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めげ猫「タマ」の日記

一寸気になったどうでもいい事を記事に

食品中の放射性セシウム検査のまとめ(1月4週)―茨城産アンコウからセシウム、福島産は366件連続ND―

 食品中の放射性物質の検査結果を厚生労働省は発表しています(1)。また、厚労省以外の発表もあります(2)。1月4週中の食品中の放射性セシウムの検査結果が発表になったので(3)、まとめてみました。お買い物のの参考になればいいかなと思います。先週に続き今週もしっかりセシウム入り食品が見つかっています(4)。牛肉を除く検査結果の概要は以下の通りです。
  ①検査数711件
  ②平均は、1キログラム当たり1ベクレル、最大53ベクレル(千葉県産シイタケ)。
基準超はありませんが、今週のデータから
・茨城産アンコウからセシウム、福島産は366件連続ND
・福島市ではイチゴ園開園中、検査結果がありません。
・上昇する福島県二本松市産干柿のセシウム
との特徴が読み取れ「福島産」は「安全」とは言えません。

1.茨城産アンコウからセシウム、福島産は366件連続ND
 茨城産アンコウからセシウムが見つかったと発表がありました(7)。福島産が気になります。以下に2016年4月以降の検査結果を示します。
宮城・茨城産からは見つかっても福島産アンコウからは見つからないセシウム
 ※1(1)を集計
 ※2 NDは検出限界未満(見つからない事)を示す。
 ※3 日付けは捕獲日
 図―1 アンコウの検査結果 

 図に示すり、茨城産だけでなく宮城産からは見つかっていますが、福島産アンコウからは見つかっていません。厚生労働省の発表(1)を数えると366件連続で検出限界未満(ND)です。隣県の茨城産や宮城産からは見つかっているのに汚染源がある福島産からは見つからないとはおかしな話です。アンコウ等の福島産農水産物の出荷前検査は、厚生労働省の発表(1)を見ると福島県農業総合センターが実施しています。ここは福島県農林水産部に属しており(8)、中立性に疑問があります。
 福島産は他よりも低く出る検査で安全とされ出荷されます。

2.福島市ではイチゴ園開園中、検査結果がありません。 
 福島はくだもの王国を自称しています(9)。でも、福島県全域でくだものの栽培がさかんな訳ではありません。概ね福島市を中心とする福島盆地です(10)。福島市にはフルーツラインと呼ばれる道路があり、そこには多くの果樹園があります(11)。イチゴが果物か否かは議論がありますが(12)果物とすれば福島のフルーツライン沿いでは
 1~5月  イチゴ(13)
 6月    サクランボ
 7~9月  モモ
 8~10月 ナシ
 8~12月 リンゴ(14)
とほぼ年間を通じて果物狩りが楽しめます。今年もイチゴ園が開園しました(13)。以下に検査状況を示します。
汚染されている福島市産のイチゴを検査しない福島県
 ※1 (15)のデータを(16)に示す手法で1月1日に換算
 ※2 旧避難区域は(17)による
 ※3 イチゴの検査状況は(1)および(18)による。
 ※4 イチゴマーク一つが検査1回
 ※5 今シーズン(2017年7月)以降の検査を集計
 図-2 福島市とイチゴの検査状況

 図に示す通り福島市では国が除染が必要とする毎時0.23マイクロシーベルトを超えた(19)地域が広がっています。でも、検査結果がありません。それでも福島県は福島産イチゴは検査で「安全」を確認したと主張しています(20)。
 福島産はセシウム汚染が酷い産地を避けた検査で安全とされます。

3.上昇する福島県二本松市産干柿のセシウム
 福島県二本松市産干柿から1キログラム当たり48ベクレルのセシウムが見つかったと発表がありました(21)。以下に推移を示します。
2016年度に比べ上昇した2017年度の福島県二本松市産干し柿のセシウム
 ※1(1)を集計
 ※2 NDは検出限界未満(見つからない事)を示す。
 ※3 日付けは製造日
 図―3 福島県二本松市産干柿の検査結果 

 図に示す通り2017年度は16年度に比べ上昇しています。
 福島産はセシウム濃度が上昇する事があります。

<余談>
 図表が小さいとご不満の方はこちら、図表をクリックしてください。
 ・他所より低くでる検査で安全とされる福島産
 ・セシウム汚染が酷い産地を避けた検査で安全とされる福島産
 ・セシウム濃度が上昇する事がある福島産
 これでは不安なので(=^・^=)は「買わない」「食べない」「出かけない」の「フクシマ3原則」を決めています。でもこれって(=^・^=)だけではないみたいです。
 福島県が力を入れている農林産品に「ナメコ」があります(22)。1~3月が出荷のピークです(23)。福島県いわき市はナメコの産地です。同市産ナメコは美味しいそうです(24)。生産者は「安全」だと言っています(25)。でも、福島県いわき市のスーパーのチラシには福島産ナメコはありません
他県産はあっても福島産ナメコが無い福島県いわき市のスーパーのチラシ
 ※(26)を引用
 図―4 福島産ナメコが無い福島県いわき市のスーパーのチラシ


―参考にさせていただいたサイト様および引用した過去の記事―
(1)報道発表資料 |厚生労働省
(2)モニタリング検査結果【詳細】 - 福島県ホームページ
(3)食品中の放射性物質の検査結果について(第1068報) |報道発表資料|厚生労働省
(4)めげ猫「タマ」の日記 食品中の放射性セシウム検査のまとめ(1月3週)―茨城ヤナギムシガレイからセシウム、福島いわきは95件連続ND―
(5)めげ猫「タマ」の日記 ベクレルとシーベルト
(6)食品中の放射性物質への対応|厚生労働省
(7)(3)中の「1 自治体の検査結果⇒検査結果(PDF:9,304KB) ⇒No3057」
(8)農林水産部 - 福島県ホームページ
(9)福島県くだもの消費拡大委員会ホームページ
(10)くだものづくりがさかんな福島盆地
(11)福島県道5号上名倉飯坂伊達線 - Wikipedia
(12)いちごやメロンは野菜なの? 果物コラム
(13)いちご狩り2018 – 一般社団法人福島市観光コンベンション協会公式ページ
(14)くだもの狩り情報
(15)航空機モニタリングによる空間線量率の測定結果 | 原子力規制委員会中の「福島県及びその近隣県における航空機モニタリング(平成27年9月12日~11月4日測定) 平成28年02月02日 (KMZ, CSV)」
(16)めげ猫「タマ」の日記 半減期でしか下がらない福島の放射線
(17)避難区域見直し等について - 福島県ホームページ
(18)農林水産物モニタリング情報 - ふくしま新発売。を「イチゴ、イチゴ(施設)」で1月23日に検索
(19)国(環境省)が示す毎時0.23マイクロシーベルトの算出根拠|東京都環境局 その他について
(20)安全が確認された農林水産物(公開用簡易資料) - 福島県ホームページ
(21)(3)中の「2 緊急時モニタリング又は福島県の検査結果⇒検査結果(PDF:645KB) ⇒No367」
(22)ふくしまイレブンエッセイ - 福島県ホームページ
(23)福島県の旬(出回り時期) 野菜編
(24)なめこ一筋・加茂農産(いわき市) | ふくしま 新発売。
(25)なめこへのこだわり|いいカモくんの加茂農産
(26)イオンいわき店
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テーマ:どうでもいい報告 - ジャンル:日記

  1. 2018/01/23(火) 19:46:49|
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