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めげ猫「タマ」の日記

一寸気になったどうでもいい事を記事に

福島の下水汚泥から過去最高のヨウ素131、再臨界?

 福島県県北浄化センターで10月9日に採取された下水汚泥から1キログラム当たりで
  1150ベクレル
のヨウ素131が見つかったと発表がありました(2)。過去最高です。これまでにない値なので、福島第一の再臨界が起きていそうです。
 福島の下水汚泥から時々ヨウ素131が見つかります。福島県は
 ①ヨウ素131は医療用に使われている。
 ②東京電力による追加的放出量の評価では、再臨界の兆候は確認されいない。
と主張し、医療用のヨウ素131が紛れ込んでとしています(1)。一方で、核分裂によっても生じますが、半減期が短く直ぐになくなるので核分裂が再発、すなわち再臨界の指標にもなり得ます(2)。福島県は福島県県北および県中浄化センターの下水汚泥中のヨウ素131の量を測り公表しています(1)。以下に県北浄化センターのサービス範囲を示します。
サービスエリアが離れている県北と県中浄化センター
 ※1 (5)のデータを(6)に示す手法で12月1日に換算
 ※2 避難区域は(7)による
 ※3 県北および県中浄化センターのサービス範囲は(8)による
 ※4 県北、県中はそれぞれ県北、県中浄化センターのサービス範囲を示す。
 図-1 福島の県北浄化センターサービス範囲

事故から7年半が経ちましたが、図に示す通り 国が除染が必要だとする毎時0.23マイクロシーベルトを超える(9)地域が広がっています。事故から7年目の福島は汚染されたままです。福島の下水処理場は汚染された場所にあります。
 以下に下水汚泥中のヨウ素131の濃度を示します。
過去最高を記録した県北浄化センターのヨウ素131
 ※(1)を集計
 図―2 県北浄化センターのヨウ素131濃度
 
 図に示す様に10月中の測定で過去最高に値を記録しています。10月9日に採取された下水汚泥から1キログラム当たりで
  1150ベクレル
のヨウ素131が見つかっっています(2)。これまでにない値なので、福島第一の再臨界が起きていそうです。
 以下に今年(2017年)の県北および県中浄化センターの下水汚泥のヨウ素131濃度を示します。
県北・県中浄化センターで同時に見つかることがあるヨウ素131
 ※1(1)を集計
 ※2 県北浄化センターは県北、県中浄化センターは県中と略す
 図―3 県北・県中浄化センターのヨウ素131濃度

 図に示す通り今年の3月と5月には県北および県中浄化センターの下水汚泥から同時にヨウ素131が見つかっています。同時に見つかっているので共通の要因です。一方で県北と県中浄化センターのサービスエリアは離れています。福島第一の再臨界を想定すれば容易に説明できます。
 福島県がヨウ素131は医療用だとの根拠している東京電力による「追加的放出量の評価」にはセシウムはありますが、ヨウ素131はありません(10)。セシウム137は半減期が30年と長く(11)事故によって生じたものも今も残っているので、これで再臨界の評価はできません。
セシウムしか評価されない福島第一追加的放出量
 ※(10)を引用
 図―4 セシウムしか評価されない福島第一の追加的放出量


<余談>
 図表が小さいとご不満の方はこちら、図表をクリックしてください。
 再臨界が起こり福島産がヨウ素131に汚染されたとしても、ヨウ素131は検査の対象外なので(12)見つかることはありません。万全を考えるならヨウ素131も検査すべきと思いますが、その気はなさそうです。(=^・^=)は不安なので「買わない」「食べない」「出かけない」の「フクシマ3原則」を決めています。でも、これって(=^・^=)だけではないようです。
 福島県鏡石町の田んぼアートは無事に終了し、今はキラキラアートが楽しめます(13)。同町稲刈りは終り新米の季節になりました。同町辺りのお米は「おいしい!」と評判だそうです(14)。鏡石町産米の全量全袋検査は14万件を超えました
(15)。同町の町民は12,370人なので(16)町民が食べるには十分な量です。福島県は福島産米は全量検査で安全が担保されていると主張しています(17)。でも、福島県鏡石町のスーパーのチラシには福島産米はありません。
 他県産はあったも福島産米が無い福島県鏡石町のスーパーのチラシ
 ※(18)を引用
 図―5 福島産米が無い福島県鏡石町のスーパーのチラシ


―参考にしたサイト様および引用した過去の記事―
(1)⇒脱水汚泥中の放射能濃度推移表・グラフ⇒県北浄化センター
(2)(1)中の「平成29年1月4日~平成29年10月31日 [PDFファイル/1.31MB]」の10月9日
(3)下水汚泥から検出されたヨウ素について - 福島県ホームページ
(4)めげ猫「タマ」の日記 再臨界について
(5)航空機モニタリングによる空間線量率の測定結果 | 原子力規制委員会中の「福島県及びその近隣県における航空機モニタリング(平成28年9月14日~11月18日測定) 平成29年02月13日 (KMZ, CSV)」
(6)めげ猫「タマ」の日記 半減期でしか下がらない福島の放射線(2016年)
(7)区域見直し等について - 福島県ホームページ
(8)阿武隈川上流流域下水道事業 - 福島県ホームページ
(9)国(環境省)が示す毎時0.23マイクロシーベルトの算出根拠|東京都環境局 その他について
(10)中長期ロードマップ|東京電力中の「中長期ロードマップの進捗状況⇒2017年11月30日(廃炉・汚染水対策チーム会合 第48回事務局会議)⇒【資料3-6】環境線量低減対策(9.27MB)
(11)半減期 - Wikipedia
(12)食品中の放射性物質への対応|厚生労働省
(13)田んぼアートLEDイルミネーション~きらきらアート~|鏡石町公式ホームページ[福島県]
(14)特産品 - すかがわ岩瀬 | JA夢みなみ
(15)ふくしまの恵み安全対策協議会 放射性物質検査情報
(16)鏡石町公式ホームページ[福島県]
(17)全量全袋検査に関するよくある質問 - 福島県ホームページ
(18)鏡石店 – イオンスーパーセンター公式ウェブサイト
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  1. 2017/12/09(土) 23:48:40|
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