めげ猫「タマ」の日記

一寸気になったどうでもいい事を記事に

福島第一凍土壁、効果は21%

 福島第一原発に設けられた凍土壁の内部に流れ込んだ水の量は1日平均で
  2016年5月(山側の凍結開始前)1,073トン
  2017年5月(近々の一ヶ月)    847トン
で約226トン(21%)減です。当初の設計目標の
「各地下水対策全体で建屋流入量ゼロ」
に(1)比べかなりのかい離があるようです。凍土壁には約345億円の国費((=^・^=)も支払う税金)が使われています(2)。
 福島第一ではタービンや原子炉建屋に地下水が流れ込んで日々、汚染水が増えています。
増え続ける福島第一汚染水
 ※(3)を集計
 図―1 増え続ける福島第一汚染水

 増えた汚染水を放置すると溢れて出すので、日々汚染水をタービン建屋等から汲み上げ汚染水タンクに保管しています。汚染水の増加に合わせタンクを作り続けなければならない様態になっています(4)。そこでタービンや原子炉建屋への地下水の流れを阻止し、汚染水の増加を抑止する凍土壁が計画・実施されました(1)(5)。以下に構造を示します。
凍土壁、海側遮水壁、サブドレン、地下水ドレン
 ※(5)(6)にて作成
 図―2 凍土壁、海側遮水壁、サブドレン、地下水ドレン

 断面の模式図をとると以下の通りです。
凍土壁、海側遮水壁、サブドレン、地下水ドレン(断面
 ※(4)(5)(6)にて作成
 図―3 凍土壁、海側遮水壁、サブドレン、地下水ドレン(断面)

 福島第一は西側が山で東側が海です。陸側(西側)から順に凍土壁・サブドレン・建屋・サブドレン・凍土壁・ウエルポイント・地下水ドレン・海側遮水壁です。このうち凍土壁と海側遮水壁は水の流れを遮ることを意図し設けられました(5)(6)。サブドレン、ウエルポイント、地下水ドレンは地下水を汲み上げる井戸です。汲み上げられた地下水はサブドレン排水として海に捨てられるか、タービン建屋に送られ汚染水の増加要因になります。山側の凍土壁をすり抜けた地下水はサブドレン、ウエルポイント、地下水ドレンで汲み上げられ排水さるかタービン建屋に送られます。直接に原子炉やタービン建屋流れ込んだ地下水はそのまま汚染水増加量になります。すると山側と濃度壁をすり抜けた地下水はサブドレン排水か汚染水になるので、サブドレン排水と汚染水の増加量が凍土壁をすり抜けた水の総量になります。以下に推移を示します。
あまり減らない凍土壁内への流入量
 ※(3)(7)を集計
 図―4 凍土壁をすり抜けた水の量

 2016年6月8日より山側の凍土壁の凍結が始まりました(8)。そこで2016年5月と17年5月の流入量を比較すると、凍土壁の内部に流れ込んだ水の量は1日平均で
  2016年5月(山側の凍結開始前)1,073トン
  2017年5月(近々の一ヶ月)    847トン
で約226トン(21%)減です。当初の設計目標の
「各地下水対策全体で建屋流入量ゼロ」
に(1)比べかなりのかい離があるようです。凍土壁には約345億円の国費((=^・^=)も支払う税金)が使われています(2)。


<余談>
 図表が小さいとご不満の方はこちら、図表をクリックしてください。
 福島県飯舘村では村の予算を分かり易く説明した資料が村の中学生に配られたそうです(9)。国や地方自体の予算は元をだたせば(=^・^=)も支払う税金です。大切に使って欲しいと思います。
村の予算に感想を述べる飯舘村の中学生
 ※(9)をキャプチャ―
 図―5 村の予算に感想を述べる飯舘村の中学生

 でも今の日本の総理大臣には期待できないようです。お友達の為に便宜を図ることがだいじなようです(10)。この方は
「韓国はまさに日本と同じ価値観を持っている」
と言ってますいたが(11)、最近のニュースを見ると価値観を共有してることが良く分かる気がします。こんな方が総理では福島の皆様は不安だと思います。
 福島を代表する農作物にアスパラガスがあります。5月からが本格シーズンです(12)。福島のアスパラガスは特に甘みが強くて柔らかく、塩ゆで・ベーコン巻き・天ぷら・サラダ…など、お好みの調理法で、おいしく食べることができるそうです(13)。福島県は福島産アスパラガスは「安全」だと主張しています(14)。でも、福島県南相馬市のスーパーのチラシには福島産アスパラガスはありません。
他県産はあっても福島産アスパラガスが無い福島県南相馬市のスーパーのチラシ
 ※(15)を引用
 図―6 福島産アスパラガスが無い福島県南相馬市のスーパーのチラシ

 当然の結果です。(=^・^=)も福島県南相馬市の皆様を見習い「フクシマ産」は食べません。

―参考にしたサイト様および引用した過去の記事―
(1)2013年11月15日 凍土遮水壁の目的・設計方針(東京電力・鹿島)
(2)福島第一の凍土壁「効果は限定的」 規制委が判断:朝日新聞デジタル
(3)リリース・お知らせ一覧|東京電力ホールディングス株式会社中の「福島第一原子力発電所における高濃度の放射性物質を含むたまり水の貯蔵及び処理の状況について」
(4)中長期ロードマップ|東京電力中の「中長期ロードマップの進捗状況⇒2017年5月25日(廃炉・汚染水対策チーム会合 第42回事務局会議)⇒【資料3-1】汚染水対策(24.3MB
(5)陸側遮水壁|東京電力
(6)サブドレン・地下水ドレンによる地下水のくみ上げ|東京電力
(7)集水タンク・一時貯水タンクの運用状況|東京電力
(8)2016年6月6日 福島第一原子力発電所 陸側遮水壁第一段階(フェーズ2)開始について PDF
(9)福島のニュース (6月9日ひる放送) FTV8
(10)加計学園問題 【社説】- 徳島新聞社
(11)安倍晋三 - Wikipedia
(13)ふくしまイレブンエッセイ - 福島県ホームページ
(14)まんま~じゃオンラインショップ/商品詳細 会津アスパラ畑
(15)安全が確認された農林水産物(公開用簡易資料) - 福島県ホームページ
(16)Webチラシ情報 | フレスコキクチ
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  1. 2017/06/09(金) 19:52:22|
  2. -
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