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めげ猫「タマ」の日記

一寸気になったどうでもいい事を記事に

二本松駅130周年、未来は暗い

 福島県の二本松駅が1887年12月15日に開業しました(1)。今月で130周年になります。お祝いしたのですが
・周囲は汚染されたまま
・増えたままの葬式
・回復しない観光客
・減り続ける周辺住民
・減り続ける乗車人員
などのの事情があり、未来は暗いと思います。
 二本松駅は福島県二本松市にある東北線の駅です。1887年12月15日に開業しました(1)。今月で130周年になります。
事故から7年近く経て汚染が残る二本松駅周辺
 ※1(2)の数値データを元に(3)に示す手法で12月1日時点に換算
 ※2 避難区域は(4)による
 ※3 安達地方は(5)、相馬地方は(6)による。
 図-1 二本松駅と安達地方、相馬地方

 事故から7年近くが経過しましたが、周りには国が除染が必要だとする毎時0.23マイクシーベルトを超えた(7)地域が広がっています。
 以下に二本松駅が立地する二本松市の住宅除染の状況を示します。
既に完了した福島県二本松市の除染
 ※(8)を集計
 図―2 福島県二本松市の住宅除染状況

 図に示す様に完了しています。以下に二本松市に放置されている放射性セシウムの量を示します。
事故直後の6割が残ったままの福島県二本松市の放射性セシウム
 ※ 見積もりおよび元データは(9)を参照
 図―3 福島県二本松市のセシウム量

 事故直後に同市にばら撒かれた放射性セシウム約20gのうち約6割の12gは残ったままです。
 二本松駅周辺では事故によってばら撒かれたセシウムは殆どが残ったままで、汚染が続いています。でも、除染は終っているので今後は取り除かれる見込みはありません。図―3に示すように二本松駅周辺に残っているのはセシウム137ですが、半減期が約30年なので(10)、今後も数十年は汚染が続きます。
 福島を代表する夏野菜にキュウリ、トマト、インゲン、ピーマンなどがあります(11)。このうちキュウリ(12)、ピーマン(13)は二本松市が福島を代表する産地の一つです。以下に二本松駅が立地する福島県安達地方の各年11月から翌年10月までの1年間の葬式数を示します。
事故後に増えたままの福島・安達の葬式
 ※1(14)を集計
 ※2震災犠牲者は(15)による。
 図―4 福島県安達地方の葬式(死者)数(各年11月から1年間)

 図に示す通り事故があった2010年度以降に増えていいます。数値を記載する
  事故前年(2009年11月~10年10月) 1,064人
  近々1年(2016年11月~17年10月) 1,216人
で、14.3%でした。このような確率を計算したら0.1%でした。以下に偶然に起こる確率の計算結果を示します。

 表―1 偶然に起こる確率の計算結果
 ※計算方法は(=^・^=)の過去の記事(15)による。
有意差検定表

 同じ福島でもキュウリやピーマンの主要産地ではない相馬地方では
 近々の1年(2016年11月~17年10月) 1,471人
 事故前1年(2009年11月~10年10月) 1,390人
で、少し増えていますが統計的な差はありません。飯舘村は避難地域になり今年3月末に避難指示が解除されたばかりで(4)、ほとんどの住民が今も村外に避難したまま(16)なので集計対象から除外しました。二本松駅辺りでは葬式が事故後に有意増えています。
 二本松駅がある二本松市は福島県を代表する城下町のひとつに数えられ、多くの観光資源があります(17)。同駅の近くには二本松城跡があります。同駅からは安達太良山方面へのバスが出ています(1)。二本松城は日本100名城のひとつです(18)。安達太良山は日本100名山のひとつです(19)。全部を調べた訳ではありませんが日本100名城、100名山の両方の最寄駅になっているのは同駅くらいです。その他に、二本松城跡のあたりでは菊人形展が開かれます(20)。これも同駅が最寄駅です。
二本松市菊人形展をPRする福島の綺麗な女性
 ※(21)を転載
 図―5 二本松菊人形展をPRする福島の綺麗な女性

同駅はからはあだたら高原スキー場、岳温泉方面のバスが出ています(1)。安達太良山、霞ヶ城(二本松城跡(18))あだたら高原スキー場、岳温泉、二本松の菊人形展などは同駅を最寄駅とする観光施設です。以下に入り込み数を示します。
事故後に観光客が減ったままの二本松駅最寄の観光施設
 ※(22)を集計
 図―6 二本松駅を最寄駅とする観光施設の観光客入り込み数

 図に示す様に事故前は合わせて130万人程度でした。同駅の乗車人員は1日当たり2000人程度(1)ですので、観光客は同駅にとっては重要な顧客と思います。でも図に示すように事故のあった2011年は大幅に落ち込みました。翌年の12年には少し回復しましたが、その後は再び落ち込むか減少傾向です。図に示す通り2013年以降は年間100万人を割った状態が継続しています。しかたがないことです。いくら100名山や名城があっても、二本松駅周辺以外いにも99の日本100名山や名城があります。敢て汚染され葬式が増えた地に出かけることはありません。
 二本松駅周辺の観光施設の観光客は事故によって大幅に減りました。そして回復の見込みがありません。
 5年前の2012年11月1日時点では福島県二本松市では15~19歳の女性が1,454人が暮らしていました。5年後の2017年11月には彼女達は20歳~24歳になりました。二本松市の20~24歳の人口は944人です(14)。2011年11月に15~19歳だった二本松市の若い女性のうちで全体35%の510人の方が、この5年で二本松市を去っていきました。各年齢ごとの5年前(5歳若い)と今の人口の比率を5年残存率と定義します。以下に福島県二本松市の周辺の5年残存率を示します。
10代後半から20代前半きかけて外で出て行く二本松市民
 ※(14)を集計
 図―7 福島県二本松市の5年残存率

 図に示す通り現年齢で20代前半、特に女性で顕著です。この年齢は学校を卒業し社会人としての一歩を踏み出す頃です。二本松駅周辺の若い女性は、社会人としてのあたなら一歩を離れた地から踏み出すことを決意したようです。
 20代前半女性が脱出が数年も続つけば20代後半の人口に影響が出てきます。以下に二本松市の20代後半の人口を示します。
減少が続く福島県二本松市の20代後半女性
 ※(14)を集計
 図―8 福島県二本松市の20代後半人口

 どんどん減っています。
  事故直前(2011年3月1日)1,482人
  近々(2017年10月1日) 1,152人
で、23%に当たり332人減です。福島県の初婚年齢は男女とも20代後半です(23)。二本松駅周辺では適齢期の女性が減っています。20代の男女の人口差を見ると
  事故直前(2011年3月1日)85人
  近々(2017年10月1日)124人
で、46%増えています。福島県二本松市の20代後半男性は1,276人ですので少なくとも10人に1人はあぶれる計算です。ただし図―5に示す様に福島の女性はお隣の茨城や宮城に比べても大変に綺麗です。二本松市の女性が同市の男性と結婚する保証はありません。多くの二本松市の男性が結婚できななくなるのは確かです。
 若い女性が逃げて行けばママがいなくなります。以下に福島県二本松市の各年11月から翌年10月までの赤ちゃん誕生数を示します。
減少が続く福島県二本松市の赤ちゃん誕生数
 ※(14)を集計
 図―9 福島県二本松市の赤ちゃん誕生数

 図に示す様どんどん減っています。
  事故時(2010年11月~11年10月) 420人
  近々1年(2016年11月~17年10月)323人
で、約100人(23%)減っています。
 二本松駅当たりでいはママがいなくなり、子供が生まれなくなります。
 以下に二本松駅の乗車人員を示します。
2014年以降に減り続ける二本松駅の乗車人員
 ※(1)にて作成
 図―10 二本松駅の乗車人員

 図に示す通り事故後も一時は増加しまししたが、2013年をピークに減少に転じました。
福島県の二本松駅は今月で130周年になりました。お祝いしたのですが
・周囲は汚染されたまま
・増えたままの葬式
・回復しない観光客
・減り続ける周辺住民
・減り続ける乗車人員
などのの事情があり、未来は暗いと思います。

<余談>
 図表が小さいとご不満の方はこちら、図表をクリックしてください。
 事故から7年近くなりましが、福島県二本松駅付近は汚染されたままです。葬式も増えています。以下にピーマン価格を示します。
事故後に全国平均を下回った福島の7-10月ピーマン価格
 ※(24)を集計
 図―11 各年6-10月のピーマンの取引価格

 二本松市特産のピーマン価格は低迷したままです。図―6に示すように観光客も減ったままです。若い女性はどんどん減っています。仕方がない事です。二本松駅辺りは汚染され、葬式が増えています。それでも福島県は福島を避ける行為を「風評被害」と非難しています(25)。福島の皆様の理解がえられているか興味があります。
 東京電力福島第一原発の食堂では福島産豚肉を使った料理が出たそうです(26)。福島県二本松市では1万頭近い豚が飼育されています(27)。二本松市は福島の豚肉の産地です。同市で養豚場を営む業者さん(28)によれば「おいしい」そうです(29)。福島県は福島産豚肉は「安全」だと主張しています(30)。でも、福島県二本松市のスーパーのチラシに福島産豚肉はありません。
他県産はあっても福島産豚肉が無い福島県二本松市のスーパーのチラシ
 ※(31)を引用
 図―12 福島産豚肉が無い福島県二本松市のスーパーのチラシ

 当然の結果です。(=^・^=)も福島県二本松市の皆様を見習い「フクシマ産」は食べません。


―参考にしたサイト様および引用した過去の記事―
(1)二本松駅 - Wikipedia
(2)航空機モニタリングによる空間線量率の測定結果 | 原子力規制委員会中の「福島県及びその近隣県における航空機モニタリング(平成27年9月12日~11月4日測定) 平成28年02月02日 (KMZ, CSV)」
(3)めげ猫「タマ」の日記 半減期でしか下がらない福島の放射線
(4)避難区域見直し等について - 福島県ホームページ
(5)福島県 - Wikipedia
(6)相馬地方広域市町村圏組合
(7)国(環境省)が示す毎時0.23マイクロシーベルトの算出根拠|東京都環境局 その他について
(8)福島県 川内村|除染実施区域(市町村除染)の概要・進捗|除染情報サイト:福島県・環境省
(9)めげ猫「タマ」の日記 ばら撒かれた放射性セシウムの6割が残ったままの福島県二本松市
(10)半減期 - Wikipedia
(11)夏 | ふくしまの野菜 | JA全農福島
(12)ふくしまイレブンエッセイ - 福島県ホームページ
(13)東北の野菜指定産地 (ピーマン 8産地)
(14)福島県の推計人口(平成29年11月1日現在)を掲載しました。 - 福島県ホームページ
(15)平成23年東北地方太平洋沖地震による被害状況即報(週1回更新) - 福島県ホームページ
(16)めげ猫「タマ」の日記 偶然に起こる確率の計算方法について
(17)平成29年10月1日現在の村民の避難状況について - 飯舘村ホームページ
(18)二本松市 - Wikipedia
(19)二本松城 - Wikipedia
(20)安達太良山 - Wikipedia
(21)二本松の菊人形 - 二本松市ウェブサイト
(22)統計資料一覧 - 福島県ホームページ
(23)結婚が早い都道府県ランキング1位は? - 東京都は男女ともに最下位 | マイナビニュース
(24)めげ猫「タマ」の日記 半値に急落、福島のピーマン価格
(25)福島県風評・風化対策強化戦略について - 福島県ホームページ
(26)"2017年12月14日 福島給食センター100万食ご提供について(PDF 1.04MB)
(27)作物統計調査>市町村別データ>平成18年産市町村別データ>年次>2006年中の「11 畜産」
(28)グローバルピッグファーム株式会社の新卒採用・企業情報|リクナビ2018
(29)和豚もちぶた|製品・サービス|グローバルピッグファーム株式会社
(30)安全が確認された農林水産物(公開用簡易資料) - 福島県ホームページ中の「畜産編 [PDFファイル/194KB]
(31)ヨークベニマル/お店ガイド
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  1. 2017/12/18(月) 19:45:19|
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