昨日(2/20)に関西電力の大飯原子力発電所が停止しました(1)。そこには
「お客さまには、大変なご不便とご迷惑をお掛けし、誠に申し訳ございませんが、節電に引き続きのご理解とご協力を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。」
と節電の呼びかけをしていました。本当に節電が必要か(=^・^=)なりに調べてみました。なんか、節電の必要はないみたいです。
関西電力は、2月3日に2月13日から17日の需要と供給力を発表しています(2)。一方、去年12月1日から今年2月19日までの実績も発表しています。そこで、比べてみました。
①需要 予想―2,665万kW 実績―2,442kW(差+223万kW)
②供給 予想―2,493万kW 実績―2,884kW(差-391万kW)
なぜか需要は9%程度高く見積もり、需要は16%程度低く見積もっています。合わせると25%です。
(=^・^=)の結論
電力の受給(発電と消費)のバランスを見れば25%もの誤差がある。これだったら、電気の心配はない!
<余談>
最大電力は、気温にすごく依存するみたいです。以下の図は、関西電力の「最大電力」と最低気温の関係を年末年始を除く平日について(=^・^=)が集計してみました。

データは(2)および(4)による。
図 関西電力の最大電力と大阪の最高気温の関係
なんか、大阪の最高気温でほぼ決まるみたいです。関西電力は週刊電気予報を発表しています(5)-(2月21日午20時閲覧)。そこには最高気温の予想が記載されています。そこで気象庁の予報(6)-(2月21日午後20時閲覧)と比べてみました。
関西電力と気象庁の最高気温の予測の比較
2月22日 関西電力 11℃ 気象庁 14℃
2月23日 関西電力 13℃ 気象庁 15℃
2月24日 関西電力 11℃ 気象庁 12℃
関西電力は独自の天気予報を行なっているみたいです。なぜか気象庁より1,2℃低い値です。そこに(=^・^=)は何かを感じます。
(=^・^=)は原子力発電所のコストの大部分は設備に係る費用(維持管理費用と原価償却)だと思います。原子力発電所は発電しようがしまいがお金がかかります。だったら、発電させてもらいたい。それが電力会社の本音のような気がします。
―参考にしたサイト様―
(1)
プレスリリース -原子力発電所の全基停止について- [関西電力](2)
プレスリリース -再来週以降の需給見通し(2月3日時点)- [関西電力](3)
・別紙2:今冬の需給状況について [PDF198KB] (4)
気象庁 | 過去の気象データ検索(5)
週間でんき予報 [関西電力](6)
気象庁 | 週間天気予報
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- 2012/02/21(火) 20:26:39|
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