めげ猫「タマ」の日記

一寸気になったどうでもいい事を記事に

食品中の放射性セシウム検査のまとめ(5月4週)―福島産サヤエンドウからセシウム、他県産にはありません。―

 食品中の放射性物質の検査結果を厚生労働省は発表しています(1)。また、厚労省以外の発表もあります(2)。5月4週中の食品中の放射性セシウムの検査結果が発表になったので(3)、まとめてみました。お買い物のの参考になればいいかなと思います。先週に続き今週もしっかりセシウム汚染食品が見つかっています(4)。牛肉を除く検査結果の概要は以下の通りです。
  ①検査数1,342件中11件の基準超え(全体の1%)
  ②平均は、1キログラム当たり5ベクレル、最大450ベクレル(宮城県産タケノコ)。
事故7年目もあちこちで見つかり続けるセシウム汚染食品
   ※1 牛肉を除く
   ※2 単位については(5)を参照
  図―1 食品中の放射性セシウム検査結果のまとめ(2017年5月4週)

  色分けは以下の通りです。
  マーケットから基準値(6)超えの食品が見つかった県
  出荷制限対象外の地域・品目から基準値超えの食品が見つかった県
  基準値超えの食品が見つかった県

 危険なセシウム汚染食品が宮城、福島、新潟、長野で見つかっています。新潟産コシアブラは2週連続です(4)。今週のデータを解析すると
 ・福島産サヤエンドウからセシウム、他県産にはありません。。
 ・宮城や茨城産スズキからはセシウム、福島産は111件連続ND
 ・福島の果物シーズン始まる。検査結果はありません。
との特徴が認められます。

1.福島産サヤエンドウからセシウム、他県産にはありません。
 福島を代表する春野菜にサヤエンドウがあります(7)。福島産サヤエンドウからセシウムが見つかったと発表がありました。福島県外(9)と福島県の検査(10)で見つかっているので、福島産サヤエンドウはセシウム入りです。福島県の検査では南相馬市産で施設栽培でした(10)。以下に福島県南相馬市サヤエンドウ(施設栽培)の検査結果を示します。
事故7年目で見つかり出した福島県南相馬市産サヤエンドウのセシウム
 ※1 (1)を集計
 ※2 NDは検出限界未満(見つからないと)を示す
 ※3 日付けは収穫日
 図―2 県魚沼市産コシアブラの検査結果

 図に示す様にこれまでセシウムが見つかる事はなかったのですが、突然に見つかるようになりました。福島では避難指示が解除されつつあります。南相馬市では避難区域の大部分が昨年7月に解除されました(11)。この区域でサヤエンドウの出荷は制限されていません(12)。立派な福島産です。3月から4月にかけては飯舘村・富岡町・浪江町で避難指示が解除され(11)、こちらの高レベル汚染地帯でも農業が可能です。無論、立派な福島産です。
 厚生労働省の発表を見ると、ゲルマによる精密検査でセシウムが見つかったのサヤエンドウは福島産だけです。そして福島産はセシウム濃度が上昇する事があります。

2.宮城や茨城産スズキからはセシウム、福島産は111件連続ND
 先々週の記事(13(で宮城、茨城産のスズキからセシウムが見つかっているのに、福島産からはセシウムが見つかっていない旨の記事を書きました。福島産についてデータが追加になったので(14)、以下に記載します。
他県産で見つかっても福島産スズキから見つからないセシウム
 ※1(1)を集計
 ※2 NDは検出限界未満(見つからないと)を示す
 ※3 日付けは捕獲日
 ※4 淡水は除く
 図―3 スズキの検査結果

 千葉、茨城、宮城産のスズキからもそこそこセシウムが見つかっていますが、福島産は厚生労働省の発表(1)を数えると連続111件で検出限界未満(ND)です。他ではセシウムが見つかるのに汚染源がある福島産からセシウムが見つからないなどおかしな話です。
 厚生労働省の発表(1)を見るとスズキ等のを含む福島産農水産物を検査しているのは福島県農林水産部に属する福島県農業総合センター(15)です。福島産は他と整合性が無いおかしな検査で安全とされ出荷されます。

3.福島の果物シーズン始まる。検査結果はありません。
 福島ではサクランボやモモの収穫が始まりました(16)(17)。
福島産モモの収穫開始を報じるFTV
 ※(18)をキャプチャー
 図―4 福島のモモの収穫を報じる福島のローカルTV局FTV

 福島の果物シーズンが始まりした。検査結果を調べたのですが、厚生労働省の発表(1)にも福島県が提供する検査データサイト(19)にもサクランボやモモの検査結果が出て来ません。それでも福島県は
「安全な農林水産物を提供するため、福島県がモニタリング検査を実施する」
と主張しています。福島産は検査されていなくても検査しているので「安全」だと主張され出荷されます。

<余談>
 図表が小さいとご不満の方はこちら、図表をクリックしてください。
 ・セシウム濃度が上昇する事もある福島産
 ・他所より低くでる検査で安全とされる福島産
 ・セシウム汚染が酷い産地を避けた検査で安全とされる福島産
これでは福島の皆様は不安だと思います。
 福島を代表する農産物にキュウリがあります(20)。福島県白河市当たりでもキュウリの出荷が始まりました(21)。この辺りのキュウリはこだわった品種だそうです(22)。福島県は福島産キュウリは「安全」だと主張しています(23)。でも、福島県白河市近郊のスーパーのチラシには福島産キュウリはありません。
他県産はあっても福島産キュウリが無い福島県白河市近郊のスーパーのチラシ
 ※(24)を引用
 図―5 福島産キュウリが無い福島県白河市近郊のスーパーのチラシ

 当然の結果です。(=^・^=)も福島県白河市や近郊の皆さまを見習い「フクシマ産」は食べません。

―参考にさせていただいたサイト様および引用した過去の記事―
(1)報道発表資料 |厚生労働省
(2)モニタリング検査結果【詳細】 - 福島県ホームページ
(3)食品中の放射性物質の検査結果について(第1034報) |報道発表資料|厚生労働省
(4)めげ猫「タマ」の日記 食品中の放射性セシウム検査のまとめ(5月3週)―売られていても公表されない事があるセシウム汚染食品―
(5)めげ猫「タマ」の日記 ベクレルとシーベルト
(6)食品中の放射性物質への対応|厚生労働省
(7)春 | ふくしまの野菜 | JA全農福島
(8)(3)中の「2 緊急時モニタリング又は福島県の検査結果⇒ 検査結果(PDF:136KB)
(9)(3)中の「1 自治体の検査結果⇒ 検査結果(PDF:773KB) 中のNo4367
(10)(8)中のNo429
(11)区域見直し等について - 福島県ホームページ
(12)(3)中の「(参考3)⇒ 原子力災害対策特別措置法に基づく食品に関する出荷制限等(PDF:289KB)
(13)めげ猫「タマ」の日記 食品中の放射性セシウム検査のまとめ(5月2週)―青森産マダラからセシウム・福島産は138件連続ND―
(14)(8)中のNo145,146,310,311
(15)農林水産部 - 福島県ホームページ
(16)トピックス | JAふくしま未来
(17)梁川でモモ収穫 甘味上々 | 県内ニュース | 福島民報
(18)福島のニュース(5月23日ひる放送) FTV8
(19)農林水産物モニタリング情報 - ふくしま新発売。を「果物」⇒「オウトウ(サクランボ) 、オウトウ(サクランボ)(施設) 、オウトウ(施設) 」および「モモ、モモ(施設) 」で5月23日に検索
(20)ふくしまイレブンエッセイ - 福島県ホームページ
(21)特産品 - しらかわ | JA夢みなみ
(22)トピックス | JA夢みなみ
(23)安全が確認された農林水産物(公開用簡易資料) - 福島県ホームページ
(24)イオン白河西郷店
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  1. 2017/05/23(火) 19:42:17|
  2. -
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:1
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コメント

季節になると、やはり山菜が食べたくなる。
ベクレている可能性を考えて、若い人は止めときなさいと、意地悪ばあさんした。
それでも、こんなにベクレているとまでは、思わなかった。
棺桶を隣に置いてまで食べたいものではないし、季節のおまじないとして山菜を食べるのは、もう止めた方が良いのかな?
  1. 2017/05/24(水) 21:49:30 |
  2. URL |
  3. なな #-
  4. [ 編集 ]

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