めげ猫「タマ」の日記

一寸気になったどうでもいい事を記事に

福島県飯舘村・避難指示解除、小学校新入生は全体の5%

 3月31日に避難指示が解除された(1)福島県飯舘村で小学校の入学式が行われました。新入生は男の子2人です(2)。今年の入学の対象となる2011年度に生まれた赤ちゃんは37人なので(3)、全体の約5%です。飯舘村には19人に1人の子供しか戻りません。
 福島県飯舘村は福島県北西部の阿武隈高地とよぼれる山の中にある村です。福島原発事故によって放射性飛来し全村が避難区域になりました。
事故から7年目も汚染されたままの飯舘村
 ※1 (4)のデータを(5)に示す手法で5月1日に換算
 ※2 避難区域は(6)による
 図-1 福島県飯舘村
 
 福島原発事故によって汚染され事故7年目になりましたが、図に示すように国が除染が必要だとする毎時0.23マイクロシーベルト(7)を殆どの地域で超えており汚染されたままです。原発事故後から女の子が多く生まれる奇妙な現象が続いています。
 事故後に女の子が多く生まれる福島県飯舘村
※(3)を集計
 図―2 年度毎の飯舘村の赤ちゃん誕生数

 図に示す通り、女の子が多く生まれています。2011年度から16年度の6年間を集計すると
 男の子 135人
 女の子 179人
で女の子が多くなっています。このような事が偶然に起こる確率を計算したら1.3%で、統計的な差があるとされる5%(8)を下回っています。以下に偶然に起こる確率の計算結果を示します。

 表―1 偶然に起こる確率の計算結果
 ※ 計算方法は(=^・^=)の過去の記事(9)による。
有意差検定表

普通は男の子が多く生まれるので(10)、異常な事です。福島県県民健康管理調査によれば福島では48.1%の方が「次世代への影響(遺伝的影響)の可能性が高い」と答えています(11)。このような不安にこたえる為に福島ゲノム調査が計画されたのですが、いつのまにかうやむやです(12)。放射性影響研究所では広島や長崎の原爆投下で遺伝的影響が無かった根拠に生まれて来る赤ちゃんの割合に異常がなかったことをあげています(13)。図―2に示す様に飯舘村では「異常」が起きているのでこのような論拠は成立しません。福島県飯舘村では必要な調査がされる事がないまま安全とされ村の大部分で避難指示が解除され(1)(6)。一方で飯舘村は数十億円をかけて。来年度の学校再開に合わせ超豪華な学校を作ろうとしているようです。
飯舘村の豪華な学校
 ※(14)を引用
 図―3 飯舘村の超豪華な学校

 お金に物を言わせ教育環境を整え、村に子供達を帰還させいうとしているようです。飯舘村の目論みが上手くいくか興味があります。今年の新1年制は将来は村に戻って勉強するか、避難先の学校に入学して村とは縁を切るかの選択だと思います。村を選択するなら今は避難先で運営している飯舘村の小学校(1)の入学者が対象者に対する割合をみれば分かります。
 今年の小学校入学対象者は2011年度に生まれた方ですが、飯舘村では図―2に示す様に男の子14人、女の子23人の合計37人が生まれています。以下に飯舘村の小学校の入学式の様子を示します。
男の子2人の飯舘村新1年生
 ※(2)を引用
 図―4 飯舘村の小学校入学式

 新入生は2人でした。全体の約5%です。飯舘村には19人に1人の子供しか戻りません。そして23人生まれた女の子は誰も入学しませんでした。
 飯舘村の子育て世代は村との決別を選んだようです。飯舘村は次世代に引き継がれることなく滅びます。


<余談>
 図表が小さいとご不満の方はこちら、図表をクリックしてください。
飯舘村では女の子が多く生まれています。飯舘村の父母の皆さんは特に統計とらなくても気づくはずです。当然ながら不安になった思います。安倍出戻りだ内閣は徹底的に調査し、安全性を証明すべきでした。豪華な学校よもよほど効果があったはずです。安倍出戻り総理は不作為によって飯舘村を見捨てました。それとも不都合な結果が出てきそうなので調査を避けたのでしょうか?どちらにしても福島の皆様は不安だと思います。
 福島を代表する野菜にアスパラガスがあります。5月に入りシーズンです。福島県会津若松市等が主要な産地です(15)。同市辺りのアスパラガスは生でも食べられるほど甘さが特徴です(16)。福島県は福島産アスパラガスは「安全」だと主張しています(17)。でも、福島県会津若松市のスーパーのチラシには福島産アスパラガスはありません。
他県産はあっても福島産アスパラガスが無い福島県会津若松市のスーパーのチラシ
 ※(18)を引用
 図―5 福島産会津若松市が無い福島県会津若松市のスーパーのチラシ

 当然の結果です。(=^・^=)も福島県会津若松市の皆様を見習い「フクシマ産」は食べません。

―参考にしたサイト様および引用した過去の記事―
(1)飯舘村 - Wikipedia
(2)広報いいたて 平成29年5月号 - 飯舘村ホームページ
(3) - 福島県ホームページ"福島県の推計人口(平成29年4月1日現在)を掲載しました。
(4)航空機モニタリングによる空間線量率の測定結果 | 原子力規制委員会中の「福島県及びその近隣県における航空機モニタリング(平成28年9月14日~11月18日測定) 平成29年02月13日 (KMZ, CSV)」
(5)めげ猫「タマ」の日記 半減期でしか下がらない福島の放射線(2016年)
(6)区域見直し等について - 福島県ホームページ
(7)国(環境省)が示す毎時0.23マイクロシーベルトの算出根拠|東京都環境局 その他について
(8)有意水準とは - 統計学用語 Weblio辞書
(9)めげ猫「タマ」の日記 偶然に起こる確率の計算方法について
(10)出生性比
(11)県民健康調査における中間取りまとめ - 福島県ホームページ
(12)めげ猫「タマ」の日記 とうなった?福島ゲノム調査
(13)原爆被爆者の子供における放射線の遺伝的影響 - 放射線影響研究所
(14)広報いいたて 平成29年4月号 - 飯舘村ホームページ
(15)ふくしまイレブンエッセイ - 福島県ホームページ
(16)アスパラガス | JA会津よつば
(17)安全が確認された農林水産物(公開用簡易資料) - 福島県ホームページ
(18)アピタ会津若松店│「イイこと、プラス。」 アピタ・ピアゴ
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  1. 2017/05/12(金) 19:42:37|
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