福島県県北浄化センターおよびあだたら清流センターの下水汚泥から4月にそれぞれ1キログラム当たりで
県北浄化センター 403ベクレル
あだたら清流センター 373ベクレル
のヨウ素131が見つかりました。同時に見つかっているので、福島第一の再臨界がおきていそうです。
福島の下水汚泥から時々ヨウ素131が見つかるそうです。福島県はヨウ素131は医療用に使われており、医療用のヨウ素131が紛れ込んでとしています(1)。一方で、核分裂によっても生じますが、半減期が短く直ぐになくなるので核分裂が再発、すなわち再臨界の指標にもなり得ます(2)。

※1 (4)のデータを(5)に示す手法で5月1日に換算
※2 避難区域は(6)による
※3 各浄化センターのエリアと位置は(3)
※4 県北浄化センターは県北、あだたら清流センターはあだたらと略す
図-1 福島の県北浄化センターおよびあだたら清流センター
事故から7年目ですが、図に示す通り 国が除染が必要だとする毎時0.23マイクロシーベルトを超える(7)地域が広がっています。事故から7年目の福島は汚染されたままです。福島の下水処理場は汚染された場所にあります。
以下に下水汚泥中のヨウ素131の濃度を示します。

※(8)を集計
図―2 県北・県中浄化センター汚泥のヨウ素131濃度
図に示す通り3月20日前後に同時に見つかっています。同時に見つかっているので共通の原因です。医療用では説明が艱難であり、福島第一の再臨界(核分裂の再発)が起きていそうです。
<余談>
図表が小さいとご不満の方はこちら、図表をクリックしてください。
東京電力は再臨界が生きていない事を「ガス管理システム」で監視していると主張しています。でも(=^・^=)なりに見積もると精度不足です(9)。このような状況では福島の皆様は不安だと思います。
東北にも店舗を展開するとあるスーパーグループの各社は5月26日に南相馬市産小ネギの販売を開始したそうです(10)。南相馬市辺りのネギは年中栽培されており、生で刻んで薬味でも良し、鍋に入れて増した甘みととろける食感を楽しんでも良しとのことです(11)。福島県は安全な農林水産物を提供するため、福島県がモニタリング検査を実施すると主張しています(12)。でも、福島県南相馬市のスーパーのチラシには福島産小ネギはありません。

※(13)を引用
図―3 福島産小ネギが無い福島県南相馬市のスーパーのチラシ
当然の結果です。(=^・^=)も福島県南相馬市の皆様を見習い「フクシマ産」は食べません。
―参考にしたサイト様および引用した過去の記事―
(1)
下水汚泥から検出されたヨウ素について - 福島県ホームページ(2)
めげ猫「タマ」の日記 再臨界について(3)
阿武隈川上流流域下水道事業 - 福島県ホームページ(4)
航空機モニタリングによる空間線量率の測定結果 | 原子力規制委員会中の「福島県及びその近隣県における航空機モニタリング(平成28年9月14日~11月18日測定) 平成29年02月13日 (KMZ, CSV)」
(5)
めげ猫「タマ」の日記 半減期でしか下がらない福島の放射線(2016年)(6)
区域見直し等について - 福島県ホームページ(7)
国(環境省)が示す毎時0.23マイクロシーベルトの算出根拠|東京都環境局 その他について(8)
流域下水道終末処理場における下水汚泥等の放射性物質濃度・空間線量結果について(3月末現在) - 福島県ホームページ(9)
めげ猫「タマ」の日記 福島第一、再臨界監視システムは機能するの?(10)
南相馬の小ネギ販売 イオングループ 東北の164店舗 | 県内ニュース | 福島民報(11)
特産品情報 | 地区別くらし情報 そうま地区 | JAふくしま未来(12)
水・食品等の放射性物質検査 - ふくしま復興ステーション - 福島県ホームページ(13)
Webチラシ情報 | フレスコキクチ
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- 2017/05/28(日) 19:49:26|
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