めげ猫「タマ」の日記

一寸気になったどうでもいい事を記事に

福島第一サブドレンの5月のトリチウム排出量は161億ベクレル、歴代2位、上昇する港湾内のトリチウム

 福島第一原発のサブドレンからの5月中のトリチウム排出量を濃度×排水量の合計で集計したら、歴代2位の161億ベクレルとなりました。港湾内のトリチウムは上昇傾向を示し、港湾内8地点中7地点でトリチウムが見つかっています。
福島第一では東京電力がサブドレンと呼ぶ、原子炉建屋とタービン建屋近傍にある井戸から地下水をくみ上げています。また、海側に流れ込む地下水についても、海側遮水壁を設置してせき止め、護岸に設置した井戸(地下水ドレン)によりくみ上げます(1)。
福島第一サブドレン
 ※(1)にて作成
 図―1 福島第一・サブドレン

 汲み上げた汚染地下水は貯めておけないので、浄化装置を通した後で福島の海にすてています。浄化装置といっても全ての放射性物質が除去できる訳ではありません。東京電力はトリチウム等は取り除けずそのまま福島の海に流すとしています(1)。
 東京電力は日々の排水中の放射性物質濃度(2)や日々の排水量を公表しています(3)。以下に排水中のトリチウム濃度を示します。
上昇したまま高止まりのサブドレン排水のトリチウム濃度
 ※(2)にて作成
 図―2 サブドレン排水のトリチウム濃度

 図に示すようにトリチウム濃度が1月末に上昇し高止まりしていまdす。福島の海はどれだけ汚染されたか心配です。月別のトリチウム排出量を濃度×排水量の合計で集計してみました。
増え続ける福島第一・サブドレンのトリチウム排出量
 ※(2)(3)を集計
 図―3 サブドレンの月別のトリチウム排出量

 図に示す通り5月の過去最高だった4月の167億ベクレルとほんんど変わらない歴代2位の161億ベクレルとなりました。
 以下に5月22日時点の福島第一港湾内のトリチウム濃度を示します。
8箇所中7箇所でトリチウムが見つかる福島第一港湾内
 ※1(4)にて作成
 ※2 数値は1リットル当たりのベクレル数
 ※3 NDは検出限界未満を示す
 図―4 福島第一港湾内トリチウム濃度


 図に示す様に東京電力定期的にトリチウムを測定している港湾内8地点(4)中7地点でトリチウムが見つかっています。以下に港湾内3地点(港湾口、港湾内東側、港湾内南側)のトリチウム濃度の推移をしめします。
上昇する福島第一港湾内のトリチウム
 ※1(5)にて作成
 ※3 NDは検出限界未満を示す
 図―5 福島第一港湾内3地点のトリチウム濃度

図に示すようにサブドレンからのトリチウム排出量の増加に合わせるようにトリチウム濃度が上昇しています。福島のトリチウム汚染は確実に進んでいます。


<余談>
 図表が小さいとご不満の方はこちら、図表をクリックしてください。
 事故7年目となりましたが福島第一よる海洋汚染は止まりません。福島の皆様は不安だと思います。
 福島を代表する農産物にトマトがあります(6)。6月に入り福島はそろそろトマトの季節です(7)。福島県南会津町は福島のトマトの主産地です(6)。同町産とトマトは南郷トマトと言って、味の良さで「日本一」の折り紙がついています(8)。福島県は福島産トマトは「安全」だと主張しています(9)。でも、福島県南会津町のスーパーのチラシには福島産トマトはありません。
他県産はあっても福島産トマトが無い福島県南会津町のスーパーのチラシ
 ※(10)を引用
 図―6 福島産トマトが無い福島県南会津町のスーパーのチラシ

 当然の結果です。(=^・^=)も福島県南会津町の皆様を見習い「フクシマ産」は食べません。

―参考にしたサイト様および引用した過去の記事―
(1)サブドレン・地下水ドレンによる地下水のくみ上げ|東京電力
(2)サンプリングによる監視|東京電力
(3)集水タンク・一時貯水タンクの運用状況|東京電力
(4)(2)中の「採取地点別放射性物質の分析結果⇒(2.海水(港湾内)
(5)報道配布資料|東京電力中の「福島第一港湾内、放水口付近、護岸の詳細分析結果 」
(6)ふくしまイレブンエッセイ - 福島県ホームページ
(7)トマト | JA会津よつば
(8)南郷トマト |観光情報|福島県南会津町
(9)安全が確認された農林水産物(公開用簡易資料) - 福島県ホームページ
(10)ヨークベニマル/お店ガイド
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  1. 2017/06/02(金) 19:44:58|
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