めげ猫「タマ」の日記

一寸気になったどうでもいい事を記事に

福島産を許容する郡山市の事故7目の葬式は15%増、相馬・南相馬は別(2017年7月末集計)

 福島県のひらた中央病院が発表したアンケート結果(1)を(=^・^=)なりに集計すると、福島産米や野菜を共に許容する割合は
  福島県郡山市  46%
  福島県相馬市・南相馬市 7%
で、郡山市が断然に多くなっています。郡山市の2017年7月中の人口動態(2)が発表になったので、各年3-7月の葬式(死者)数を(=^・^=)なりに集計してみました。郡山市の葬式(死者数)は
 事故前年(2009年3-7月) 1,176人
 事故7年目(2017年3-7月)1,352人
で、事故前に比べ15%増えています。このような事が偶然に起こる確率を計算したら0.05%でした。
一方で福島県が発表している各年3月から6月の人口動態(3)を集計したら、福島県相馬市・南相馬市の合計の葬式(死者数)は
 事故前年(2009年3-6月)  436人
 事故7年目(2017年3-6月) 438人
殆ど増えていません。思わず
「福島産、食べて応援、あの世行」
と叫んでしました。
 原発事故で福島は汚染されました。
事故6年目を汚染されたままの福島
 ※1 (4)のデータを(5)に示す手法で8月1日に換算
 ※2 避難区域は(6)による
 図-1 郡山市・相馬市・南相馬市といわき市

 事故から7年目ですが、図に示す通り福島では 国が除染が必要だとする毎時0.23マイクロシーベルトを超える(7)地域が広がっています。事故から7年目の福島は汚染されたままです。それでも安倍出戻り総理、福島県、東京電力は「福島産」は「安全」であり(8)(9)(10)、これを避ける行為は「風評被害」だと主張しています(11)。でもこの方達は事故前には原発は「安全」であると主張していました(12)(13)(14)。
 安倍出戻り総理は事故前に
「(原発の安全について)御指摘のような事態が生じないように安全の確保に万全を期しているところである。」と言っています(12)。でもその後の事故報告書で万全期していない事が明らかになりました(15)(16)。
 福島県は2011年1月に、福島第一原発3号で進められているプルサーマル計画について「安全」だと発表しました(9)。でも2にヶ月後には「大爆発」です。特に安倍出戻り総理は学校法人加計(かけ)学園の国会審議を見ていると平気で「嘘」つく方のようです(17)。
 この方達の言い分を信じて良いか疑問です。そこで(=^・^=)なりに調べて見ることにしました。福島産を避けている地域とあまり避けていない地域を比較し、両者に差が無ければ福島産は「安全」、避けていない地域に「異常」あるのに、避けている地域では「異常」がなければ安全とは言えません。
 福島県内でも福島産に対しては温度差がるようです。福島県郡山市は事故があった2011年度産米すら「安全」だとして学校給食に使い(18)、子供達に強制的に食べさせました。一方で福島県南相馬市では事故から6年以上が過ぎましたが、地元産や近隣の米を使っていません(19)。
 福島県のひらた中央病院が福島産米や野菜を避けるか、避けないかのアンケート結果を発表しています(1)。以下に結果を示します。
表ー1 福島産米や野菜を許容すかのアンケート結果
 ※ (1)を集計
福島産許容する割合が多い郡山市、少ない相馬・南相馬市

 表に示す通り、地域によって大きな差があります。相馬市・南相馬市では福島産米と野菜を共に許容する方は7%ですが、郡山市では46%の方が共に許容しています。いわき市はその中間です。そこで郡山市と相馬・南相馬市の葬式(死者)数を比較してみました。
 各年度の福島県郡山市の葬式数を示します。
15%増えた福島県郡山市の葬式
 ※1(2)を各年度月について集計
 ※2 震災犠牲者は(20)により、行方不明者を含み関連死を含まず
 図―2 福島県郡山市の各年3~7月の葬式(死者)数

郡山市の葬式(死者数)は
 事故前年(2009年3-7月) 1,176人
 事故7年目(2017年3-7月)1,352人
で、事故前に比べ15%増えています。このような事が偶然に起こる確率を計算したら0.05%でした。
 以下に相馬・南相馬市の各年3月~6月までの葬式数を示します。
殆んど増えていない福島県相馬市・南相馬市の葬式
 ※1 (3)を各年3月~6月で集計
 ※2 震災犠牲者は(20)により、行方不明者を含み関連死を含まず
 ※3 相馬市・南相馬市の合計
 図―3 福島県相馬市・南相馬市の各年3月~6月の葬式(死者)数

 この集計は福島県発表のデータ(3)を元にしていますが、今の所(8月12日時点)で今年7月中の発表がないので6月までとしました。各年3月から6月の人口動態(3)を集計したら、福島県相馬市・南相馬市の合計の葬式(死者数)は
 事故前年(2009年3-6月)  436人
 事故7年目(2017年3-6月) 438人
殆ど増えていません。
以下に各年3月から7月の福島県いわき市の葬式数を示します。 
11%増えた福島県いわき市の葬式
 ※1(21)を各年度で集計
 ※2 震災犠牲者は(19)により、行方不明者を含み関連死を含まず
 図―4 福島県いわき市の各年3~7月の葬式(死者)数

 いわき市の葬式(死者数)は
 事故前年(2009年3-7月) 1,680人
 事故7年目(2017年3-7月)1,872人
で、事故前に比べ11%増えています。郡山と相馬・南相馬の中間でしょうか?
表―1とこれらの結果をまとめると以下の図ができました。
福島産を許容する地域程に増える福島の葬式
 ※表―1と本文で作成
 図―5 葬式(死亡)増加率と福島産を許容する割合

 図に示すように福島産を許容する地域程、葬式が増えています。以下に相関図を示します。 
直線に並ぶ福島産を許容する割合と葬式増加率
 ※表―1と本文で作成
 図―6 葬式(死亡)増加率と福島産を許容する割合の相関

 綺麗に直線状に並んでいます。なんか
  福島産、食べて応援、あの世行
って感じです。
 以下に郡山市について偶然に起こる確率の計算結果を示します。
 
 表―2 偶然に起こる確率の計算結果
 ※ 計算方法は(=^・^=)の過去の記事(22)による。
有意差検定表

<余談>
 図表が小さいとご不満の方はこちら、図表をクリックしてください。
 このようなデータでは福島の皆様は不安だと思います。
福島を代表する夏野菜にピーマンがあります(23)。今がシーズンです。福島のピーマンは美味しいそうです(24)。福島県は福島産ピーマンは「安全」だと主張しています(25)。でも、福島県福島市のスーパーのチラシには福島産ピーマンはありません。
 他県産はあっても福島産ピーマンが無い福島県福島市のスーパーのチラシ
 ※(25)を引用
 図―7 福島産ピーマンが無い福島県福島市のスーパーのチラシ

 当然の結果です。(=^・^=)も福島県福島市の皆様を見習い「福島産」は食べません。



―参考にしたサイト様および引用した過去の記事―
(1)研究報告|ひらた中央病院 | 医療法人 誠励会 | 福島県 医療 介護 リハビリ
(2)郡山市の現住人口/郡山市
(3)福島県の推計人口(平成29年7月1日現在)を掲載しました。 - 福島県ホームページ
(4)航空機モニタリングによる空間線量率の測定結果 | 原子力規制委員会中の「福島県及びその近隣県における航空機モニタリング(平成28年9月14日~11月18日測定) 平成29年02月13日 (KMZ, CSV)」
(5)めげ猫「タマ」の日記 半減期でしか下がらない福島の放射線(2016年)
(6)区域見直し等について - 福島県ホームページ
(7)国(環境省)が示す毎時0.23マイクロシーベルトの算出根拠|東京都環境局 その他について
(8)安倍内閣総理大臣 東日本大震災三周年記者会見 | 首相官邸ホームページ
(9)農林水産物 - ふくしま復興ステーション - 福島県ホームページ
(10)2015年1月16日(いわき市漁協組合員説明会資料)風評被害対策について(PDF 325KB)
(11)福島県風評・風化対策強化戦略について - 福島県ホームページ
(12)衆議院議員吉井英勝君提出巨大地震の発生に伴う安全機能の喪失など原発の危険から国民の安全を守ることに関する質問に対する答弁書
(13)福島第一原子力発電所3号機におけるプルサーマル実施に係る安全確認 - 福島県ホームページ
(14)原子力安全・品質保証会議|東京電力
(15)日本政府、事故調、東京電力発表報告書
(16)国会事故調 | 東京電力福島原子力発電所事故調査委員会のホームページ
(17)<社説>「加計」閉会中審査 首相答弁も信用できぬ - 琉球新報 - 沖縄の新聞、地域のニュース
(18)JA郡山市|事業PR
(19)学校給食食材等放射能分析結果(平成28年12月) - 南相馬市中の•学校給食食材等放射能分析結果 グループD [36KB pdfファイル]No2
(20)平成23年東北地方太平洋沖地震による被害状況即報(週1回更新) - 福島県ホームページ
(21)地区別世帯数・男女別人口 | いわき市役所
(22)めげ猫「タマ」の日記 偶然に起こる確率の計算方法について
(23)夏 | ふくしまの野菜 | JA全農福島
(24)福島県JAたむら&田村市トップセールス/東京青果株式会社
(25)安全が確認された農林水産物(公開用簡易資料) - 福島県ホームページ中のやさい編 [PDFファイル/178KB]
(26)イオン福島店
017年8月14日追記
 
 本記事につき、下図の通りの取り上げていただきました。
本記事に対する的外れな批判
 ※(A1)を引用
 図―A1 本記事を取り合あげていただいだYou Tube投稿動画の画像

 本記事をお取り上げ頂いたYou Tube動画(以下当該動画と略します)。
 ・多分、南相馬市の国政調査による人口が減っていることを取り上げ「元データの信頼性が低い」
 ・「小さな病院の小さなアンケート調査で、厳密さや信頼性が低い」
とのご指摘をいただきました。極めて見当違いのご指摘であることは明らかです。以下に事由を書きます。
 当該動画では図-A1で国政調査において南相馬市の人口が大幅に減っている旨を示してますが、これは全く無意味な数字です。国勢調査はそこに住んでいる人口を数えた数字です(A2)。南相馬市では原発事故や震災で多くの市民が市外に避難されております(A3)。リファレンス(3)にある通り福島県等が発表する人口動態は
「住民基本台帳による転入・転出者数及び出生・死亡者数」
であって、南相馬市在住者ではありません。異なる母集団(母集団の一部が欠けている)を上げて「不正確」を主張しても根拠になり得ません。
 「小さな病院の小さなアンケート調査」と平田中央病院は小さな病院で標本数が小さいはずと決めつけています。リファレンス(1)にある通り結果を発表したのは平田中央病院ですが、アンケートを実施したのは複数の病院です。平田中央病院のみで実施した小規模なアンケートの為に、あたかも偶然に出たような言い方です。こうしたアンケートの精度は母集団のサイズで決まります(A4)。本記事は郡山市は相馬や南相馬市に比べ福島産を許容する方の割合が多いとの主張をしていますが、これが統計的に言えるのであれば十分な精度が持ったアンケート調査に基づいて書いたことになります。以下に偶然に起こる確率の計算結果を示します。

 表―A1 偶然に起こる確率の計算結果
 ※ 計算方法は(=^・^=)の過去の記事(22)による。
有意差検定表

 表に示す通り偶然に起こる確率は極めて小さく、本議論に必要な精度は十分に有しています。

<余談>
 もし(=^・^=)の記事をこのような形で記載するなら、コメントがベストかと思います。そうしなかったのは、当該動画投稿者はこうした欠陥があることを知っておりたちどころに反論されることが分かっていたと推察します。そこで当該動画ような陰口になったと思います。福島の「安全」を主張する人は、福島が安全か否かを科学的に分析するのでなく、適当な事を言って「安全」を強弁しているだけです。これでは福島の皆様は不安だと思います。これでは福島の皆様は不安だと思います。
 福島は今はミニトマトのシーズンです(A5)。福島県二本松市辺りのミニトマトは果肉が厚く、糖度の高く、さわやかな味はサラダにぴったりです(A6)。福島県は福島産トマトは「安全」だと主張しています(A7)。でも、福島県二本松市のスーパーのチラシには福島産ミニトマトはありません。
他県産はあっても福島産ミニトマトが無い福島県二本松市のスーパーのチラシ
 ※(A8)を引用
 図―A2 福島産ミニトマが無い福島県二本松市のスーパーのチラシ

 当然の結果です。(=^・^=)も福島県二本松市の皆様を見習い「福島産」は食べません。

  
―参考にしたサイト様および引用した過去の記事―
(A1)【不正確】 福島産を許容する郡山市の事故7目の葬式は15%増、相馬・南相馬は別(2017年7月末集計) Ribocco2
(A2)国勢調査 (日本) - Wikipedia
(A3)避難の状況と市内居住の状況 - 南相馬市
(A4)世論調査に見る統計処理
(A5)福島県の旬(出回り時期) 野菜編
(A6)特産品情報 | 地区別くらし情報 安達地区 | JAふくしま未来
(A7)安全が確認された農林水産物(公開用簡易資料) - 福島県ホームページ
(A8)安達店 | ベイシア
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  1. 2017/08/12(土) 19:42:49|
  2. -
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