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めげ猫「タマ」の日記

一寸気になったどうでもいい事を記事に

2年連続で拡大する福島のモモの価格差、ミスピーチ同窓会も効果無し

 福島の7.8月のモモの価格は山梨産と比べ
  2015年 △159円安
  2016年 △211円安
  2017年 △242円安
で2年連続で価格差が広がっています。今年は福島でミスピーチの同窓会が開かれ、元ミスピーチの3歳の御嬢さんも参加しました。この後で福島駅でモモのPRが行われたのですが(1)報われなかったようです。
 福島は果物王国を主張していますが(2)、福島全域で生産されている訳ではありません。概ね福島盆地と呼ばれる狭い範囲に集中しています(3)。
事故6年半を経て汚染されたままの福島盆地
 ※1(4)の数値データを元に(5)に示す手法で9月1日時点に換算
 ※2 避難区域は(6)による
 ※3 福島盆地の範囲は(7)による。
 ※4 相馬地方の範囲は(8)による。
 図-1 福島盆地と相馬地方

 図に示す様に福島盆地は国が除染が必要だとする毎時0.23マイクロシーベルトを超えた(9)エリアが広がっています。事故から6年半が経過しましたが福島の果物は汚染された台地で作られています。
 以下に福島盆地を構成する福島市・伊達市・桑折町・国見町の各年8月から1年間の合計の葬式数を示します。
事故後に葬式が増えた福島盆地の市や町
 ※1(10)を集計
 ※2 震災犠牲者数は(11)により、死者・行方不明者の合計であり関連死を含まず
 図―2 福島盆地を構成する市町の葬式(死者数)

 図に示す通り事故後に葬式が増えています。葬式(死者)数は
  事故前年(2009年8月~10年7月)3,909人
  近々1年(2016年8月~17年7月)4,411人
で、13%増えています。このような事が偶然に起こる確率を計算したら約3,000万分の1でした。以下に偶然に起こる確率の計算結果を示します。

 表―1 偶然に起こる確率の計算結果
 ※ 計算方法は(12)による。
有意差検定表

 以下に果物の主要産地ではない飯舘村を除く福島県相馬地方の葬式数をしめします。 
事故後も葬式が増えていない福島県相馬地方
 ※1(10)を集計
 ※2 震災犠牲者数は(11)により、死者・行方不明者の合計であり関連死を含まず
 図―3 飯舘村を除く相馬地方の葬式(死者数)

 図に示す通り
  事故前年(2009年8月~10年7月)1,411人
  近々1年(2016年8月~17年7月)1,441人
で、少し増えていますが統計的な差があるとは言えません。飯舘村は避難指示が解除されたばかりであり(6)、帰還が進んでいない(13)で除外しました。
 福島の果物は汚染され葬式が増えた地で作られています。それでも福島県は福島産果物は「安全」だと主張し(14)、これを避ける行為を風評被害(15)と主張しています。
 今年は福島産果物のキャペーンを行うミスピーチの皆さんの「同窓会」が開かれました。元ミスピーチの3歳の御嬢さんも参加しました。この後で福島駅でモモのPRが行われました(1)。
福島出身の綺麗な女性と御嬢さん
 ※(16)を転載
 図―4 福島産モモをPRするとっても可愛い女の子

 彼女の努力が報われたか興味があります。以下に東京中央卸売市場への福島産モモの月別の出荷量をしめします。
7・8月が出荷のピークの福島産モモ
 ※1(17)を集計
 ※2 2008年から17年の平均、ただし17年は8月まで
 図―5 福島産モモの出荷量(東京中央卸売市場)

 図に示しように7・8月がピークです。モモの生産量は山梨が1位で福島は2位です(18)。そこで山梨産と福島産のモモ価格を比べてみました。
事後に低迷が続く福島産モモ価格
 ※(17)を集計
 図―6 山梨・福島のモモ価格

 図に示す様に事故後に福島産モモは山梨産に比べ大幅に安くなりました。価格差を見ると  
  2015年 △159円安
  2016年 △211円安
  2017年 △242円安
で2年連続で価格差が広がっています。これが消費者の福島産に対する理解が進んだ結果であり当然の事です。

 
<余談>
 図表が小さいとご不満の方はこちら、図表をクリックしてください。
 福島産を避けているのは福島の皆様も同じだと思います。
 福島県いわき市は福島県最大のネギの産地です。同市のネギは年間を通じて楽しめます(19)。同市のネギはおいしいそうです(20)。福島県は福島産ネギを「安全」だと主張しています(21)。でも、福島県いわき市のスーパーのチラシには福島産ネギはありません。
他県産はあっても福島産ネギが無い福島県いわき市のスーパーのチラシ
 ※(22)を引用
 図―7 福島産ネギが無い福島県いわき市のスーパーのチラシ

 当然の結果です。(=^・^=)も福島県いわき市の皆様を見習い「福島産」は食べません。

―参考にしたサイト様および引用した過去の記事―
(1)Miss Peaches hold reunion to promote fruit(ミスピーチ「同窓会」 世代超え名産PR):英語で読む福島民友ニュース(English):福島民友新聞社 みんゆうNet
(2)福島県くだもの消費拡大委員会ホームページ
(3)くだものづくりがさかんな福島盆地
(4)航空機モニタリングによる空間線量率の測定結果 | 原子力規制委員会中の「福島県及びその近隣県における航空機モニタリング(平成27年9月12日~11月4日測定) 平成28年02月02日 (KMZ, CSV)」
(5)めげ猫「タマ」の日記 半減期でしか下がらない福島の放射線
(6)避難区域見直し等について - 福島県ホームページ
(7)福島盆地 - Wikipedia
(8)相馬地方広域市町村圏組合
(9)国(環境省)が示す毎時0.23マイクロシーベルトの算出根拠|東京都環境局 その他について
(10)福島県の推計人口(平成29年8月1日現在)を掲載しました。 - 福島県ホームページ
(11)平成23年東北地方太平洋沖地震による被害状況即報(週1回更新) - 福島県ホームページ
(12)めげ猫「タマ」の日記 偶然に起こる確率の計算方法について
(13)平成29年9月1日現在の村民の避難状況について - 飯舘村ホームページ
(14)安全が確認された農林水産物(公開用簡易資料) - 福島県ホームページ
(15)福島県風評・風化対策強化戦略について - 福島県ホームページ
(16)めげ猫「タマ」の日記 避難指示解除の飯舘村、道の駅オープン、未来は暗い
(17)東京都中央卸売市場-統計情報検索を「大分類⇒果物、中分類⇒もも類、品目(小分類)⇒もも」で検索
(18)もも(モモ/桃)の収穫量ランキング: 教えて!全国ランキング 2017  ~都道府県ランキング 日本の統計~
(19)いわき市 健康情報サイト
(20)ねぎ | 野菜から探す | いわき野菜Navi
(21)(14)中の「やさい編 [PDFファイル/178KB]
(22)ヨークベニマル/お店ガイド
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  1. 2017/09/21(木) 19:37:20|
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