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めげ猫「タマ」の日記

一寸気になったどうでもいい事を記事に

食品中の放射性セシウム検査のまとめ(12月4週)―千葉産マダイからセシウム、福島産は41件連続ND―

 食品中の放射性物質の検査結果を厚生労働省は発表しています(1)。また、厚労省以外の発表もあります(2)。12月4週中の食品中の放射性セシウムの検査結果が発表になったので(3)、まとめてみました。お買い物のの参考になればいいかなと思います。先週に続き今週もしっかりセシウム入り食品が見つかっています(4)。牛肉を除く検査結果の概要は以下の通りです。
  ①検査数1,079件
  ②平均は、1キログラム当たり2ベクレル、最大76ベクレル(福島県産ヤマメ)

基準超はありませんが、今週のデータからは
 ・千葉産マダイからセシウム、福島産は41件連続ND
 ・福島はイチゴの安全宣言、最大産地の伊達市の検査はありません。
 ・上昇する福島県本宮市産切干大根のセシウム
等の特徴が認められ、福島産はおよそ「安全」と言えるものではありません。

1.千葉産マダイからセシウム、福島産は41件連続ND
 もうすぐお正月です。めでたいと鯛料理を計画されているご家庭も多いと思います(7)。以下に福島産マダイの東京中央卸売市場への出荷量を示します。
昨年に比べ大幅に増えた福島産マダイの東京中央卸売市場への出荷量
 ※1(8)を集計
 ※2 2017年は11月まで
 図―1 福島産マダイの東京中央卸売への出荷量

 事故前に及びませんが、昨年に比べれば大幅に増えています。確り検査して欲しいと思います。(=^・^=)は同じ物を複数の検査機関で測って結果が一致していればほぼ正しいとおもいます。複数の検査機関が同じように間違うなどはまずありえません。以下にに宮城県花渕浜で採れたマダイの検査結果を示します。
検査機関が違っても同じ結果がでる花渕浜産マダイの検査結果
 ※1(1)を集計
 ※2 NDは検出限界未満(見つからない事)を示す。
 ※3 日付けは捕獲日
 ※4 凡例は検査機関でNKKKは「(社)日本海事検定協会」、TRKは「東北緑化環境保全(株)」、海生研は「(公財)海洋生物環境研究所」を示す。
 図―2 宮城県花渕浜産マダイの検査結果

2015年9月に宮城県花渕浜産マダイを3つの検査機関((社)日本海事検定協会、TRKは「東北緑化環境保全(株)、(公財)海洋生物環境研究所)が検査を実施していますが最大値を見るとどの検査機関も1キログラム当たり1ベクレル弱の値であり一致しています。そこ結果で宮城県花渕浜産マダイの検査は正しいと言えますし、検査した3つの検査機関も正しい検査をしていると言えます。
 厚生労働省の発表(1)を見ると大多数の都道府県は複数の検査機関を使って検査しています。特定の物に対して検査帰還を割り当てていることないので、同じ物の検査結果を検査機関毎に集計し結果を確認すれば検査が正しいか否かが分かります。(=^・^=)の経験では図―2と同様に検査機関が違っても同じような結果が出て来るので概ね正しいと理解しています。
 ただし福島だけでは違います。福島産の農水産物の出荷前検査は厚生労働省の発表(1)を見ると福島県農業総合センターが実施しています。検査機関が一つですので低く出るようにデータを操作されても気づきにくい状況です。しかも、福島県農業総合センターは福島県農林水産部に属しており(9)、中立性に疑問があります。福島県の検査が正しいか否かは福島産が「安全」か否かを判断するために重要な材料ですが、1検査機関が独占しているので図―2のような比較ができません。
 海に棲む魚は県境を自由に行き来でできます。福島産と隣県の同じ種類の魚はぼぼ同じ物のみなせます。汚染源がある福島の魚は隣県に比べ検査結果は高い値をれる事があっても、低くでることはありません。厚生労働省は千葉県が検査した千葉産のマダイからセシウムが見つかったと発表しました(10)。福島産が気になります。以下にマダイの検査結果を示します。
宮城、茨城、千葉産から見つかっても福島産から見つからないマダラのセシウム
 ※1(1)を集計
 ※2 NDは検出限界未満(見つからない事)を示す。
 ※3 日付けは捕獲日
 図―3 マダイの検査結果
 
 図に示す様に千葉産だけでなく宮城産や茨城産マダイからもセシウムが見つかっていますが、福島産マダイは厚生労働省の発表(1)を数えると41件連続で検出限界未満(ND)です。汚染源がある福島産からは見つからないのに、宮城、茨城、千葉産マダイからセシウムが見つかる等はおかしな話です。ちなみに宮城産マダイからセシウムを見つけたは「(公財)海洋生物環境研究所」で(11)、図―2に示す様に他機関と検査結果一致しており正しい検査をしています。
 福島産は他に比べ低く出る検査で「安全」とされ出荷されます。


2.福島はイチゴの安全宣言、最大産地の伊達市の検査はありません。
 クリスマスが終わってしまいました。イチゴケーキを美味しく食べた方も多いと思います(12)。福島もイチゴの産地だそうです(13)。福島のイチゴ農家ではクリスマスケーキ用のイチゴの収穫が行われたそうでうす(14)。
「イチゴの収穫最盛期」を報じる福島のローカルTV局(TUF)
 ※(14)をキャプチャー
 図―4 「イチゴの収穫最盛期」を報じる福島のローカルTV局(TUF) 

 これにあわせてでしょうか?福島県はいちごの「安全宣言」を出しました(15)。確り検査していて欲しいと思います。以下に福島県のイチゴの生産量を示します。
伊達市がトップの福島のイチゴ生産
 ※(16)より作成
 図―5 福島のイチゴの生産量

 図に示す通り伊達市がトップです。同市霊山町ではイチゴの収穫作業がはじまりました(17)。子供達が食べる物です。確り検査して欲しいともいます。以下に検査状況を示します。
汚染が酷い伊達市の検査結果が無い福島県のイチゴ検査
 ※1 (18)のデータを(19)に示す手法で12月1日に換算
 ※2 旧避難区域は(20)による
 ※3 イチゴの検査状況は(1)および(21)による。
 ※4 イチゴマーク一つが検査1回
 ※5 今シーズン(2017年7月)以降の検査を集計
 ※6 霊山町(福島県伊達市)の範囲は(22)による。
 図-6 福島産イチゴの今シーズン検査状況および伊達市霊山町

 図に示す通り、生産量トップの伊達市の検査結果はありません。伊達市は国が除染が必要だとする毎時0.23マイクロシーベルトを超える(23)地域が広がっています。とくに「霊山町」は顕著です。福島のイチゴは汚染された地域で栽培されています。それでも福島県はそこを検査せずに福島産イチゴは「安全」だと言い出しました。
 福島産は汚染が酷い主産地を避けた検査で「安全」とされ出荷されます。

3.上昇する福島県本宮市産切干大根のセシウム
 以下に福島県本宮市産切干大根のセシウム濃度の推移を示します。
2年連続で上昇する福島県本宮市産切干大根のセシウム
 ※1(1)を集計
 ※2 NDは検出限界未満(見つからない事)を示す。
 ※3 日付けは製造日ないし購入日
 ※4 基準値は(6)による。
 図―7 本宮市産切干大根の検査結果

 図に示しよに基準値が1キログラム当たり500ベクレルから100ベクレルに引き下げられる直前に1キログラム当たり340ベクレルが計測されたのですが、その後約2年間は検査されることなく放置され、1年後の検査で1キログラム当たり51ベクレルのセシウムが見つかり、2年後の2015年の検査で3.3ベクレルまで下がりましたがその後は上昇しました。切干大根はダイコンを天日干しにして作ります(24)。放射能の塵付着してセシウム濃度が上がりそうです。福島では放射能の飛散が加速し(25)、食品の汚染が進んでいるようです。もっと心配なのは放射能が舞い散る福島で暮らす子供達です。放射能は「うつり」ます(26)。
 福島産はセシウム汚染が上昇する事があります。

<余談>
 図表が小さいとご不満の方はこちら、図表をクリックしてください。
 ・他所より低くでる検査で安全とされる福島産
 ・セシウム汚染が酷い産地を避けた検査で安全とされる福島産
 ・セシウム汚染が上昇する事もある福島産
(=^・^=)は不安なので、「買わない」「食べない」「出かけない」の「フクシマ3原則」を決めています。でもこれって(=^・^=)だけではないようです。
 福島ではネギ泥棒が出現したそうです(27)。
ネギの盗難を報じる福島のローカルTV局(FCT)
 ※(28)を引用
 図―8 ネギの盗難を報じる福島のローカルTV局(FCT)

 福島はネギのシーズンです。福島のネギは美味しいそうです(29)。福島県は福島産ネギは「安全」と主張しています(30)。でも、福島県会津若松市のスーパーのチラシには福島産ネギはありません。
他県産はあっても福島産ネギが無い福島県会津若松市のスーパーのチラシ
 ※(31)を引用
 図―9 福島産ネギが無い福島県会津若松市のスーパーチラシ


―参考にさせていただいたサイト様および引用した過去の記事―
(1)報道発表資料 |厚生労働省
(2)モニタリング検査結果【詳細】 - 福島県ホームページ
(3)食品中の放射性物質の検査結果について(第1065報) |報道発表資料|厚生労働省
(4)めげ猫「タマ」の日記 食品中の放射性セシウム検査のまとめ(12月3週)―宮城県産クロダイからセシウム、福島産27件連続ND―
(5)めげ猫「タマ」の日記 ベクレルとシーベルト
(6)食品中の放射性物質への対応|厚生労働省
(7)【みんなが作ってる】 鯛 正月のレシピ 【クックパッド】 簡単おいしいみんなのレシピが280万品
(8)東京都中央卸売市場-統計情報検索を各年1-12月で「大分類⇒鮮魚、中分類⇒たい類、品目(小分類)⇒またい(天然)」で検索
(9)農林水産部 - 福島県ホームページ
(10)(3)中の「1 自治体の検査結果⇒検査結果(PDF:1,152KB) 中のNo4525」
(11)食品中の放射性物質の検査結果について(第1057報) |報道発表資料|厚生労働省中の「1 自治体の検査結果⇒検査結果(PDF:6,451KB) のNo2706」
(12)『聖夜』待つ...おいし~ぃケーキ! 菓子職人が美しく仕上げる:福島民友ニュース:福島民友新聞社 みんゆうNet
(13)甘酸っぱい幸福感!赤くてかわいい、イチゴ! | ふくしま 新発売。
(14)Nスタふくしま20171220 TUFchannel
(15)安全が確認された農林水産物(公開用簡易資料) - 福島県ホームページ
(16)作物統計調査1> 市町村別データ>平成18年産市町村別データ>年次>2006年中の9-5⇒ 野菜(果実的野菜) ⇒福島県
(17)あまーい聖夜にイチゴ収穫 霊山で本格化 | 県内ニュース | 福島民報
(18)航空機モニタリングによる空間線量率の測定結果 | 原子力規制委員会中の「福島県及びその近隣県における航空機モニタリング(平成27年9月12日~11月4日測定) 平成28年02月02日 (KMZ, CSV)」
(19)めげ猫「タマ」の日記 半減期でしか下がらない福島の放射線
(20)避難区域見直し等について - 福島県ホームページ
(21)農林水産物モニタリング情報 - ふくしま新発売。をイチゴ、イチゴ(施設)で検索
(22)霊山町 - Wikipedia
(23)国(環境省)が示す毎時0.23マイクロシーベルトの算出根拠|東京都環境局 その他について
(24)切り干し大根の作り方
(25)めげ猫「タマ」の日記 勝手に福島10大ニュース(2017)
(26)めげ猫「タマ」の日記 放射能はうつる
(27)ニュース|福島中央テレビ
(28)中の「2017年12月25日(月)放送」
(29)郡山市の伝統野菜「阿久津曲がりねぎ」/郡山市
(30)(15)やさい編 [PDFファイル/175KB]
(31)アピタ会津若松店│「イイこと、プラス。」 アピタ・ピアゴ

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  1. 2017/12/27(水) 21:38:47|
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