めげ猫「タマ」の日記

一寸気になったどうでもいい事を記事に

福島・海開き、福島第一サブドレンのトリチウム排出量は過去最高

 明日(7月15日)に福島県いわき市では海開きが行われます(1)。福島第一のサブドレンから6月中に排出されたトリチウムは170億ベクレルで過去最高です。
 福島県いわき市では明日(7月15日)に3箇所で海開きが行われます(1)。以下に位置を示します。
事故7年目も汚染されたままの福島
 ※1 (2)のデータを(3)に示す手法で7月1日に換算
 ※2 避難区域は(4)による
 図-1 福島県いわき市と海水浴場

 図に示す通り北側には避難区域が広がり国が除染が必要だとする毎時0.23マイクロシーベルトを超えた(5)地域が広がっています。事故から7年目の福島は汚染されたままです。
 いわき市の北に福島第一があります。事故から7年目になりますが今も放射能を海に流し続けています。福島第一では原子炉建屋とタービン建屋近傍の井戸(サブドレン)や海側に流れ込む地下水を、海側遮水壁を設置してせき止め、護岸に設置した井戸(地下水ドレン)によりくみ上げます(6)。
福島第一サブドレン
 ※(6)にて作成
 図―2 福島第一・サブドレン

 汲み上げた汚染地下水は貯めておけないので、浄化装置を通した後で福島の海にすてています。浄化装置といっても全ての放射性物質が除去できる訳ではありません。東京電力はトリチウム等は取り除けずそのまま福島の海に流すとしています(1)。
 東京電力は日々の排水中の放射性物質濃度(7)や日々の排水量を公表しています(8)。以下に排水中のトリチウム濃度を示します。
高どりのサブドレン排水のトリチウム濃度
※(7)にて作成
 図―3 サブドレン排水のトリチウム濃度

 図に示すようにトリチウム濃度が1月末に上昇し高止まりしています。福島の海はどれだけ汚染されたか心配です。月別のトリチウム排出量を濃度×排水量の合計で集計してみました。
上昇が続くサブドレントリチウム排出量
 ※(7)(8)を集計
 図―4 サブドレンの月別のトリチウム排出量

 図に示す通りサブドレンからのトリチウム排出量はどんどん増加し、6月は過去最高の170億ベクレルのトリチウムが海に捨てられました。

<余談>
 図表が小さいとご不満の方はこちら、図表をクリックしてください。
 増え続けるサブドレンからのトリチウムの排出、福島の皆様は不安だと思います。
 福島を代表する農産物にモモがあります(9)。今年も出荷がはじまりました。福島のモモは糖度が高く色づきも良い高品質の桃だそうです(10)。福島県は福島産モモが「安全」だと主張しています(11)。でも、福島県福島市のスーパーのチラシには福島産モモはありません。
他県産はあっても福島産モモが無い福島県福島市のスーパーのチラシ
 ※(12)を引用
 図―5 福島産モモが無い福島県福島市のスーパーのチラシ

 当然の結果です。(=^・^=)も福島県福島市の皆様を見習い「福島産」は食べません。


―参考にしたサイト様および引用した過去の記事―
(1)平成29年度 いわき市海水浴場開設のお知らせ | いわき市 観光情報サイト
(2)航空機モニタリングによる空間線量率の測定結果 | 原子力規制委員会中の「福島県及びその近隣県における航空機モニタリング(平成28年9月14日~11月18日測定) 平成29年02月13日 (KMZ, CSV)」
(3)めげ猫「タマ」の日記 半減期でしか下がらない福島の放射線(2016年)
(4)区域見直し等について - 福島県ホームページ
(5)国(環境省)が示す毎時0.23マイクロシーベルトの算出根拠|東京都環境局 その他について
(6)サブドレン・地下水ドレンによる地下水のくみ上げ|東京電力
(7)サンプリングによる監視|東京電力
(8)集水タンク・一時貯水タンクの運用状況|東京電力
(9)ふくしまイレブンエッセイ - 福島県ホームページ
(10)トピックス | JAふくしま未来
(11)安全が確認された農林水産物(公開用簡易資料) - 福島県ホームページ
(12)イトーヨーカドー 福島店
7月16日追記
福島県いわき市の海開きの様子が報じらてていました(1)(2)(3)。
海開きを報じる福島民報
 ※(A4)を引用
 図―A1 海開きを報じる福島民報 

 まずはサンシャインガイドいわき」の山下今日子さんが海開きを宣言したそうです。
海開きを宣言する福島の綺麗な女性
 ※(A3)をキャプチャー
 図―A2 海開きを宣言する福島の綺麗な女性

 そしていわき市の女子高生のフラダンスが行われたようです。
フラダンスを踊る福島の綺麗な女性
 ※(A3)をキャプチャー
 図―A3 フラダンスを踊る福島の綺麗な女性

 そのあとフラガールの皆様等が海にはいったそうです。 
「海水や大気の放射性物質は事故前と同じ程度と確認」と報じるNHK
 ※(A3)をキャプチャー
 図―A4 フラガールが海から上がった様子を報じるNHK

 ただし福島民友の報道によると(A2)、ここで言うフラガールはいわゆるフラガールではなく、一般的な定義であるフラダンスを踊る女性のようで、海に入ったのは海岸でフラダンスを踊った女子高校生のようです。図に示すと通りNHKは
「海水や大気の放射性物質は事故前と同じ程度と確認」
報じていますが(A3)、実際は「海水の放射性物質濃度は検出限界値未満」で(A2)、測れなかったようです。測れないので「同じ程度と確認」はできていません。とんでもない嘘報道です。

―参考にしたサイト様および引用した過去の記事―
(A1)7年ぶり海開き いわきの薄磯海水浴場 | 県内ニュース | 福島民報
(A2)薄磯海水浴場に7年ぶりの歓声 いわき・一斉に「海開き」:福島民友ニュース:福島民友新聞社 みんゆうNet
(A3)薄磯海水浴場で7年ぶりの海開き|NHK 福島県のニュース
(A4)福島民報
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  1. 2017/07/14(金) 19:46:10|
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