めげ猫「タマ」の日記

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食品中の放射性セシウム検査のまとめ(8月2週)―岩手産マサバからセシウム、福島産は259件全数ND―

 食品中の放射性物質の検査結果を厚生労働省は発表しています(1)。また、厚労省以外の発表もあります(2)。8月2週中の食品中の放射性セシウムの検査結果が発表になったので(3)、まとめてみました。お買い物のの参考になればいいかなと思います。先週に続き今週も確りセシウム汚染食品が見つかっています(4)。牛肉を除く検査結果の概要は以下の通りです。
  ①検査数999件中5件の基準超え
  ②平均は、1キログラム当たり2.3ベクレル、最大340ベクレル(福島県産シカ)。
事故7年目も汚染食品が見つかる福島
   ※1 牛肉を除く
   ※2 単位については(5)を参照
  図―1 食品中の放射性セシウム検査結果のまとめ(2017年8月2週)

  色分けは以下の通りです。
  マーケットから基準値(6)超えの食品が見つかった県
  出荷制限対象外の地域・品目から基準値超えの食品が見つかった県
  基準値超えの食品が見つかった県

今週のデータを解析すると
 ・岩手産マサバからセシウム、福島産は259件全数ND
 ・汚染の酷いキュウリ主産地を検査せずに、安全を主張する福島県
 ・上昇する福島産シカのセシウム
等の特徴が見られ、福島産は「安全」とは言えません。

1.岩手産マサバからセシウム、福島産は259件全数ND
 岩手県産マサバからセシウムが見つかったと発表がありました(8)。以下に検査結果を示します。
岩手・宮城・茨城・千葉産、マサバがら見つかっても福島産からは見つからないセシウム
 ※1(1)を集計
 ※2 NDは検出限界未満(見つからないと)を示す
 ※3 日付けは捕獲日
 図―2 マサバの検査結果

 図に示すように岩手産だけでなく、宮城、茨城、千葉産マサバからもセシウムが見つかっています。一方で福島産は厚生労働省の発表(1)を数えると259件全数で検出限界未満(ND)です。
 同じく岩手産ヒラマサからもセシウムが見つかったと発表がありました(9)。以下に検査結果を示します。
岩手・宮城・茨城・千葉産ヒラマサがら見つかっても福島産からは見つからないセシウム
 ※1(1)を集計
 ※2 NDは検出限界未満(見つからないと)を示す
 ※3 日付けは捕獲日
 図―3 ヒラマサの検査結果

 図に示すように岩手産だけでなく、宮城、茨城、千葉産ヒラマサからもセシウムが見つかっていますが、福島産は全数が検出限界未満(ND)です。
 マサバにしてもヒラマサにしても隣県産はセシウムが見つかるのに汚染源がある福島産から見つからないなどはおかしな話です。マサバにしてもヒラマサにしても福島産農水産物を主に検査しているのは厚生労働省の発表(1)を見ると福島県農林水産部に所属する福島県農業総合センターです(10)。中立性に疑問があります。
 福島産は他よりも低く出る検査で「安全」とされ出荷されます。

2.汚染の酷いキュウリ主産地を検査せずに、安全を主張する福島県
 福島を代表する夏野菜にキュウリがあります。今がシーズンです(11)。神奈川県相模原市産キュウリからセシウムが見つかったと発表がありました(12)。以下に検査結果を示します。
事故7年目で初めて見つかった相模原市産キュウリのセシウム
 ※1(1)を集計
 ※2 NDは検出限界未満(見つからないと)を示す
 ※3 日付けは収穫日ないし購入日
 図―4 相模原市産キュウリの検査結果

 図に示す様に事故7年目で初めてセシウムが見つかりました。福島産が心配です。福島のキュウリの主要産地に二本松市や須賀川市があります(11)。以下に位置を示します。
事故7年目も除染が必要な福島県二本松市、須賀川市
 ※1(13)の数値データを元に(14)に示す手法で8月1日時点に換算
 ※2 避難区域は(15)による
 図-5 福島県二本松市と須賀川市

 図に示す様に両市には国が除染が必要だとする毎時0.23マイクロシーベルトを超えた(16)地域が広がっています。福島のキュウリは汚染された台地で作られています。確り検査して欲しいと思います。福島のキュウリの主流は施設(ハウス)栽培で無く露地栽培が主流です(17)。そこで施設(ハウス)栽培を除くキュウリの検査結果について調べてみましが(18)、検査結果が出て来ません。それでも福島県は福島産キュウリの安全を検査で確認したと主張しています(19)。

3.上昇する福島産シカのセシウム
 福島産シカから1キログラム当たり340ベクレルのセシウムが見つかったと発表がありました(3)。以下にこれまでの検査結果を示します。
上昇する福島産シカのセシウム濃度
 ※1(1)を集計
 ※2 NDは検出限界未満(見つからないと)を示す
 ※3 日付けは捕獲日
 図―6 福島産シカの検査結果

 図に示すようにこのところ上昇傾向を示しています。
 福島産はセシウム汚染が増す事があります。

<余談>
 図表が小さいとご不満の方はこちら、図表をクリックしてください。
 ・他所より低くでる検査で安全とされる福島産
 ・セシウム汚染が酷い産地を避けた検査で安全とされる福島産
 ・セシウム汚染が増す事が福島産
 これでは福島の皆様は不安だと思います。
福島の夏野菜にピーマンがあります。今がシーズンです(20)。福島県二本松市辺りもピーマンの産地です。この辺りのピーマンは太陽の光をいっぱい受けて育っち、ビタミンが豊富だそうです(21)。福島県は福島産ピーマンは「安全」だと主張しています(22)。でも福島県二本松市のスーパーのチラシには福島産はありません。
他県産はあっても福島産ピーマンが無い福島県葛尾村のスーパーのチラシ
 ※(23)を引用
 図―7 福島産ピーマンが無い福島県二本松市のスーパーのチラシ

 当然の結果です。(=^・^=)も福島県二本松市の皆様を見習い「福島産」は食べません。


―参考にさせていただいたサイト様および引用した過去の記事―
(1)報道発表資料 |厚生労働省
(2)モニタリング検査結果【詳細】 - 福島県ホームページ
(3)食品中の放射性物質の検査結果について(第1045報) |報道発表資料|厚生労働省
(4)めげ猫「タマ」の日記 食品中の放射性セシウム検査のまとめ(8月1週)―茨城、千葉産スズキからセシウム、福島産33件全数ND―
(5)めげ猫「タマ」の日記 ベクレルとシーベルト
(6)食品中の放射性物質への対応|厚生労働省
(7)(3)中の「1 自治体の検査結果⇒検査結果(PDF:11,002KB)
(8)(7)中のNo17
(9)(7)中のNo21
(10)農林水産部 - 福島県ホームページ
(11)(7)中のNo2024
(12)ふくしまイレブンエッセイ - 福島県ホームページ
(13)航空機モニタリングによる空間線量率の測定結果 | 原子力規制委員会中の「福島県及びその近隣県における航空機モニタリング(平成28年9月14日~11月18日測定) 平成29年02月13日 (KMZ, CSV)」
(14)めげ猫「タマ」の日記 半減期でしか下がらない福島の放射線(2016年)
(15)区域見直し等について - 福島県ホームページ
(16)国(環境省)が示す毎時0.23マイクロシーベルトの算出根拠|東京都環境局 その他について
(17)ふくしまから はじめよう。 - 福島県産きゅうりの収穫量(夏・秋露地栽培)が日本一だということをご存じですか?... | Facebook
(18)農林水産物モニタリング情報 - ふくしま新発売。を「キュウリおよび二本松市、須賀川市」にチェックを入れ8月7日に検索
(19)安全が確認された農林水産物(公開用簡易資料) - 福島県ホームページ
(20)福島県JAたむら&田村市トップセールス/東京青果株式会社
(21)特産品情報 | 地区別くらし情報 安達地区 | JAふくしま未来
(22)(19)中の「やさい編 [PDFファイル/178KB]
(23)安達店 | ベイシア"安達店 | ベイシア
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  1. 2017/08/07(月) 19:55:24|
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