めげ猫「タマ」の日記

一寸気になったどうでもいい事を記事に

商業施設開業も子供は減り続ける避難指示解除の川俣町山木屋

 今年3月末に避難指示が解除された福島県川俣町山木屋(1)の15歳以下の子供の数が減り続けています。先月(7月)1日には商業施設がオープンしたのですが(2)、あまり効果が無かったようです。
 福島県川俣町は福島県の北部の山村です(3)。
事故7年目も汚染されたままの福島 ※1(4)の数値データを元に(5)に示す手法で8月1日時点に換算
 ※2 避難区域は(6)による
 図-1 福島県川俣町

 図に示す通り事故によって町の東側は全て避難区域になり(5)行き止まりの町になってしまいました。そればかりでなく同町の東側の山木屋地区が避難区域となりました(3)(6)。以下に示します。 
事故7年目もほぼ全域で除染が必要な川俣町
 ※1(4)のデータを元に(5)に示す手法で8月1日に換算
 ※2 旧避難地域は(6)による。
 図―2 福島県川俣町山木屋

 図に示す通り事故から7年目になりましたが、川俣町は概ね国が除染が必要だとする毎時0.23マイクロシーベルト(7)を超えています。川俣町は大部分でさらなる除染が必要な汚染されたまちです。東部の山木屋地区はさらに高い放射線量です。
 以下に川俣町の赤ちゃん誕生数を示します。
事後に女の子が多く生まれる川俣町
 ※1(8)を集計
 ※2 2017年は3月~6月の4ヶ月間
 図―3 川俣町の赤ちゃん誕生数

 図に示す通り事故前は男の子が多く生まれていたのですが、事故後は女の子が多く生まれるようになりました。事故後の2011年3月からの累計で、
 男の子 180人
 女の子 220人
です。通常は男の子が多く生まれるので(9)異常な事態です。このような事が偶然に起こる確率を計算したら、統計的に差があるとされる5%(10)を下回る4.7%でした、以下に計算結果を示します。
 表―1 偶然に起こる確率の計算結果
 ※ 計算方法は(=^・^=)の過去の記事(11)による。
有意差検定表
 
 福島の女性はお隣の茨城や宮城に比べても大変に綺麗です。
相馬野馬追に出陣した福島の綺麗な女性
 ※(12)を引用
 図―4 相馬野馬追に出陣した福島の綺麗な女性

 でも喜んでばかりはいられないようです。放射線影響研究所は広島や長崎で遺伝的影響が生じていない根拠として、生まれて来る赤ちゃんの男女の割合(出生性比)に異常がなかったことを挙げています(13)。でも福島県川俣町は違います。広島や長崎で見つからなかった現象が福島県川俣町で起きています。それでも安倍出戻り総理は「安全」になったとして避難指示を3月末で解除してしまいました(3)(6)。これでは帰還が進む訳がありません。そこででしょうか7月1日に川俣町は同町山木屋に商業施設をオープンしました(2)。以下に川俣町山木屋の帰還状況を示します。
帰還が進まない川俣町山木屋
 ※(14)を集計
 図―5 福島県川俣町山木屋の避難者と帰還者

 商業施設ができたのですが帰還したのは204人です(15)。以下に15歳以下の子供の避難者数を示します。
15歳以下の子供がどんどん減っている川俣町山木屋
 ※(14)を集計
 図―6 川俣町山木屋の子供の避難状況

 町内在住者を中心にどんどん減っています。川俣町山木屋の子育て世代は川俣町に見切りをつけ新たな一歩を踏み出しているようです。

<余談>
 図表が小さいとご不満の方はこちら、図表をクリックしてください。
 加計学園の国会審議を見ていると安倍出戻り総理は「嘘」いっている気がします(16)。福島県川俣町山木屋が「安全」との彼の説明(17)も「嘘」の可能性があります。山木屋の皆さんが帰還しないのは当然だと思います。この思いは福島の皆様も同じだと思います。
 福島を代表する夏野菜にピーマンがあります。今が季節です。福島のピーマンは美味しいそうです(18)。福島県は福島産ピーマンは「安全」だと主張しています(19)。でも、福島県福島市のスーパーのチラシには福島産ピーマンはありません。
他県産はあっても福島産ピーマンが無い福島県福島市のスーパーのチラシ
 ※(20)を引用
 図―7 福島産ピーマンが無い福島県福島市のスーパーのチラシ

 当然の結果です。(=^・^=)も福島県福島市の皆様を見習い「福島産」は食べません。


―参考にしたサイト様および引用した過去の記事―
(1)川俣町における避難指示区域の解除について - 川俣町公式ホームページ
(2)山木屋の食発信 1日オープン「とんやの郷」 | ホッとニュース | 福島民報
(3)川俣町 - Wikipedia
(4)航空機モニタリングによる空間線量率の測定結果 | 原子力規制委員会中の「福島県及びその近隣県における航空機モニタリング(平成28年9月14日~11月18日測定) 平成29年02月13日 (KMZ, CSV)」
(5)めげ猫「タマ」の日記 半減期でしか下がらない福島の放射線(2016年)
(6)区域見直し等について - 福島県ホームページ
(7)国(環境省)が示す毎時0.23マイクロシーベルトの算出根拠|東京都環境局 その他について
(8)福島県の推計人口(平成29年7月1日現在)を掲載しました。 - 福島県ホームページ
(9)出生性比
(10)有意水準とは - 統計学用語 Weblio辞書
(11)めげ猫「タマ」の日記 偶然に起こる確率の計算方法について
(12)Nスタふくしま20170801 TUFchannel
(13)原爆被爆者の子供における放射線の遺伝的影響 - 放射線影響研究所
(14)避難先・避難者数内訳一覧 - 震災・原子力災害関連情報 - 川俣町公式ホームページ
(15)(14)中の「避難者数一覧(平成29年7月1日現在) [PDFファイル/43KB]
(16)社説|加計問題 閉会中審査/証人喚問で疑惑に決着を | 河北新報オンラインニュース
(17)平成28年12月10日 福島県下訪問 | 平成28年 | 総理の一日 | 総理大臣 | 首相官邸ホームページ
(18)福島県JAたむら&田村市トップセールス/東京青果株式会社
(19)安全が確認された農林水産物(公開用簡易資料) - 福島県ホームページ中の「やさい編 [PDFファイル/178KB]
(20)イオン福島店
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  1. 2017/08/01(火) 20:17:40|
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