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めげ猫「タマ」の日記

一寸気になったどうでもいい事を記事に

会津ブランド

 福島県会津地方を活動範囲とする農協が
 「安全・安心・会津産」
なるキャッチコピーを掲載しています(1)。どうみても中通りや浜通りと違って会津は「安全」を主張したいようです。
 福島県には5つの農協があります(2)。
事故から7年近くが経過して汚染されたままの福島
 ※2 農協の範囲は(2)による。
 図―1 福島の農協

 図に示すように、事故により福島第一原発から放射能が各地に「うつり」、福島は汚染されました。事故から7年近くになりますが、国が除染が必要だとする毎時0.23マイクロシーベルトを超えた(5)エリアは広く広がっています。
 多くの方が福島を正しく恐れ、避けたはずです。福島県が力を入れている野菜にアスパラガスがあります(6)。そこで5~9月の取引価格をアスパラガス生産量首位の北海道(8)と比較いてみました。
事故後に価格差開き解消の見込みが無い福島産アスパラガス価格
 ※(9)を集計
 図―2 福島産と北海道産のアスパラガス価格

 図に示す通り事故後に価格差が広がり、解消の見込みがありません。当然ながら福島の皆様もフクシマを避けています。以下に福島県郡山市市のスーパーのチラシを示します。
他県産に比べ安い福島産米
 ※(10)を引用
 図―3 他県産に比べ安い福島産米

 図に示す様に福島産米は他県産に比べ安くなっています。汚染された地で採れた米より汚染されていない地で採れたものが良いに決まってます。これは福島の皆様も同じです。ところが福島県はこれを「風評被害」と呼び(11)、福島県民に対し福島産を食べるように圧力を加えているようです。たとえば「『おいしい ふくしま いただきます!』キャンペーン」を福島県内のスーパーで開催しています(12)。こうした行為は消費者だけでなく小売り業者にも「圧力」になると思います。彼らが行政の意向を「忖度」することも十分にあり得ます。
 図―1に示すように汚染の程度に差があります。福島5つの農協(2)の活動範囲を見ると(=^・^=)目では汚染が酷い順に
  ふくしま未来⇒福島さくら⇒夢みなみ⇒東西しらかわ⇒会津よつば
になると思います。
 以下に避難地域を除く農協の活動範囲別の子どもの福島県外自主避難者のおおよその割合を示します。
他の比べ子供の自主避難者の割合が低い会津
 ※1 総数は(12)中の19歳以下の人数
 ※2 子どもの福島県外自主避難者は(13)により18歳未満
 ※3 18歳未満の避難者数÷19歳以下の人数で計算しているので実際は少し多い
 ※4 避難区域は(14)による
 ※5 警戒区域、計画的避難区域および緊急時避難準備区域が全体または一部に設定された市町村(12市町村)を除き集計
 図―4 農協の活動範囲別の子どもの福島県外自主避難者のおおよその割合

 図に示す通り汚染が酷いふくしま未来では2%ですが、あいづ四葉では0.12%です。ふくしま未来の活動範囲では50人に1人の親御さんが、子どもを育てるには適していないとして今も避難生活を続けています。一方であいづ四葉では1000人1人程度です。福島では地域によって汚染に対する認識が違います。あいづ四葉の活動範囲で暮らす方は福島の他地域に比べ汚染が少ないと考えているようです。
 あいづ四葉と活動範囲(2)は会津地方(15)と一致します。以下に福島産アスパラガスの農協別の生産量を示します。
大部分が会津産の福島産アスパラガス
 ※1(16)を集計 
 ※2 ふくしま未来は未来、福島さくらはさくら、夢みなみはみなみ、東西しらかわは東西と略す 
 図―5 福島産アスパラガスの農協別生産量

 図に示す通り大部分が会津産です。それでも価格は図―2に示す様に低迷しています。当然です。2位はふくしま未来です。ここではすくなくとも50人に1人の割合で子育てに相応しくないと自主避難をしています。そして何処でとれよが福島でとれれば「福島産」です。避けるのが当然です。
 当然ならが「会津」では汚染が酷い他の福島(中通りや浜通り)とは別に「会津」を強調して売りたいとのスタンスが出ていきます。あいづ四葉では
 「安全・安心・会津産」
なるキャッチコピーを掲載しています(1)。
安全、安心を主張する会津の農協
 ※(1)を引用
 図―6 あいづ四葉のキャッチコピー 
 
どうみても中通りや浜通りと違って会津は「安全」を主張したいようです。
 福島県が力を入れている野菜にトマトがあります(6)。以下に農協別の生産量をしめします。
会津もそこそこに出荷している福島産トマト
 ※1(16)を集計 
 ※2 ふくしま未来は未来、福島さくらはさくら、夢みなみはみなみ、東西しらかわは東西と略す 
 図―7 福島産トマトの農協別生産量

 会津は夢みなみと並ぶ生産量を誇っています。今年の夏に(=^・^=)の住むまちでも福島産トマトが売られており大変に不愉快な気分になりました。福島産トマトは他産地とは違い箱にれて売られていました。箱には「会津」とか「ばんだい」と書いてありました。
「ばいだい」を明記して売ら得ていた会津産トマト
 ※ (=^・^=)の街のスーパーで拾った
 図―8 「ばんだい」とかいてあるトマトのケース

 (=^・^=)の住む街は福島の隣県です。「ばんだい」が福島県会津地方のとある地域の地名である(17)ことも、「会津」は他の福島(中通りや浜通り)に比べ汚染が少ない事も知っています。それより重要な事は(=^・^=)の街は「会津」よりはるかに汚染がすくないこと。(=^・^=)の街のトマトは(=^・^=)の街で食べる限りは一番おいしいトマトである事です。宮城、山形、新潟、群馬、栃木、茨城もトマトは特産品であり、美味しいと主張しています(18)~(23)。(=^・^=)の街と事情は同じです。たとえ「会津」産であっても受け入れられる事はないと思います。福島から離れた地域では福島が東から福島第一原発のある浜通り、中通り、会津の3地域に分けられる(24)事を知る人は少数だと思います。「会津」ブランドは福島県外では成功しないと思います。

<余談>
 図表が小さいとご不満の方はこちら、図表をクリックしてください 。
 会津ブランドの主戦場は「福島」だと思います。福島産については3つの認識があると思います。図-1に示し様にたとえ「会津」でも福島県外に比べ汚染が酷いのは事実です。汚染されたところで採れたものより汚染が無い場所で採れた物が良いと思います。会津産と言えど福島産ですので拒絶するもは当然です。福島県は「会津」に限らず「安全」を主張しています。この考えに立てばあえて「会津」産を選ぶ理由がありません。あるいは、福島産購買せよとの圧力に負けてよりマシな会津産を選ぶかです。福島県会津地方の皆さんに「会津」産が信任を受けているか興味があります。
 福島県会津地方にも乳業メーカーがあります。その一つが会津坂下町にあります(25)。同乳業メーカーから車で数分の位置にスーパーがなります(26)。
乳業メーカーとスーパーが隣接している福島県会津坂下町
  ※Google Mapで作成
 図―9 福島県会津坂下町の乳業メーカーとスーパー

 同乳業メーカーの製品にのむヨーグルトがあります。極上の口当たりが楽しめます(24)。福島県は福島産原乳は安全だと主張しています(26)。でも、乳業メーカーの側のスーパーのチラシには福島産乳製品はありません。
福島県外産はあっても福島産乳製品が無い福島県会津坂下町のスーパーのチラシ
 ※(25)を引用
 図―10 他県産はあっても福島産乳製品が無い福島県会津坂下町のスーパーのチラシ

 当然の結果です。(=^・^=)も福島県会津坂下町の皆様を見習いフクシマ産は食べません。


―参考にしたサイト様および引用した過去の記事―
(1)野菜 | JA会津よつば
(2)福島県|お近くのJAを探す|JAグループ (組織)
(3)航空機モニタリングによる空間線量率の測定結果 | 原子力規制委員会中の「福島県及びその近隣県における航空機モニタリング(平成27年9月12日~11月4日測定) 平成28年02月02日 (KMZ, CSV)」
(4)めげ猫「タマ」の日記 半減期でしか下がらない福島の放射線
(5)国(環境省)が示す毎時0.23マイクロシーベルトの算出根拠|東京都環境局 その他について
(6)ふくしまイレブンエッセイ - 福島県ホームページ
(7)福島県の旬(出回り時期) 野菜編
(8)アスパラガスの生産量の都道府県ランキング(平成27年) | 地域の入れ物
(9)東京都中央卸売市場-統計情報検索を「野菜」⇒「茎葉菜類」⇒「アスパラガス:」で検索
(10)イオン郡山フェスタ店
(11)福島県風評・風化対策強化戦略について - 福島県ホームページ
(12)福島県の推計人口(平成29年11月1日現在)を掲載しました。 - 福島県ホームページ(13)東日本大震災に係る子どもの避難者数調べ - 福島県ホームページ中の「•平成29年10月1日現在 [PDFファイル/243KB]
(14)避難区域見直し等について - 福島県ホームページ
(15)会津 - Wikipedia
(16)作物統計調査>市町村別データ>平成18年産市町村別データ>年次2006年中の「10 果樹 、⇒福島県⇒Excel」
(17)磐梯町ホームページ トップページ
(18)MKプロジェクト~食材王国みやぎ通信~|宮城県運営の食情報発信ウェブサイト 食材王国みやぎ中の「2017年4月号
(19)トマト|野菜|山形のうまいもの|おいしい山形ホームページ
(20)トマト(大玉系) 新潟市
(21)群馬県園芸協会|トマト
(22)トマト - とちぎ農産物マーケティング協会
(23)トマト | いばらきの農林水産物 | 茨城をたべよう 食と農のポータルサイト
(24)県のすがた - 福島県ホームページ
(25)商品ラインナップ | 会津中央乳業株式会社
(26)坂下中央店|店舗・チラシ情報|リオン・ドール
(27)安全が確認された農林水産物(公開用簡易資料) - 福島県ホームページ
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  1. 2017/12/19(火) 19:44:01|
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