流出に対する福島県の動きは見つけることができませんでした。


福島県知事殿
このような事件があっては、貴県の産品を安心して使うことができません!
(=^・^=)



-参考にさせていただいたサイト様―
(1)食品中の放射性物質の検査結果について(第317報)
(2)まきからセシウム 福島産、岐阜の業者購入
(3)わらび あく抜き・山菜レシピ
(4)【沖縄そばの日】木灰そばができるまで - 沖縄B級ポータル - DEEokinawa(でぃーおきなわ)
(5)調理加熱用の薪及び木炭の安全確保について
(6)沖縄タイムス | まき・灰からセシウム 飲食3店で指標値超え
(7)岐阜県 : 平成21年度森林・林業統計書
(8)まきからセシウム、指標値の11倍 岐阜
(9)福島県産汚染米は、検査より買い上げの方が安くつくのでは
(10)福島県 木材利用web
(11)東日本大震災:セシウム汚染まき28トン、福島の業者へ /岐阜
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  1. 2012/02/08(水) 20:39:05|
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