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めげ猫「タマ」の日記

一寸気になったどうでもいい事を記事に

食品中の放射性セシウム検査のまとめ(1月2週)―福島はイチゴの安全宣言、汚染産地の検査はありません。―

 食品中の放射性物質の検査結果を厚生労働省は発表しています(1)。また、厚労省以外の発表もあります(2)。1月2週中の食品中の放射性セシウムの検査結果が発表になったので(3)、まとめてみました。お買い物のの参考になればいいかなと思います。昨年に続き今年も早々にセシウム入り食品が見つかっています(4)。牛肉を除く検査結果の概要は以下の通りです。
  ①検査数 723件
  ②平均は、1キログラム当たり0.5ベクレル、最大71ベクレル(福島県産ヤマメ)。

今週は基準超はありませんが、データからは
 ・福島はイチゴの安全宣言、汚染産地の検査はありません。
 ・茨城県、千葉県産スズキからセシウム、福島県いわき市産は32件連続ND
 ・上昇する福島県産コモンカスベのセシウム
等の特徴が認められ、福島産はおよそ「安全」とは言えません。

1.福島はイチゴの安全宣言、汚染産地の検査はありません。
 イチゴの日は1月5日と1月15日の年2回あります(7)。今日は1月10日でイチゴの日と日の間の中間日でしょうか?福島もイチゴの産地だそうです(8)。福島でも昨年末からイチゴの収穫がはじまりました(9)。
 これにあわせてでしょうか?福島県はいちごの「安全宣言」を出しました(10)。確り検査していて欲しいと思います。以下に福島県のイチゴの生産量を示します。
伊達市がトップの福島のイチゴ生産
 ※(11)より作成
 図―1 福島のイチゴの生産量

 図に示す通り伊達市がトップです。同市霊山町ではイチゴの収穫作業がはじまりました(9)。子供達が食べる物です。確り検査して欲しいともいます。以下に検査状況を示します。
汚染されている伊達市産イチゴを検査しない福島県
 ※1 (12)のデータを(13)に示す手法で1月1日に換算
 ※2 旧避難区域は(14)による
 ※3 イチゴの検査状況は(1)および(15)による。
 ※4 イチゴマーク一つが検査1回
 ※5 今シーズン(2017年7月)以降の検査を集計
 ※6 霊山町(福島県伊達市)の範囲は(16)による。
 図-2 福島産イチゴの今シーズン検査状況および伊達市霊山町

 図に示す通り、生産量トップの伊達市の検査結果はありません。伊達市は国が除染が必要だとする毎時0.23マイクロシーベルトを超える(17)地域が広がっています。とくに「霊山町」は顕著です。福島のイチゴは汚染された地域で栽培されています。それでも福島県はそこを検査せずに福島産イチゴは「安全」だと言い出しました。
 福島産は汚染が酷い主産地を避けた検査で「安全」とされ出荷されます。

2.茨城県、千葉県産スズキからセシウム、福島県いわき市産は32件連続ND
 海に県境があったとしても、魚は自由に行き来できます。県境付近の魚はほぼ同じ物とみなせます。図ー2に示す様に福島県いわき市は福島県沿岸部南部に位置し茨城県に接しています。昨年の記事で福島県いわき市産スズキからはセシウムが見つからないのに、茨城県やその先の千葉県産からはセシウムが見つからない旨を書きました。データが追加になったので以下に記載します。
茨城・千葉県産からは見つかっても福島・いわき市産スズキから見つからないセシウム
 ※1(1)を集計
 ※2 NDは検出限界未満(見つからない事)を示す。
 ※3 日付けは捕獲日
 ※4 淡水を除く
 図―3 スズキの検査結果

 いわき市が県境を接する茨城県やその先の千葉産スズキからはセシウムが見つかっているのに福島県が検査した福島県いわき市産スズキからはセシウムが見つかっていません。2017年4月1日以降で32件連続NDです。
 スズキ等の福島産農水産物の出荷前検査は、厚生労働省の発表(1)を見ると福島県農業総合センターが実施しています。ここは福島県農林水産部に属しており(18)、中立性に疑問があります。
 福島産は他よりも低く出る検査で安全とされ出荷されます。 

3.上昇する福島県産コモンカスベのセシウム
 以下に福島県産コモンカスベ(魚)の検査結果を示すます。
上昇する福島産コモンカスベのセシウム
 ※1(1)を集計
 ※2 NDは検出限界未満(見つからない事)を示す。
 ※3 日付けは捕獲日
 図―4 福島県産コモンカスベの検査結果

 図に示す様に上昇傾向を示しています。
 福島産はセシウム濃度が上昇する事があります。


<余談>
 図表が小さいとご不満の方はこちら、図表をクリックしてください。
 ・セシウム汚染が酷い産地を避けた検査で安全とされる福島産
 ・他所より低くでる検査で安全とされる福島産
 ・セシウム濃度が上昇する事がある福島産
これでは福島の皆様は不安だと思います。
 図―1に示す様に福島県いわき市は福島県第二のイチゴの産地です。同市では今年もイチゴ狩りが始まりました。同市のイチゴは甘くてジューシーだそうです(19)。福島県は福島産イチゴは「安全」だと主張しています(10)。でも、福島県いわき市のスーパーのチラシには福島産イチゴはありません。
他県産はあっても福島産イチゴが無い福島県いわき市のスーパーのチラシ
 ※(20)を引用
 図―5 福島産イチゴが無い福島県いわき市のスーパーのチラシ

 当然の結果です。(=^・^=)も福島県いわき市の皆さまを見習い「フクシマ産」は食べません。


―参考にさせていただいたサイト様および引用した過去の記事―
(1)報道発表資料 |厚生労働省
(2)モニタリング検査結果【詳細】 - 福島県ホームページ
(3)食品中の放射性物質の検査結果について(第1066報) |報道発表資料|厚生労働省
(4)めげ猫「タマ」の日記 食品中の放射性セシウム検査のまとめ(2017年)―デタラメな検査で安全とされる福島産―
(5)めげ猫「タマ」の日記 ベクレルとシーベルト
(6)食品中の放射性物質への対応|厚生労働省
(7)1月5日は「いちごの日」ですが、果物とは関係ありません
(8)甘酸っぱい幸福感!赤くてかわいい、イチゴ! | ふくしま 新発売。
(9)あまーい聖夜にイチゴ収穫 霊山で本格化 | 県内ニュース | 福島民報
(10)安全が確認された農林水産物(公開用簡易資料) - 福島県ホームページ
(11)作物統計調査1> 市町村別データ>平成18年産市町村別データ>年次>2006年中の9-5⇒ 野菜(果実的野菜) ⇒福島県
(12)航空機モニタリングによる空間線量率の測定結果 | 原子力規制委員会中の「福島県及びその近隣県における航空機モニタリング(平成27年9月12日~11月4日測定) 平成28年02月02日 (KMZ, CSV)」
(13)めげ猫「タマ」の日記 半減期でしか下がらない福島の放射線
(14)避難区域見直し等について - 福島県ホームページ
(15)農林水産物モニタリング情報 - ふくしま新発売。をイチゴ、イチゴ(施設)で検索
(16)霊山町 - Wikipedia
(17)国(環境省)が示す毎時0.23マイクロシーベルトの算出根拠|東京都環境局 その他について
(18)農林水産部 - 福島県ホームページ
(19)あたたかい温室でいちご狩りを楽しもう!2018 | いわき市 観光情報サイト
(20)ヨークベニマル/お店ガイド
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  1. 2018/01/10(水) 19:54:01|
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