めげ猫「タマ」の日記

一寸気になったどうでもいい事を記事に

住宅支援打ち切りも、新潟の自主避難者は戻らず。当然です。

 福島の放射能汚染から逃れるために避難している方への住宅支援が3月31日に打ち切られました(1)。新潟県新潟市は自主避難者が多いとされています(2)。福島県から新潟市へ避難されている方の人数を見ると
 3月末 1,320人(借り上げ等710人、自力手配  499人、公営住宅等111)(4)
 4月末 1,169人(借り上げ等124人、自力手配1,044人、公営住宅等1)(5)
多くの方が統計ではその他(親戚・知人宅等)との名称で呼ばれる「自力手配」の住宅に移っただけで、福島に戻る事はありませんでした。事故7目になりましたが、福島は汚染されたままです。当然です。
 なお「借り上げ仮設住宅」は借り上げ等に、公営住宅・雇用促進住宅等は公営住宅等と区分させていただきました。
 福島は原発事故によって酷く汚染されました。
事故7年目も汚染されたままの福島
 ※1(6)の数値データを元に(7)に示す手法で5月1日時点に換算
 ※2 避難区域は(8)による
 図-1 原発事故7年目も汚染されたままの福島 
 
図に示す通り広い範囲で国が除染を必要とする毎時0.23マイクロシーベルト(9)を超えています。事故7年目も福島は汚染されたままです。
 多くの方が福島県外に避難しています。
あまり減っていない福島からの県外避難者数
 ※(11)を集計
 図―2 福島からの県外避難者数

 図に示す通り福島への帰還が進んでいるとは言えない状況です。ピークには62,831人(2012年3月)の方が福島から避難していますが(11)、今も6割近い36,424人の方が県外に避難しています(12)。
 福島では原発事故後に若い女性の脱出が続いています。事故から7年目になっても解消しません
20代前半女性の社会減が大きい福島
 ※(13)を転載
 図―3 2017年1-4月の福島県の社会的増減

 若い女性が去っていけばママになる人もいなくなり、赤ちゃんが生まれなくなります。福島は男と老人だけでになってしまいます(13)。
 子供の避難傾向をみると自主避難と避難地域からの避難では大きく異なります。2016年10月1日時点の福島の子供の避難者は
 全体 20,430人中福島県外が9,252人
 全域が避難指示対象になった(双葉郡および飯舘村)。
  10,455人中福島県外が2,805人
 一部が避難指示対象になった(田村市、南相馬市、川俣町)
  4,443人中福島県外が1,337人
 一切避難指示対象になってない(自主避難対象)。
  5,532人中福島県外が5,110人
です(14)。
 福島県の少子高齢化対策には子供の大部分県外に避難した自主避難者に圧力を掛け帰還させるのが有効な対策です。そんな訳でしょうか?3月末に福島は「安全」だとして自主避難者に対する住宅支援を打ち切りました(1)。でも図―1に示す様に福島は汚染されたままです。少なくとも(=^・^=)の住む街にやって来た自主避難者には福島に戻って欲しくありません。事故7年目になれば(=^・^=)の住む街には無くてはならない大切な隣人です。
 新潟県への避難者数は2,915人で東京、埼玉、茨城についで4位です(12)。新潟県は市町村別・居住形態別の避難者数を発表しています(3)。新潟の都市規模からいえば新潟市、長岡市、上越市でしが(15)、福島からの避難者は新潟市と柏崎市に集中しています。柏崎市には福島と同じく東京電力の原子力発電所があり(16)、福島からの避難者の9割以上が避難区域内からに避難者です(17)。突然の事故で急に古里を追われた避難者が原発繋がりで新潟県柏崎市に逃げてきたのでしょうか?一方で新潟市は自主避難者が多いとされています(2)。以下に福島から新潟市への避難者数と居住形態を示します。
借り上げから自力手配の住宅に移っただけの新潟市への避難者
 ※1(3)にて作成
 ※2 「借り上げ」は「借り上げ仮設住宅」、「自力手配」はその他(親戚・知人宅等)、「その他」は「公営住宅・雇用促進住宅等」に区分
 図―4 福島から新潟市に避難された方の居住形態

福島県から新潟市へ避難されている方の人数を見ると
 3月末 1,320人(借り上げ等710人、自力手配  499人、その他111)(4)
 4月末 1,169人(借り上げ等124人、自力手配1,044人、っその他1)(5)
で、多く方が住宅支援を打ち切られても福島に戻ることなく借り上げ等から自力手配(多分、自分でアパートを借りる)に移行しています。図―1に示すように福島は汚染されたままです。当然のことです。


<余談>
 図表が小さいとご不満の方はこちら、図表をクリックしてください。
 (=^・^=)の住む街に福島から来て頂いた皆様へ。
 皆様は(=^・^=)の住む街には無くてはならない大切な隣人です。そして福島の汚染は解消されていません。福島に残らざるを得なかった多くの方も不安だとおもいます。
 福島県いわき市四倉町のトマトのテーマパークで5月28日に、グランドオープン1周年を記念した「大感謝イベント」を開かれたそうです。トマトの収穫体験などを催されたそうです(18)。福島県いわき市四倉はトマトのシーズンです。同所のトマトは美味しいそうです(19)。福島県は福島産トマトは「安全」だと主張しています(20)。でも、福島県いわき市四倉のスーパーのチラシには福島産トマトはありません。
他県産はあっても福島産トマトが無い福島県いわき市四倉のスーパーのチラシ
 ※(21)を引用
 図―5 福島産トマトが無い福島県いわき市四倉のスーパーのチラシ

 当然の結果です。(=^・^=)も福島県いわき市四倉の皆様を見習い「フクシマ産」は食べません。

―参考にしたサイト様および引用した過去の記事―
(1)東京新聞:住宅支援は「命の問題」 福島県、きょう打ち切り 自主避難者なおSOS:社会(TOKYO Web)
(2)中山 均 - 【12/21 新潟市災害対策議員連盟、避難者支援策に関し市長要望】... | Facebook
(3)新潟県:県外避難者の受入状況をお知らせします
(4)(3)中の平成29年3月31日現在の県外避難者受入状況(PDF形式 91 キロバイト)
(5)(3)中の平成29年4月30日現在の県外避難者受入状況(PDF形式 93 キロバイト)
(6)航空機モニタリングによる空間線量率の測定結果 | 原子力規制委員会中の「福島県及びその近隣県における航空機モニタリング(平成27年9月12日~11月4日測定) 平成28年02月02日 (KMZ, CSV)」
(7)めげ猫「タマ」の日記 半減期でしか下がらない福島の放射線
(8)避難区域見直し等について - 福島県ホームページ
(9)国(環境省)が示す毎時0.23マイクロシーベルトの算出根拠|東京都環境局 その他について
(10)県外への避難者数の状況 - 福島県ホームページ
(11)(10)中の「・県外への避難状況 [PDFファイル/112KB](29.5.22更新)
(12)(10)中の「・県外への避難状況 [PDFファイル/112KB]pdf(29.5.22更新)
(13)めげ猫「タマ」の日記 2017年も若い女性が逃げて行く福島
(14)東日本大震災に係る子どもの避難者数調べ - 福島県ホームページ中の「平成28年10月1日現在 [PDFファイル/243KB]
(15)新潟県 - Wikipedia
(16)発電所の概要|柏崎刈羽原子力発電所|東京電力
(17)柏崎市の広域避難者支援と 「あまやどり」の5年間 - 新潟大学
(18)開園1周年に感謝 いわきの「ワンダーファーム」 ゆるキャラも登場 | 県内ニュース | 福島民報
(19)ワンダーファーム - ホーム | Facebook
(20)安全が確認された農林水産物(公開用簡易資料) - 福島県ホームページ
(21)四倉店 | マルト - 店舗情報
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  1. 2017/05/29(月) 19:42:01|
  2. -
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:1
<<食品中の放射性セシウム検査のまとめ(5月5週)―再発を繰り返すセシウム汚染食品市場流出― | ホーム | 福島で2ヶ所同時でヨウ素131(2017年4月)、再臨界?>>

コメント

家のマンションにも避難者います。帰らないで~と言って応援してます。新潟は大丈夫だからと言っています。コシアブラがな~問題ですが😅
  1. 2017/05/29(月) 23:22:21 |
  2. URL |
  3. ぶぶ #-
  4. [ 編集 ]

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